街並みの美学
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『街並みの美学』(まちなみのびがく)は、建築家・芦原義信の著書。1979年2月、岩波書店刊。
概要
[編集]戦後日本の都市・街に関する書籍で最もポピュラーなものの一つである。
この書籍では「地と図」「内部と外部」といったことから丁寧に解説されている。パリ、ブラジリアなどの街を紹介し,街並みや建築空間について述べている。
芦原はこの書籍で第33回毎日出版文化賞(人文・社会部門)を受賞した。なお1990年3月9日に同時代ライブラリーの1冊として再発行され[1]、2001年4月16日には岩波現代文庫の1冊として再発行されている[2]。
岩波現代文庫版では扉から目次までをi頁からv頁としており[3]、本文は第1部の中扉を1頁とし301頁まで存在する[4]。以上は縦書きであるが[3][4]、巻末に横書きで参考文献が13頁まで掲載されており[5]、扉及び目次と本文(各部の中扉を含む)の間に挿入された1頁そして本文(各部の中扉を含む)と参考文献の間に挿入された2頁を合計し計322頁からなる[2]。
目次
[編集]- I 建築の空間領域[6]
- II 街並みの構成[6]
- III 空間に関するいくつかの考察[7]
- IV 世界の街並みの分析[7]
- V 結び[8]
- あとがき[8]
- 同時代ライブラリー版に寄せて[8]
- 図・写真一覧[8]
- 参考文献[8]
参考文献
[編集]- 芦原義信 著 『街並みの美学』(岩波現代文庫版)岩波書店、2001年4月16日第1刷発行、ISBN 4-00-600049-9