コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

藤井聡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藤井 聡
(ふじい さとし)
内閣官房より公表された肖像
人物情報
生誕 (1968-10-15) 1968年10月15日(56歳)
日本の旗 日本
 奈良県生駒市
国籍 日本の旗 日本
出身校 大阪教育大学附属高等学校平野校舎
京都大学学士修士博士
学問
時代 20世紀
21世紀
活動地域 日本の旗 日本
学派 保守主義
プラグマティズム
現代貨幣理論
グローバリズム
新自由主義
表現者グループ
研究分野 土木工学
社会心理学
行動経済学
社会工学
総合政策学
研究機関 京都大学
ヨーテボリ大学
東京工業大学
カールスタッド大学
学位 工学士
修士(工学)
博士(工学)
特筆すべき概念 国土強靭化(列島強靭化)
影響を受けた人物 森田実西部邁伊藤貫宮沢孝幸
学会 研究・主張の項を参照
主な受賞歴 受賞の項を参照
公式サイト
公式ウェブサイト
テンプレートを表示
藤井聡
YouTube
チャンネル
活動期間 2015年5月 -
ジャンル 政治経済
登録者数 約5.82万人
総再生回数 5,67万0,420回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年3月2日時点。
テンプレートを表示

藤井 聡(ふじい さとし、1968年昭和43年〉10月15日 [1]- )は、日本土木工学者社会工学者評論家学位博士(工学)京都大学1998年)。京都大学大学院工学研究科教授、同大学レジリエンス実践ユニット長。カールスタード(カールスタッド)大学客員教授。『表現者クライテリオン編集長

京都大学大学院工学研究科助教授東京工業大学大学院理工学研究科教授、第24次安倍内閣内閣官房参与防災減災ニューディール政策担当)などを歴任した。

人物

[編集]

奈良県生駒市出身。京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻教授及び同大学レジリエンス実践ユニット長を務めるとともに、統計数理研究所リスク解析戦略研究センター客員教授[2]早稲田大学意思決定研究所招聘研究員[3]などを兼任した。また、京都大学地域連携教育研究推進ユニット教授を務めるとともに[4]、内閣官房国土強靱化推進室ナショナル・レジリエンス懇談会座長[5]、一般社団法人日本モビリティ・マネジメント会議理事長[6]、京都大学土木会評議員、カールスタッド大学客員教授[7]などのような役職も兼任していた。過去には第2次安倍晋三内閣内閣官房参与も務めた。シミュレーション及び行動経済学のテーマで博士(工学)学位を取得した[8]。この時制作した交通需要分析モデル、ピーキャッツは日本国政府やフロリダ州でも採用された。心理学科経済産業研究所[9]や学際ユニット[10]での諸研究など、「実践的総合政策論及び人文社会科学研究」が専門である[11]

経歴

[編集]

1968年、奈良県生駒市生まれ。大阪教育大学附属高等学校平野校舎京都大学工学部土木工学科を経て、同大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了。1993年より京都大学工学部交通土木工学教室・起終点施設学研究室助手

1998年、京都大学において博士(工学)学位を取得[8](いわゆる論文博士[12])。

1998年ヨーテボリ大学客員研究員(心理学科認知・動機・社会心理学研究室)、2000年京都大学大学院工学研究科土木システム工学専攻助教授(社会システム工学講座)、2002年東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻助教授、2006年同専攻教授を経て、2009年に京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻教授に就任。2011年京都大学レジリエンス研究ユニット長(2016年よりレジリエンス実践ユニット長)、2018年カールスタッド大学客員教授

2012年、持論の列島強靭化論が、第2次安倍晋三内閣が掲げる「国土強靭化政策」の原型になる。同年12月26日付で第2次安倍晋三内閣の内閣官房参与(防災・減災ニューディール政策担当)に任命された。2018年12月28日、安倍政権による消費税増税のリスクは高いとして、内閣官房参与を辞任した[13]

2018年、表現者クライテリオン編集長に就任。

2019年9月よりウェブマガジン配信サービス「foomii」で「藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~」を配信中。

受賞

[編集]
「個人の生活行動と 動的な交通流を考慮した交通需要予測手法に関する基礎的研究[総合題目]」[15]
  • 2003年度:土木学会論文賞[16] (土木学会)
「土木計画における社会的ジレンマ解消に向けた理論的・実証的研究[総合題目]」[15]
  • 2005年度:日本行動計量学会林知己夫賞 (優秀賞)[17] (日本行動計量学会)
「リスク態度と注意-状況依存 焦点モデルによるフレーミング効果の計量分析-」[15]
  • 2005年度:第26回日本道路会議奨励賞
「村上春樹にみる近代日本のクロニクル」[15]
  • 2007年度:文部科学大臣表彰・若手科学者賞[18]
「社会的ジレンマについての処方的研究」[15]
  • 2008年度:第4回米谷・佐佐木賞[19] (社団法人システム科学研究所)
「交通シミュレーション・交通行動変容・社会的都市交通施策研究」[15]
  • 2008年度:交通図書賞[20] (財団法人交通協力会)
「モビリティ・マネジメント入門」(共著)[15]
「地域コミュニティ保守行動に 関する進化論的検討:階層淘汰論に基づく利他的行動の創発に関する理論的分析」[15]
「社会的ジレンマに関する社会科学的工学研究とその実践」[15]
  • 2018年度:土木学会研究業績賞[23](土木学会)
「土木とシティズンシップの学校教育に資する交通・防災・まちづくり・くにづくりの実践研究」[15]
  • 2023年度:the International Award for Excellence for Volume 7 of The Journal of Tourism and Leisure Studies

研究

[編集]

土木工学関連の学会(土木学会・交通工学研究会・日本都市計画学会・日本災害情報学会など)を中心に、哲学(応用哲学会)、心理学日本心理学会日本社会心理学会・日本行動計量学会など)や教育学(日本社会科教育学会)の諸学会に所属している。主な研究内容は、

など。パースらのプラグマティズムの思想に基づき、このような研究活動を実践活動の一環として推進しており、交通計画やモビリティ・マネジメントについての実践活動や、言論・評論活動も併せて進めている[24]

主張・批判

[編集]

大衆社会論

[編集]

