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袖ケ浦火力発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
袖ケ浦火力発電所
袖ケ浦火力発電所(2012年1月)
袖ケ浦火力発電所の位置(千葉県内)
袖ケ浦火力発電所
千葉県における袖ケ浦火力発電所の位置
正式名称 株式会社JERA袖ケ浦火力発電所
日本の旗 日本
所在地 千葉県袖ケ浦市中袖2-1
座標 北緯35度27分49.8秒 東経139度58分47.8秒 / 北緯35.463833度 東経139.979944度 / 35.463833; 139.979944 (袖ケ浦火力発電所)座標: 北緯35度27分49.8秒 東経139度58分47.8秒 / 北緯35.463833度 東経139.979944度 / 35.463833; 139.979944 (袖ケ浦火力発電所)
現況 運転中
運転開始 1号機:1974年8月
2号機:1975年9月
3号機:1977年2月
4号機:1979年8月
事業主体 JERA
発電所
主要動力源 LNG
発電機数 4基
熱効率 1号機:43.0%(LHV)
2~4号機:43.5%(LHV)
発電量
定格出力 総出力:360万kW
  1号機:60万kW
  2号機:100万kW
  3号機:100万kW
  4号機:100万kW
ウェブサイト
袖ケ浦火力発電所
2016年4月1日現在
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袖ケ浦火力発電所(そでがうらかりょくはつでんしょ)は千葉県袖ケ浦市中袖2-1にあるJERA天然ガス火力発電所

概要

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1974年に1号機が運転を開始、4号機までが建設された。2〜4号機の出力は国内最大規模の100万kWである。

発電設備

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  • 総出力:360万kW(2016年4月1日現在)[1]
  • 敷地面積:約100万m2
  • 発電方式:汽力発電方式
1号機(2022年4月から長期計画停止中 4月から2023年の2月まで再稼働中)
定格出力:60万kW
使用燃料:LNG
蒸気条件:超臨界圧Super Critical)
熱効率:43.0%(低位発熱量基準)
営業運転開始:1974年8月
2号機
定格出力:100万kW
使用燃料:LNG
蒸気条件:超臨界圧(SC)
熱効率:43.5%(低位発熱量基準)
営業運転開始:1975年9月
3号機(2023年4月から長期計画停止中7月から再稼働)
定格出力:100万kW
使用燃料:LNG
蒸気条件:超臨界圧(SC)
熱効率:43.5%(低位発熱量基準)
営業運転開始:1977年2月
4号機
定格出力:100万kW
使用燃料:LNG
蒸気条件:超臨界圧(SC)
熱効率:43.5%(低位発熱量基準)
営業運転開始:1979年8月

廃止された発電設備

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緊急設置電源

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2011年3月11日東北地方太平洋沖地震と津波により複数の発電施設が被災し、電力供給力が大幅に低下したため、緊急設置電源が新設された[2][3]

電力需給が逼迫した際に稼働していたが、被災火力発電所の復旧等により、2013年3月31日に全て廃止された[4]

1号系列ガスエンジン(緊急設置電源)(廃止)
発電方式:ガスエンジン発電方式(内燃力発電
定格出力:11万2,200kW(1,100kW × 102台)
使用燃料:LNG
営業運転期間:1-1~102号:2011年7月12日 - 2013年3月31日

付随施設

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発電所内には貯蔵タンクを18基有するLNG基地も建設されており、五井火力発電所及び姉崎火力発電所などへ供給をしている他、近隣の工場に対してLNGの販売も行っている。LNGは東京電力が調達した上で、隣接する東京ガス袖ケ浦LNG基地に気化作業を委託している。

接続送電線

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アクセス

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出典

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  1. ^ 東京電力 袖ケ浦火力発電所
  2. ^ 供給力確保に向けた緊急設置電源の新設について 2011年4月15日
  3. ^ 電気の供給力確保に向けた取り組み(3) 新たな電源設備の緊急設置
  4. ^ 東日本大震災における発電設備に関する復旧計画 (PDF)

関連項目

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外部リンク

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