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藤原有文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
藤原有文
時代 平安時代前期
生誕 不詳
死没 不詳
官位 正五位下上野介
主君 陽成天皇光孝天皇
氏族 藤原北家
父母 父:藤原氏宗、母:丹治明継の娘
兄弟 春景、有家、有文、高範
不詳
成名
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藤原 有文(ふじわら の ありふみ)は、平安時代前期の貴族歌人藤原北家右大臣藤原氏宗の子。官位正五位下上野介

経歴

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従五位下に叙爵後、元慶2年(878年)2月に図書頭、次いで6月に治部少輔に任官。元慶8年(884年)2月に光孝天皇の即位に伴って固美濃関使に任ぜられて不破関に赴いた。その後、3月に復命して伊勢権守に任ぜられた。同年従五位上、次いで11月に正五位下に叙せられている。後に上野介に任ぜられたという。

歌人としても活動し、勅撰和歌集には『後撰和歌集』に1首が入集している[1]

官歴

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注記のないものは『日本三代実録』による。

系譜

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尊卑分脈』による。

脚注

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  1. ^ 『勅撰作者部類』
  2. ^ 『尊卑分脈』

出典

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