オルテガハイデガーなどの社会哲学に基づいた大衆社会研究を多面的に実践・展開している。現代日本において、大衆社会化、すなわち軽薄なイデオロギーや私利私欲を追求する一方、社会秩序や伝統的価値を破壊する社会病理現象が深刻化しつつあることを指摘している[30]。そして、大衆社会の諸現象を学術的・哲学的に論ずると共に、大衆社会への処方的アプローチとして、政治・経済・社会の様々な分野において、大衆社会の諸問題に実践的に取り組んでいる。昨今では、そうした実践的社会哲学研究に基づいて、現代日本のポピュリズム政治現象、とりわけ大阪都構想問題についての積極的な実践的言論活動を展開している[31][32]

構造改革・地方分権

[編集]

「社会的ジレンマ」についての社会科学研究を踏まえて、過度な構造改革や自由化は社会的な厚生水準を大幅に低下させることを指摘し、小泉政権下で強力に進められ、現在に至るまで様々な領域で踏襲されている過度な構造改革や自由化あるいは地方分権を批判している[33]規制緩和・構造改革の典型的な問題がタクシー市場にて顕在化しているとし、タクシー市場における適正規制の必要性を論じている[34]。ただし供給過小のインフレ下では供給力を増強するための一つの手法として規制緩和を進めることに合理性があることを認めている[35]

公共事業

[編集]

著書や日刊建設工業新聞へのコラムなどにおいて積極的な財政政策公共事業を行うべきであると主張している。インフラストラクチャー政策については、過去の公共事業に無駄な部分があっただろうことは認める一方で、意味のある公共事業はたくさん残されている、と主張している。防災・インフラストラクチャーの維持更新・国際貿易・国内の生産性向上等のためにどのような公共事業が必要であるかを工学的なデータを用いて解説している。その一方で、財政政策についてはデフレ対策を行わなかったことで2008年までに4000兆円~5000兆円程度の経済損失を被っているとの推計結果を、土木工学における費用便益分析の考え方に基づいて示している[35]。デフレ脱却のために財政出動が不可欠であることを指摘し[36]、上述のインフラ政策に投資することが二重の配当をもたらすワイズスペンディング(賢い支出)であると論じている[37]。デフレ脱却は税収増をもたらすことから、デフレ期の積極財政は財政再建をもたらし、デフレ期の緊縮財政は逆に財政悪化をもたらすことをデータに基づいて指摘している[36]

財政政策はマンデルフレミング効果や公債の中立命題によって効果が乏しいという経済学的な考え方に対して、マンデルフレミングモデルはインフレであることが前提となっておりデフレーションにおいては全く通用しない(→マンデルフレミングモデルも参照)、中立命題も現在の民主党政権でも行っているように日銀による紙幣増刷での国債償還が可能であり、そうすれば中立命題は成り立たない、と批判している[38]

TPP

[編集]

自由貿易を推進する者に対して、彼らにとって自由貿易は全体の利益に繋がる"道徳的"なものである一方、保護貿易は一国の利益にしかならない"不道徳"なものであるという思い込みがあり、そのため彼らは関税が存在することそのものを「悪」とし、その完全撤廃をもたらすことを「善」として信じて疑わないが、実際は過激な自由貿易は利己主義者ばかりの国を生み出し、あらゆる次元の正直者を駆逐して裏切り者をはびこらせることになるため、亡国どころか世界中の人々を不幸の淵に突き落とし、世界を亡ぼすリスクを高めてしまうものであると述べ、そのような自由貿易を「善」と考えること自体を不道徳なものである、と批判している[39][40]。「TPP加入による日本経済回復のシナリオは、デフレ下にあって需要よりも超過した過剰供給分を、海外への輸出に振り向け、それを通して国内の需給アンバランス(すなわち、デフレギャップ)を解消し、景気回復を図ろうとするものであった」[41]とした。

MMT(現代貨幣理論)普及に関する活動

[編集]

2000年代初頭に経済評論家の三橋貴明が主宰するメルマガの執筆陣の1人としてMMT啓発のための言論活動に参加。データに基づき過去20年間継続している日本経済のデフレの原因について、「中央政府の緊縮財政消費増税による」と指摘した[42]

2021年10月には財務省次官である矢野康治が執筆した所謂「矢野論文」について対立する立場を取り、次のようにまとめた[43]

  1. 矢野氏記事内容は財務省の公式パンフレットごときもので、大和魂とは無縁である。
  2. この矢野論文は、国会あるいは国民と財務省との戦いにおいて放たれた弾である。
  3. 矢野論文が言う様な「財政破綻」は、財務省自身が否定している。
  4. 矢野氏の断定とは裏腹に、国債残高・GDPは消費増税や支出カットによるPB赤字縮減で悪化する理論的可能性があり、かつ、日本の現実経済ではその可能性が実現している。

新型コロナウイルス対策に関する主な主張

[編集]

藤井の主な主張は、「リスク・アクセプタンス(リスクの受容)」であり、データに基づいて経済活動を部分的に再開すべきと述べた。具体的には以下の三点である[44]

  1. 「過剰自粛」は経済を疲弊させ、恐ろしい帰結を導く。
  2. だから、そのイベントの開催メリットとデメリットを比較衡量しつつ是々非々で開催/キャンセルを判断すべき、
  3. そして、現下の感染状況では、100人以下のイベントの感染確率は「ほぼゼロ」であるから、その点を踏まえて、その必要性に応じて是々非々で開催判断をすることが適当である。

この主張に対し、「イベントの質を考慮していない。閉鎖空間のイベントは危ない」という批判があった際には、次のように回答した。

「当方の計算は、『そのイベントに感染者が含まれている確率』を計算しているものです。言うまでも無く、感染者がイベントに含まれていなければ感染することはありませんから、当方の確率値は感染率の「上限値」を意味しているのです。したがって、当方の確率値はかなり『悲観的』なものになっているのです」

また新型コロナ感染による死者数より大不況による自殺者数の方が上回るとも指摘し、次のように述べた。

「コロナが蔓延し、昨今ようやく収束し始めたのではないかと言われている中国ですら、その死者数は3000人。これは、上記の大不況による死者数のわずか3%以下の水準に過ぎません。(中略)過剰な自粛を繰り返して、日本経済がさらに疲弊すればまた、瞬くまに自殺者が増加してしまうことは避けられないでしょう」

