西ケ原駅
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西ケ原駅 | |
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1番出入口(2008年7月) | |
にしがはら Nishigahara | |
◄N 14 駒込 (1.4 km) (1.0 km) 王子 N 16► | |
所在地 | 東京都北区西ケ原二丁目3-8 |
駅番号 | N15[1] |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
所属路線 | ●[1]南北線 |
キロ程 | 16.4 km(目黒起点) |
電報略号 | ニラ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]8,735人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1991年(平成3年)11月29日[2] |
備考 | 業務委託駅(メトロコマース) |
西ケ原駅(にしがはらえき)は、東京都北区西ケ原二丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)南北線の駅である。駅番号はN 15。
歴史
[編集]- 1986年(昭和61年)2月17日:当駅の建設に先立って、遺跡の発掘調査が行われる[3]。
- 1987年(昭和62年)10月9日:発掘調査期間が終了[3]。
- 1991年(平成3年)11月29日:開業[2]。
- 2002年(平成14年)4月:業務委託駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[4]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[5]。
- 2015年(平成27年)3月13日:発車メロディを変更[6]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地下駅。ホームドアが設置されている。ホームと改札階は階段のほかエレベーター・エスカレーターにより連絡しており、このほか改札外コンコースと地上部を連絡するエレベーターも設置されている。
南北線建設区域周辺は埋蔵文化財包蔵地であり、当駅の建設前には遺跡の発掘調査が実施された[3]。発掘調査は1区 - 5区に分けて実施され、縄文時代および弥生時代の遺構などが多数発掘され、大きな成果を収めた[3]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[7] |
---|---|---|
1 | 南北線 | 赤羽岩淵・浦和美園方面 |
2 | 目黒方面 |
(出典:東京メトロ:構内図)
発車メロディ
[編集]開業時から吉村弘作曲の南北線全駅共通の発車メロディ(発車サイン音)を使用していたが、2015年3月13日にスイッチ制作の当駅オリジナルのメロディに変更されている[6]。
曲は1番線が「桜並木を望んで」(山崎泰之作曲)、2番線が「風のゆくえ」(福嶋尚哉作曲)である[8]。
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗降人員は8,735人である[メトロ 1]。東京メトロの全駅の中で最も利用者が少ない。2019年度までは都営地下鉄の中で最も少ない新高島平駅よりも少なく、東京の地下鉄全線全駅で最も少なかったが、2020年度は国立競技場駅が最少となった。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[10] |
1日平均 乗車人員[11] |
出典 |
---|---|---|---|
1991年(平成 | 3年)[備考 1]2,008 | [* 1] | |
1992年(平成 | 4年)1,268 | [* 2] | |
1993年(平成 | 5年)1,384 | [* 3] | |
1994年(平成 | 6年)1,496 | [* 4] | |
1995年(平成 | 7年)1,514 | [* 5] | |
1996年(平成 | 8年)2,553 | [* 6] | |
1997年(平成 | 9年)2,748 | [* 7] | |
1998年(平成10年) | 2,899 | [* 8] | |
1999年(平成11年) | 2,929 | [* 9] | |
2000年(平成12年) | 3,036 | [* 10] | |
2001年(平成13年) | 3,208 | [* 11] | |
2002年(平成14年) | [12]6,256 | 3,151 | [* 12] |
2003年(平成15年) | [12]6,284 | 3,161 | [* 13] |
2004年(平成16年) | 6,150 | 3,082 | [* 14] |
2005年(平成17年) | 6,100 | 3,038 | [* 15] |
2006年(平成18年) | 6,101 | 3,041 | [* 16] |
2007年(平成19年) | 6,240 | 3,167 | [* 17] |
2008年(平成20年) | 6,245 | 3,126 | [* 18] |
2009年(平成21年) | 6,184 | 3,121 | [* 19] |
2010年(平成22年) | 6,224 | 3,137 | [* 20] |
2011年(平成23年) | 6,201 | 3,139 | [* 21] |
2012年(平成24年) | 6,469 | 3,282 | [* 22] |
2013年(平成25年) | 7,005 | 3,551 | [* 23] |
2014年(平成26年) | 7,747 | 3,901 | [* 24] |
2015年(平成27年) | 8,105 | 4,079 | [* 25] |
2016年(平成28年) | 8,383 | 4,219 | [* 26] |
2017年(平成29年) | 8,523 | 4,282 | [* 27] |
2018年(平成30年) | 8,785 | 4,408 | [* 28] |
2019年(令和元年) | 8,845 | 4,440 | [* 29] |
2020年(令和 | 2年)[メトロ 2]6,653 | ||
2021年(令和 | 3年)[メトロ 3]7,311 | ||
2022年(令和 | 4年)[メトロ 4]8,131 | ||
2023年(令和 | 5年)[メトロ 1]8,735 |
- 備考
- ^ 1991年11月29日開業。開業日から翌年3月31日までの計124日間を集計したデータ。
駅周辺
[編集]- 国立印刷局 東京工場
- 花と森の東京病院
- 旧古河庭園 - 国有財産であり、東京都が借り受けて一般公開している。
- 東京都北区防災センター(地震の科学館)
- 東京消防庁滝野川消防署
- 滝野川公園
- 北区滝野川体育館
- 警視庁滝野川警察署
- 北区滝野川会館
- 北区滝野川文化センター
- 北区立滝野川図書館
- 北区役所滝野川区民事務所
- 北区滝野川福祉保健センター
- 北区滝野川地域包括支援センター
- 西ヶ原郵便局
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)京浜東北線 上中里駅
- 瀧野川女子学園中学校・高等学校
- 七社神社
- 東京ゲーテ記念館
- 渋沢史料館
バス路線
[編集]- 花と森の東京病院
- 北区コミュニティバス(Kバス)(日立自動車交通)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
- ^ a b 荒井正明(帝都高速度交通営団運輸本部計画部施設課)「営団南北線の開業」『鉄道ピクトリアル』第42巻第2号(通巻第555号)、電気車研究会、1992年2月1日、50 - 54頁、ISSN 0040-4047。
- ^ a b c d 東京地下鉄道南北線建設史、pp.641 - 645。
- ^ 『「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ a b 『南北線の発車メロディをリニューアル! 各駅に新しい発車メロディを導入します。』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2015年3月2日。オリジナルの2019年5月10日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ “西ケ原駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月23日閲覧。
- ^ “「南北線」曲目リスト” (PDF). 東京メトロ「南北線」が新駅メロディ採用 制作:株式会社スイッチ. スイッチ (2015年3月2日). 2019年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- ^ 行政資料集 - 北区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ a b 瀬ノ上清二(東京地下鉄鉄道本部運輸営業部運転課)「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第55巻第3号(通巻第759号)、電気車研究会、2005年3月10日、31頁、ISSN 0040-4047。
- 東京地下鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
参考文献
[編集]- 『東京地下鉄道南北線建設史』帝都高速度交通営団、2002年3月31日 。