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西出朝風

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西出にしで 朝風ちょうふう
西出朝風(1918年3月7日撮影)
誕生 1885年10月6日
日本の旗 日本 石川県江沼郡大聖寺町
(現在の加賀市
死没 (1943-03-14) 1943年3月14日(57歳没)
職業 口語歌人
国籍 日本の旗 日本
ジャンル 口語短歌
ウィキポータル 文学
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西出 朝風(にしで ちょうふう、1885年〈明治18年〉10月6日 - 1943年〈昭和18年〉3月14日)は、口語歌人。本名:西出一(つかさ)。

経歴

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大聖寺耳聞山(現・石川県加賀市)出身。父の孫一は橋立(現加賀市)で代々北前船業を営む西出家の9代西出孫左衛門の長男であったが、家督相続を許されず、大聖寺に分家した[1]

朝風は石川県立金沢第一中学校(現在の石川県立金沢泉丘高等学校)から慶應義塾(普通部)に進学し、後に中退した[2]

明治30年代から口語歌を発表。1910年(明治43年)には同じ詩人の西出うつ木と結婚し、1914年(大正3年)「新短歌と新俳句」を創刊。1915年(大正4年)、金沢の北国新聞社に入社し、紙上で、若い歌人に口語短歌への影響を与えた[1][2]1922年(大正11年)、「純正詩社雑誌」を創刊。竹久夢二と交流があり、その影響を受けて感傷的な傾向を見せた[3]

関連情報

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西出朝風の句碑

脚注

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  1. ^ a b 『橋立町史』橋立町史編集委員会、03-30、615頁。 
  2. ^ a b 『加賀市史通史下巻』加賀市史編纂委員会、10-30、422,423頁。 
  3. ^ 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “西出朝風(にしで ちょうふう)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年6月12日閲覧。
  4. ^ 『口語歌人 西出朝風』(短歌研究所、2007年)ISBN 978-4-86272-058-0 / 歌碑の建立の経緯が記されている。