また2021年7月、元厚生労働省医系技官の木村盛世との共著で『ゼロコロナという病』を出版。政府やメディアの影響による過剰自粛(ゼロコロナ思想)が経済を停滞させ、経済不況による自殺率を増加させていると述べた。同書では京都大学教授の西浦博やテレビ朝日の「モーニングショー」TBSの「ひるおび!」の罪悪を指摘し、テレビ局側から視聴者の恐怖を煽るコメントを求められたと暴露している。

新型コロナウイルス感染症否定運動と現代貨幣理論への手の平返し

[編集]

内海聡らと共に「新型のコロナウィルスは存在しない」、「風邪のコロナは4種類あり、5種類目が追加されたと考えるのが妥当」と主張する団体の主要メンバーで2020年12月に共同宣言を行った[45][46]

(1)政府に対する迅速な指定感染症(2類相当)解除の要請
重症者と死者はインフルエンザよりも圧倒的に少なく、通常のインフルエンザや風邪と同等の扱いにすべきことを数字が明確に示している。
(2)PCR検査による陽性者認定の停止要請
PCR検査とは元来病原体検査のための方法論ではなく、遺伝子の断片を試験管内で増幅する技術である。遺伝子断片が検出され「陽性」判定となったところでそれが病原性を示すという根拠はどこにもない。
(3)感染予防対策としてのマスク着用の推奨停止要請
マスクさえ着用していれば感染予防になるという大きな誤解は他の対策がおろそかになることにも繋がり、かえって危険である。マスクは空気中のゴミ、雑菌、ウイルス、口腔内からの細菌等を集積し溜め込むフィルターであり、国民が正しい着用方法を理解しないままで長期間に渡って同じマスクを着け続け、そのマスクを触れた手指で他への接触や食事をしている現状は感染拡大防止の観点から見ても逆効果である。
(4)政府・自治に対する施策の根拠となる科学的データの提示要請
感染症には、感染性心内膜炎、骨髄炎、皮膚軟部組織感染症、膿瘍、敗血症、多剤耐性菌、劇症型溶血性レンサ球菌など厄介なものが多くある中、今回の新型コロナウイルス感染症にだけ特別な対策が施される理由が不明瞭である。

また藤井は2021年9月に、新型コロナウイルスワクチン接種を行ったことを明らかにした。このような手の平返しのため、独立行政法人日本原子力研究開発機構J‐PARCセンター物質・生命科学ディビジョン中性子源セクション研究副主幹の井田真人理学博士に「コロナが目の前にあったら飲み干せる」と豪語していた過去があるのにワクチン接種した藤井を「あなた方の言説に惑わされて変な方向に行ってしまった一般の人々に対しては、どのように責任をとるの?」と無責任を指摘している[45][47][48][49][50]

適菜収は藤井の所属する「WeRise」について、「武田邦彦や内海聡といった陰謀論者が集まっているトンデモ集団」であり、藤井聡について、「新型コロナという危機に対峙できないだけではなく、自分自身の危機にも対峙できなかった。都合の悪い現実を直視せずに、自己欺瞞を続けてきた」「藤井はMMT(現代貨幣理論)の話をずっとしていましたよね。ところが、新型コロナの補償の話になると、それを引っ込めてしまう」とコロナ禍自粛補償に使えるはずの現代貨幣理論を引っ込める矛盾も指摘している。対談した適菜と中野剛志は藤井について、議論の勝敗だけにこだわる「知識人ごっこ」の輩、と糾弾している[46]

大阪維新の会との対立

[編集]

大阪都構想を巡る議論

[編集]

2015年1月27日、大阪都構想の実現の是非を問う住民投票が同年5月17日に行われる事を受けて、「この住民投票で決まっても、大阪にならない」、「実質は、大阪市を解体して五つの特別区に分割」、「年間2200億円の大阪市民の税金が市外に流出する」、「流出した2200億円の多くが、大阪市外に使われる」、 「特別区の人口比は東京は7割であるのに対して大阪では3割」、「東京23区の人々は、「東京市」が無いせいで損をしている」、「東京の繁栄は『』という仕組みのせいでなく、一極集中の賜」といった指摘をインターネット上で公開[31]

大阪維新の会からの公開討論会の申し入れ

その後、2月2日に大阪維新の会から「間違った情報を流し、市民に誤解を与えている」という抗議と共に公開討論の申し入れをされる。これに対し、

  1. 間違っていると言うもののどこが間違っているのか何の指摘もないため討論を始められない
  2. 「憤りを感じ、強く抗議」と書かれているが「憤りながら抗議」するならそもそも「冷静な議論」は無理
  3. 討論申し入れ以後、ツイッターや記者会見で執拗な罵倒[51][52][53]を繰り返している

という3つの理由からこの申し入れは討論ではなくケンカの申し入れに過ぎないとして、公開討論の申し入れに応じない旨を宣言。根拠を明示しないままの抗議の申し入れや執拗な公衆の面前での罵倒は、大阪府知事・大阪市長及び公党代表幹事長という公権力者による言論封殺であるとしている[32][54]

大阪維新の会は、テレビ放送では政治的中立性や公平性が求められると主張し、藤井が反都構想の集会・講演会に出席しているとして、「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」への藤井の出演を朝日放送に自粛要請するも、朝日放送は藤井の出演を継続させる事を表明[55]

大阪維新の会によるBPOへの申し立て

[編集]

大阪維新の会は、藤井が自民党推薦の候補者らに送ったとされるメールの内容を入手し、番組内で自民側の公約が優位に放送されるよう働きかけた経緯が判明したとして、放送法4条の違反等を理由に2015年10月16日にBPOに調査を申し立てた[56]。翌17日に朝日放送は藤井の番組出演を当面見合わせる事を発表したが、大阪維新の会によるBPO申し立てとは無関係としている[57]

これについて藤井は「私信であるメールを公開されただけでも遺憾」、「どういった経緯で入手したのか」、「公党による窃盗の疑義すらある」とコメントした[58]。自身のホームページに反論文を掲載し、「番組が確保すべき公平さは番組全体の公平さであり、出演者一人一人の公平さではない」、「発言のどこに不公平があったのかを明らかにすべき」と反論した[59][60]

