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駆虫薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
虫下しから転送)

駆虫薬(くちゅうやく)は寄生虫を殺すか体外に排出するために用いられる薬の一種。虫下し(むしくだし)ともいう。

日本では、昔からセンダンなどの植物やマクリカイニンソウDigenea simplex)などの紅藻が虫下しとして利用されてきた。また、インドなどでもセンダンに近縁なインドセンダンAzadirachta indica)が同様の目的で民間の治療薬として利用されてきた。

主な虫下し

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パモ酸ピルビニウム

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パモ酸ピルビニウムはピルビニウムパモエートともいう。パモ酸ピルビニウムは蟯虫Enterobius vermicularis)の駆除に有効である。この化合物は水には溶けない。また、この化合物は腸管からほとんど吸収されず、経口投与することにより、安全に腸管内で駆虫効果を奏する。

関連項目

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