メールの内容を大阪維新の会がホームページで公開している事について藤井は「法律を踏みにじり、市民に恐怖を与える違法行為」、「『通信の秘密は、これを侵してはならない。』という憲法21条違反、『人格権であるプライバシー権を侵害』である」と述べ、こうした違法行為と断固として戦うとしている[61]

本メールの主旨となっている2015年大阪市長選挙2015年大阪府知事選挙はどちらも大阪維新の会の候補者が当確、自民党系候補者はそろって落選となった。この選挙結果により、藤井が批判している大阪都構想の再設計も決定している[62]。藤井は選挙前後で自民党系候補者を応援するだけでなく、大阪の現状を自由民主主義陣営と共産主義陣営が手を組んだ第二次世界大戦に準えて[63]維新と敵対する日本共産党にも機関紙『しんぶん赤旗』のインタビューで自共共闘を呼びかけていた[64]

メールの内容
11月に行われるダブル選挙において、自民党を全力で応援する旨を伝えている。自身が出演している番組において、スタッフが作成したパネルに抗議し、自民党が有利になるよう作り変えさせたと報告。都構想と大阪会議を比較されると大阪会議がしょぼく見えてしまう事から、できるだけ比較させないことが重要であるとした。維新の公約を姑息とした上で、メガリュージョン構想に対する住民の理解度を鑑み、「大大阪圏」と主張すべきであるとしている。その他、「維新公約への攻撃の仕方」という項目で維新との戦い方を進言している。本メールの冒頭にオフレコを願う旨が記述されている[65]
藤井はこのメール内容について『「私信」は、送受信者の共通了解の上に成り立つもので、その共通了解を大幅に割愛して送受信されます。したがって一般公開には、その共通了解を全て追記する必要があります。それを追記すれば、「私信」の中で藤井が行ったと言及しているものは、「維新・自民の公約内容が適切に視聴者に伝えるための、助言」である、ということが明らかになります。』と解説している[66]

二度目の大阪都構想に関する維新との対立

[編集]

2020年10月、二度目の大阪都構想の実現の是非を問う住民投票に際して、大阪維新の会と大阪市財政局の対立(都構想によってコスト218億円増の莫大な赤字が出ると試算を示した大阪市財政局に対し、捏造であると指摘し財政局長の謝罪会見を求めた維新と、その後に財政局側から独自試算の提出を求められた維新が「計算方法はない」と回答した件)については大阪市財政局側を支持、大阪維新の会を批判する立場を取った[67]

禁煙ファシズム論

[編集]

2021年のインタビューにおいて、昨今の喫煙を巡る社会情勢について禁煙ファシズム論を唱えている。喫煙自体に非常に長い歴史を持つことを理由に挙げ、禁煙風潮で喫煙機会を抑圧していくことについて「文化保存の観点から、恐ろしい問題」「極めて非人間的」「ファシズム的な行い」と述べている。分煙の一定程度の導入には理解を示すものの、バーなど喫煙を楽しむとされる場所については文化の一つとして許容すべきであるし、居酒屋なども喫煙席と禁煙席を設けてしかるべきとしている[68]

三沢カヅチカとしての覆面歌手活動

[編集]

2017年頃より三沢カヅチカ名義で歌手活動を開始し、小池百合子を風刺した「豊洲の女」をリリース[69]。三沢は藤井を尊敬するエリートサラリーマンによる謎の覆面歌手という設定で、ライブパフォーマンスでの顔出しからその正体は藤井ではないかという観測もあったが、2022年1月22日放送のロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUBにゲスト出演した藤井本人によって、「豊洲の女」のオンエアがリクエストされるとともに、内閣官房参与(当時)という身分に配慮した結果の自身による覆面歌手活動であったことが「カミングアウト」(藤井談)された。以降は新曲「聞け!俺のインボイス」も発表しライブ活動も行っている[69]

出演・連載

[編集]

テレビ番組

[編集]
レギュラー出演
ゲスト出演

ウェブ番組

[編集]

ラジオ

[編集]
レギュラー出演
ゲスト出演

雑誌連載

[編集]
  • 隔月刊誌『表現者』(ジョルダン)に2013年3月号から「「強靭な国家」を構想する」を連載している。

著書

[編集]

単著

[編集]
  • 「社会的ジレンマの処方箋:都市・交通・環境問題の心理学」(2003/10/1,ナカニシヤ出版)[80]
  • 「土木計画学:公共選択の社会科学」(2008/6/10,学芸出版社)[81]
  • 「なぜ正直者は得をするのか:「損」と「得」のジレンマ」(2009/7/28,幻冬舎幻冬舎新書])[82]
  • 「正々堂々と「公共事業の雇用創出効果」を論ぜよ:人のためにこそコンクリートを」(2010/6/1,日刊建設工業新聞社)[83]
  • 「公共事業が日本を救う」(2010/10/20.文藝春秋文春新書])[84]
  • 「列島強靱化論:日本復活5カ年計画」(2011/5/20,文藝春秋[文春新書])[85]
  • 「救国のレジリエンス:「列島強靭化」でGDP900兆円の日本が生まれる」(2012/2/21,講談社)[86]
  • 「プラグマティズムの作法:閉塞感を打ち破る思考の習慣」(2012/4/18,技術評論社)[87]
  • 「コンプライアンスが日本を潰す」(2012/6/2,扶桑社扶桑社新書])[88]
  • 「維新・改革の正体:日本をダメにした真犯人を捜せ」(2012/11/8,産経新聞出版)[89]
  • 「レジリエンス・ジャパン日本強靭化構想」(2013/6/25,飛鳥新社)
  • 「強靭化の思想:強い国日本を目指して」(2013/6/28,藤井聡著,育鵬社)[90]
  • 「新幹線とナショナリズム」(2013/8/9,朝日新書)[91]
  • 「巨大地震Xデー:南海トラフ地震、首都直下地震に打ち克つ45の国家プログラム」(2013/12/13,光文社)[92]
  • 「大阪都構想が日本を破壊する」(2015/4/6,文藝春秋)[93]
  • 「<凡庸>という悪魔:21世紀の全体主義」(2015/4/25,藤井聡著,晶文社)[94]
  • 「超インフラ論:地方が甦る「四大交流圏」構想」(2015/7/16,PHP研究所)[95]
  • 「スーパー新幹線が日本を救う」(2016/5/20,文春新書)[96]
  • 「国民所得を80万円増やす経済政策:アベノミクスに対する5つの提案」(2016/6/24,晶文社)[97]
  • 「プライマリーバランス亡国論:日本を滅ぼす国の借金を巡るウソ」(2017/5/14),扶桑社)[98]
  • 「クルマを捨ててこそ地方は甦る」(2017/10/13,PHP新書)[99]
  • 「[改訂版]土木計画学:公共選択の社会科学」(2018/8/31,学芸出版社)[100]
  • 「10%消費税が日本経済を破壊する:今こそ真の税と社会保障の一体改革を」 (2018/11/6,晶文社)[101]
  • 「インフラ・イノベーション:強くて豊かな国をつくる日本再生プロジェクト」(2019/4/27,育鵬社)[102][103]
  • 「令和日本・再生計画:前内閣官房参与の救国の提言」(2019/5/31,小学館新書)[104]
  • 「MMTによる令和「新」経済論:現代貨幣理論の真実」(2019/10/28,晶文社)[105]
  • 「[令和版]公共事業が日本を救う:「コロナ禍」を乗り越えるために」(2020/6/2,育鵬社)[106]
  • 「新・政の哲学」(2020/8/12,青林堂)[107]
  • 「都構想の真実 「大阪市廃止」が導く日本の没落」(2020/10/12,啓文社書房)[108]
  • 「自粛と緊縮で日本は自滅する」(2020/10/23,ビジネス社)[109]
  • 「なぜ、日本人の9割は金持ちになれないのか」(2021/11/17,ポプラ社)[110]
  • 「超入門MMT」(2021/12/6,エムディエヌコーポレーション)[111]
  • 「日本を喰う中国:「蝕む国」から身を守るための抗中論」(2021/12/8,ワニブックスPLUS新書)[112]
  • 「[令和版]プライマリーバランス亡国論:PB規律凍結で日本復活!」(2022/6/17,育鵬社)[113]
  • 「人を動かす正論の伝え方」(2022/9/11,クロスメディア・パブリッシング)[114]
  • 「グローバリズム植民地ニッポン」(2022/10/8,ワニブックスPLUS新書)[115]
  • 「日本滅亡論:中国に喰われるか、大国に返り咲くか」(2022/11/15,経営科学出版)
  • 「安い国ニッポンの悲惨すぎる未来:ヒト・モノ・カネの全てが消える」(2023/3/15,経営科学出版)[116]
  • 「過剰医療の構造」(2024/2/1,ビジネス社)[117]

共著

[編集]

編著

[編集]

監修

[編集]
  • 「国土強靭化:日本、アジア、そして世界における災害と対峙する」(2014/11/25,藤井聡監修/自民党国土強靭化総合調査会編集,東亜総研)[153]
    • 英語版『Kyojinka Building National Resilience』(アスペクト、2014年)
  • 「マンガでわかるこんなに危ない!?消費増税」(2019/6/28,消費増税反対botちゃん著/藤井聡監修,ビジネス社)[154]
  • 「マンガでわかるこんなにヤバいコロナ大不況:消費税凍結とMMTが日本経済を救う!」(2020/7/31,消費増税反対botちゃん著/藤井聡監修,ビジネス社)
  • 「マンガでわかるこんなに危ない!?日本経済」(2020/9/3,消費増税反対botちゃん著/藤井聡監修,ビジネス社)[155]

寄稿文

[編集]

外部リンク

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 大阪都知事大阪市長ダブル選挙を前に出演した朝日放送「おはようコールABC」における番組演出について触れた私的メールが大阪維新の会によって暴露され、同時にその内容が放送法に違反するとして大阪維新の会によってBPOに審査の申立が行われた[70][71][72]。2015年10月24日放送回より番組出演を一時休養したが翌月2015年11月28日放送回より復帰した。

出典

[編集]
  1. ^ 藤井 聡 教授 – 京都大学 都市社会工学専攻 藤井研究室”. 2023年9月30日閲覧。
  2. ^ リスク解析戦略研究センター 統計推理研究所
  3. ^ 意思決定研究所 早稲田大学
  4. ^ 地域連携教育研究推進ユニット 京都大学学際総合教育研究推進センター
  5. ^ ナショナル・レジリエンス(防災・減災)懇談会 内閣官房
  6. ^ 日本モビリティ・マネジメント会議 京都大学都市社会工学専攻藤井研究室
  7. ^ Ander Visiting Professors - ウェイバックマシン Karlstad University(2018年6月22日のアーカイブ)
  8. ^ a b 藤井聡「生活行動を考慮した交通需要予測ならびに交通政策評価手法に関する研究」京都大学 博士 (工学)、 乙第9817号、1998年3月23日、NAID 500000156519 
  9. ^ RIETI Alumni Research Institute of Economy, Trade and Industry(RIETI)
  10. ^ レジリエンスについて 京都大学レジリエンス実践ユニット
  11. ^ 大衆社会の処方箋~実学としての社会哲学~:新文明学叢書、北樹出版
  12. ^ 論文の通し番号が「甲」ではなく「乙」になっているため。
  13. ^ 藤井内閣参与が退職=「消費増税はリスク」-政府”. 時事通信社 (2018年12月28日). 2019年10月1日閲覧。
  14. ^ 公益社団法人 土木学会賞 平成9年度受賞一覧”. www.jsce.or.jp. 2019年1月17日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g h i j 京都大学 都市社会工学専攻 藤井研究室
  16. ^ 公益社団法人 土木学会賞 平成15年度受賞一覧”. www.jsce.or.jp. 2019年1月17日閲覧。
  17. ^ 日本行動計量学会について-学会賞|日本行動計量学会(The Behaviormetric Society)”. www.bsj.gr.jp. 2019年1月17日閲覧。
  18. ^ 平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(若手科学者賞)受賞一覧”. 国立国会図書館(文部科学省のアーカイブ). 2019年1月17日閲覧。
  19. ^ 公益事業情報【第4回米谷・佐佐木基金】 | 一般社団法人 システム科学研究所”. www.issr-kyoto.or.jp. 2019年1月17日閲覧。
  20. ^ 交通図書賞の授与実績”. 公益財団法人 交通協力会ホームページ. 2019年1月17日閲覧。
  21. ^ 日本社会心理学会”. www.socialpsychology.jp. 2019年1月17日閲覧。
  22. ^ 日本学術振興会賞|日本学術振興会”. www.jsps.go.jp. 2019年1月17日閲覧。
  23. ^ 公益社団法人 土木学会賞 研究業績賞受賞一覧”. www.jsce.or.jp. 2019年1月17日閲覧。
  24. ^ 京都大学の藤井研究室HPより。
  25. ^ 『プラグマティズムの作法』31 - 32頁
  26. ^ 村上春樹にみる近代日本のクロニクル (PDF)
  27. ^ デモスを恐れる勿れ 柏市政研究会(かみはし泉)
  28. ^ 公益財団法人 国家基本問題研究所”. 公益財団法人 国家基本問題研究所. 2019年1月19日閲覧。
  29. ^ [2020.10.5放送]週刊クライテリオン 藤井聡のあるがままラジオ(KBS京都ラジオ)
  30. ^ 『大衆社会の処方箋』を参照。
  31. ^ a b 【藤井聡】大阪都構想:知っていてほしい7つの事実 | 三橋貴明の「新」日本経済新聞
  32. ^ a b 大阪都構想問題についてー権力による言論封殺には屈しません 藤井聡 サトシフジイドットコム
  33. ^ 幻冬舎新書『なぜ正直者は得をするのか-「損」と「得」のジレンマ』より
  34. ^ 東京交通新聞のコラム。ここでも読める。
  35. ^ a b livedoorニュース『公共事業が日本を救う!=藤井聡教授が日本経済復活の会で訴える.』
  36. ^ a b 平成22年東北経済連合会講演資料より。
  37. ^ 文春新書『公共事業が日本を救う』を参照
  38. ^ 日刊建設工業新聞コラム。ここでも読める。詳しい議論はこちら
  39. ^ なぜ正直者は得をするのか-「損」と「得」のジレンマ 幻冬舎新書
  40. ^ 「TPP」で世界は亡ぶ|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」への寄稿
  41. ^ 日本復興計画 ~「東日本復活5年計画」と「列島強靱化10年計画」~、藤井研究室、平成23年3月23日
  42. ^ 監訳者に聞く 「MMT(現代貨幣理論)」とは何か?(2)”. NetIB-News. 2021年12月27日閲覧。
  43. ^ @SF_SatoshiFujii (2021年10月10日). "該当ツイート". X(旧Twitter)より2021年12月27日閲覧
  44. ^ 【藤井聡】人命の「殺傷能力」は、コロナよりも「大不況」の方が圧倒的に高い。”. Newscast. 2021年12月27日閲覧。
  45. ^ a b 新型のコロナ感染症予防対策についての共同宣言 | WeRise” (2020年12月8日). 2021年9月30日閲覧。 “厚生労働省は、自粛の必要性について、その科学的根拠を示すべきである。 また、新型コロナウイルスの存在を示す根拠となる科学論文を示すべきである。 武田邦彦・吉野敏明・大橋眞・矢作直樹・藤井聡・内海聡・井上正康 ”
  46. ^ a b 議論の勝敗だけにこだわる「知識人ごっこ」の輩を実名で糾弾する【中野剛志×適菜収】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)”. BEST TiMES(ベストタイムズ). 2021年9月30日閲覧。 “適菜:「WeRise」って、武田邦彦や内海聡といった陰謀論者が集まっているトンデモ集団でしょう。ウェブサイトでは、《新型コロナウイルス感染症はメディアが作り出した怪物》などと謳っていた。藤井聡は新型コロナという危機に対峙できないだけではなく、自分自身の危機にも対峙できなかった。都合の悪い現実を直視せずに、自己欺瞞を続けてきたわけですから。例えば、結構いろんな人が指摘しているのですが、藤井はMMT(現代貨幣理論)の話をずっとしていましたよね。ところが、新型コロナの補償の話になると、それを引っ込めてしまう。”
  47. ^ https://twitter.com/miakiza20100906/status/1438051246619836418?s=19”. Twitter. 井田真人,独立行政法人日本原子力研究開発機構 J‐PARCセンター 物質・生命科学ディビジョン 中性子源セクション 研究副主幹. 2021年9月30日閲覧。
  48. ^ https://twitter.com/miakiza20100906/status/1437907653020110848”. Twitter. 井田真人,独立行政法人日本原子力研究開発機構 J‐PARCセンター 物質・生命科学ディビジョン 中性子源セクション 研究副主幹. 2021年9月30日閲覧。
  49. ^ https://twitter.com/miakiza20100906/status/1438051246619836418”. Twitter. 井田真人,独立行政法人日本原子力研究開発機構 J‐PARCセンター 物質・生命科学ディビジョン 中性子源セクション 研究副主幹. 2021年9月30日閲覧。
  50. ^ ワクチンを打つべきか打たざるべきかを統計データで考える ~モデルナ/ファイザーの想定致死率とコロナ致死率・死亡率との比較~”. foomii(フーミー). 2021年9月30日閲覧。 ““当方はこの度この表に基づいて職域接種の申し込み判断を行いました”:  藤井聡「ワクチンを打つべきか打たざるべきかを統計データで考える」”
  51. ^ その通りです。大阪市民の税金が大阪市外に出ていくと騒いでいる内閣参与のバカ学者は、大阪都構想の制度設計図を何も読んでいません 橋下徹(@hashimoto_lo)、2015年2月1日14:52 のTweet
  52. ^ 「抜群に地頭が弱い」(引用)[出典無効]
  53. ^ バカな学者の典型です。学長になって初めて大阪都構想の意味が分かるでしょう。 橋下徹(@hashimoto_lo)、2015年1月27日19:26 のTweet
  54. ^ 【藤井聡「都構想問題」声明文】「権力による言論封殺には屈しません」(H27/2/7) - YouTube
  55. ^ 橋下氏の自粛要請に応じず 藤井聡氏の出演「続投」明言 朝日放送”. 産経新聞. 2015年4月12日閲覧。
  56. ^ “大阪維新、BPOに申し立て ダブル選めぐり朝日放送番組を問題視”. 産経新聞. (2015年10月16日). https://www.sankei.com/article/20151016-E2ARXVLLVJMWXNMVLVGDB7CNKA/ 2015年10月17日閲覧。 
  57. ^ “都構想批判、藤井氏の番組出演見合わせ 朝日放送 維新のBPO申し立てとは「無関係」”. 産経新聞. (2015年10月17日). https://web.archive.org/web/20151017102410/http://www.sankei.com/west/news/151017/wst1510170038-n1.html 2015年10月17日閲覧。 
  58. ^ 藤井教授、橋下維新のメール暴露に批判”. デイリースポーツ (2015年10月18日). 2015年10月18日閲覧。
  59. ^ 藤井教授、橋下維新のメール暴露に批判 (2)”. デイリースポーツ (2015年10月18日). 2015年10月18日閲覧。
  60. ^ 藤井聡 (2015年10月17日). “【維新メール問題声明文】大阪維新の会による藤井のTV出演の取りやめ誓願含意を含む不当なBPO申し立てに、遺憾の意を表明します”. 2015年10月18日閲覧。
  61. ^ 藤井聡 (2015年10月19日). “維新による私信の公表は、法律を踏みにじり、市民に恐怖を与える違法行為です。”. 2015年10月20日閲覧。
  62. ^ 大阪ダブル選、維新2氏が当確 「都構想」再設計へ”. 日本経済新聞 (2015年11月23日). 2015年11月23日閲覧。
  63. ^ 『赤旗』に掲載された当方のインタビュー記事の一体どこに、批判される要素があるのでしょうか?”. 大阪都構想を考える (2015年11月14日). 2016年8月19日閲覧。
  64. ^ 藤井聡『民主主義の大阪 みんなで取り戻す』しんぶん赤旗日曜版2015年11月15日号
  65. ^ 申立書 - 大阪維新の会”. 大阪維新の会 (2015年10月16日). 2015年10月16日閲覧。
  66. ^ 『維新BPO申し立て問題:知ってほしい7つの論点』”. 「新」日本経済新聞 (2015年10月20日). 2015年10月20日閲覧。 「大阪都構想」を考える〜適正な有権者判断に資するために〜
  67. ^ Twitter Twitter、2021年12月27日閲覧。
  68. ^ “藤井聡が語る「たばこ税の増税に見る、禁煙ファシズムと日本経済」”. TOKYO HEADLINE (株式会社ヘッドライン). (2021年10月30日). https://www.tokyoheadline.com/580276/ 2021年11月7日閲覧。 
  69. ^ a b "京都大学・藤井聡教授が芸名で歌手活動を本格化!「インボイス超過激ラップ」で「NHK紅白出場」の野望". Asagei Plus. 徳間書店. 25 April 2024. 2024年4月25日閲覧
  70. ^ 藤井教授が「諸般の事情」で番組一時「休養」 朝日放送のBPO審査問題とは関係ないのか”. J-Cast. 2023年3月25日閲覧。
  71. ^ 橋下維新にメール公開された藤井教授 「やり方に恐怖覚える」”. 日刊現代. 2023年3月25日閲覧。
  72. ^ 藤井教授、橋下維新のメール暴露に批判”. デイリースポーツ. 2023年3月25日閲覧。
  73. ^ 報道RUNNER”. カンテレ. 2023年3月24日閲覧。
  74. ^ みんなのニュース報道ランナー”. twitter. 2022年3月24日閲覧。
  75. ^ 東京ホンマもん教室”. TOKYO MX. 2023年3月25日閲覧。
  76. ^ ももいろインフラーZ”. TOKYO MX. 2023年3月25日閲覧。
  77. ^ (日本語) [2019 1 7放送]週刊クライテリオン 藤井聡のあるがままラジオ(KBS京都ラジオ), https://www.youtube.com/watch?v=a8b_K8CWMw8 2019年12月15日閲覧。 
  78. ^ ラジオ|メールアドレス一覧|KBS京都”. www.kbs-kyoto.co.jp. 2019年12月15日閲覧。
  79. ^ 週刊ラジオ「表現者」 | 表現者クライテリオン”. the-criterion.jp. 2019年1月19日閲覧。
  80. ^ 社会的ジレンマの処方箋-都市・交通・環境問題のための心理学-”. ナカニシヤ出版. 2022年9月1日閲覧。
  81. ^ 土木計画学”. 学芸出版社. 2022年9月1日閲覧。
  82. ^ なぜ正直者は得をするのか”. 幻冬舎. 2022年9月1日閲覧。
  83. ^ 正々堂々と公共事業の雇用創出効果を論ぜよ”. 日刊建設工業新聞. 2022年9月1日閲覧。
  84. ^ 公共事業が日本を救う”. 文藝春秋. 2022年9月1日閲覧。
  85. ^ 列島強靭化論:日本復活5カ年計画”. 文藝春秋社. 2022年9月1日閲覧。
  86. ^ 救国のレジリエンス”. 講談社. 2022年9月1日閲覧。
  87. ^ プラグマティズムの作法”. 技術評論社. 2022年9月1日閲覧。
  88. ^ コンプライアンスが日本を潰す”. 扶桑社. 2022年9月1日閲覧。
  89. ^ 維新改革の正体”. 産経新聞出版. 2022年9月1日閲覧。
  90. ^ 強靭化の思想─「強い国日本」を目指して”. 育鵬社. 2022年9月1日閲覧。
  91. ^ 新幹線とナショナリズム”. 朝日新聞出版. 2022年9月1日閲覧。
  92. ^ 巨大地震Xデー”. 光文社. 2022年9月1日閲覧。
  93. ^ 大阪都構想が日本を破壊する”. 文藝春秋. 2022年9月1日閲覧。
  94. ^ 〈凡庸〉という悪魔―21世紀の全体主義―”. 晶文社. 2022年9月1日閲覧。
  95. ^ 超インフラ論”. PHP研究所. 2022年9月1日閲覧。
  96. ^ スーパー新幹線が日本を救う”. 文藝春秋. 2022年9月1日閲覧。
  97. ^ 国民所得を80万円増やす経済政策”. 晶文社. 2022年9月1日閲覧。
  98. ^ “[ttps://www.amazon.co.jp/プライマリー・バランス亡国論-藤井-聡/dp/4594077323 プライマリーバランス亡国論]”. 扶桑社. 2022年9月1日閲覧。
  99. ^ クルマを捨ててこそ地方は蘇る”. PHP研究所. 2022年9月1日閲覧。
  100. ^ 改訂版土木計画学”. 学芸出版社. 2022年9月1日閲覧。
  101. ^ 10%消費税が日本経済を破壊する-今こそ真の税と社会保障の一体改革を”. 晶文社. 2022年9月1日閲覧。
  102. ^ インフライノベーション”. 育鵬社. 2022年9月1日閲覧。
  103. ^ 【特別対談】インフラ・イノベーションが強くて豊かな国をつくる:京都大学大学院教授 藤井聡氏 x タナベ経営 山本剛史”. TCG Review. 2022年9月1日閲覧。
  104. ^ 令和日本再生計画”. 小学館. 2022年9月1日閲覧。
  105. ^ MMTによる令和「新」経済論”. 晶文社. 2022年9月1日閲覧。
  106. ^ 令和版公共事業が日本を救う”. 育鵬社. 2022年9月1日閲覧。
  107. ^ 新政の哲学”. 青林堂. 2022年9月1日閲覧。
  108. ^ 都構想の真実~「大阪市廃止」が導く日本の没落~”. 啓文社書房. 2022年9月1日閲覧。
  109. ^ 自粛と緊縮で日本は自滅する”. ビジネス社. 2022年9月1日閲覧。
  110. ^ (216)なぜ、日本人の9割は金持ちになれないのか”. ポプラ社. 2022年4月20日閲覧。
  111. ^ 超入門MMT”. MdN Corporation. 2022年9月1日閲覧。
  112. ^ 日本を喰う中国”. ワニブックス. 2022年9月1日閲覧。
  113. ^ 令和版プライマリー・バランス亡国論”. 育鵬社. 2022年9月1日閲覧。
  114. ^ 人を動かす「正論」の伝え方”. クロスメディア・パブリッシング. 2022年9月11日閲覧。
  115. ^ グローバリズム植民地ニッポン”. ワニブックス. 2022年11月1日閲覧。
  116. ^ 安い国ニッポンの悲惨すぎる未来”. 経営科学出版. 2023年7月22日閲覧。
  117. ^ 過剰医療の構造”. ビジネス社. 2024年2月10日閲覧。
  118. ^ ポストモータリゼーション”. 学芸出版社. 2022年9月1日閲覧。
  119. ^ 交通公道の分析とモデリング”. 技報堂. 2022年9月1日閲覧。
  120. ^ 自身と人間”. 朝倉書店. 2022年9月1日閲覧。
  121. ^ 土木と景観”. 学芸出版社. 2022年9月1日閲覧。
  122. ^ モビリティマネジメント入門:人と社会を中心に据えた新しい交通戦略”. 学芸出版社. 2022年9月1日閲覧。
  123. ^ 情報化時代の都市交通計画”. コロナ社. 2022年9月1日閲覧。
  124. ^ 崩壊した中国システムとEUシステム”. 藤原書店. 2022年9月1日閲覧。
  125. ^ 日本破滅論”. 講談社. 2022年9月1日閲覧。
  126. ^ 大衆社会の処方箋”. 北樹出版. 2022年9月1日閲覧。
  127. ^ -築土構木の思想―土木で日本を建てなおす―”. 晶文社. 2022年9月1日閲覧。
  128. ^ グローバリズムが世界を滅ぼす”. 文藝春秋. 2022年9月1日閲覧。
  129. ^ 意思決定の処方”. 朝倉書店. 2022年3月25日閲覧。
  130. ^ デモクラシーの毒”. 新潮社. 2022年9月1日閲覧。
  131. ^ 国土学”. 北樹出版. 2022年9月1日閲覧。
  132. ^ 対論炎上日本のメカニズム”. 文藝春秋. 2022年9月1日閲覧。
  133. ^ 北陸から問う土木のちから”. 北日本新聞社. 2014年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月1日閲覧。
  134. ^ 公衆免疫強靱化論”. 啓文社書房. 2022年9月1日閲覧。
  135. ^ 感染列島強靭化論”. 晶文社. 2022年9月1日閲覧。
  136. ^ こうすれば絶対よくなる! 日本経済”. アスコム. 2022年4月20日閲覧。
  137. ^ ゼロコロナという病”. 産経新聞出版. 2022年9月1日閲覧。
  138. ^ 【藤井聡】コロナと「ウクライナ」と消費税でボロボロの日本を立て直す戦略-「日本復活!」を是非ご一読下さい。”. 経世済民新聞. 2022年9月1日閲覧。
  139. ^ 神なき時代の日本蘇生プラン”. ビジネス社. 2022年9月1日閲覧。
  140. ^ (230)消費税減税ニッポン復活論”. ポプラ社. 2022年4月20日閲覧。
  141. ^ 新しい政治の哲学 国民のための政党とは”. 青林堂. 2023年6月10日閲覧。
  142. ^ 豊かな日本はこう作れ!”. ビジネス社. 2023年9月25日閲覧。
  143. ^ インフレ時代の積極財政論”. ビジネス社. 2023年11月28日閲覧。
  144. ^ ヤバい食、潰される農”. ビジネス社. 2024年6月20日閲覧。
  145. ^ 合意形成論”. 土木学会. 2022年9月1日閲覧。
  146. ^ モビリティマネジメントの手引”. 土木学会. 2022年9月1日閲覧。
  147. ^ 経済レジリエンス宣言”. 日本評論社. 2022年9月1日閲覧。
  148. ^ モビリティをマネジメントする”. 学芸出版社. 2022年9月1日閲覧。
  149. ^ ブラック・デモクラシ―民主主義の罠―”. 晶文社. 2022年9月1日閲覧。
  150. ^ 大都市自治を問う”. 学芸出版社. 2022年9月1日閲覧。
  151. ^ 防災まちづくりくにづくり学習”. 悠光堂. 2022年9月1日閲覧。
  152. ^ 歴史の謎はインフラで解ける”. 産経新聞出版. 2022年9月1日閲覧。
  153. ^ 国土強靭化”. 東亜総研. 2022年9月1日閲覧。
  154. ^ マンガでわかるこんなに危ない!?消費増税”. ビジネス社. 2022年4月20日閲覧。
  155. ^ マンガでわかるこんなに危ない!?日本経済”. ビジネス社. 2020年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月20日閲覧。