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西岳町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西岳村から転送)
日本 > 宮崎県 > 都城市 > 西岳町
西岳町
御池と高千穂峰
日本の旗 日本
都道府県 宮崎県
市町村 都城市
地区 荘内地区
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
市外局番 0986(都城MA[1]
ナンバープレート 宮崎

西岳町(にしだけちょう)は宮崎県都城市にあった

地理

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霧島山南麓に位置し、北部は高千穂峰の一部となっており、集落は山間に散在する。地名の由来は、島津荘の西の山岳地帯に立地することに因む。なお、島津荘から東の連山を東岳と呼ぶ。

  • 河川:御池、小池、丸谷川、庄内川、大塚川、渡司川、馬渡川、金山川、千足川、湯穴、田野川、荒襲川、荒川内川
  • 山:霧島連山高千穂峰、鷹取山、陣ヶ岡、高東山、板川内山、

江戸時代は、西岳村、薩摩藩都城島津氏領。都城郷(外城)に属す。慶長20年の史料が当村名の初見と伝わる。寛文4年「日向国諸県郡村高辻之帳」や元禄11年「日向国覚書」、「天保郷帳」など幕府へ提出された郷帳類には当村名は見えないが、「薩藩政要録」や「島津家列朝制度」など薩摩藩の行政的な史料には当村名が見える。

歴史

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にしだけむら
西岳村
廃止日 1956年7月15日
廃止理由 新設合併
西岳村庄内町荘内町
現在の自治体 都城市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 宮崎県
北諸県郡
総人口 7,467
国勢調査、1955年)
隣接自治体 庄内町、山田町西諸県郡高原町小林市
鹿児島県姶良郡霧島村曽於郡財部町
西岳村役場
所在地 宮崎県北諸県郡西岳村
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  • 明治4年(1871年) ― 廃藩置県後、鹿児島県都城県を経て、1873年(明治6年)より宮崎県(第一次)、1876年(明治9年)より鹿児島県、1883年(明治16年)からは宮崎県(第二次)に所属。同年北諸県郡に属す。
  • 1889年(明治22年) ― 庄内村大字となる。
  • 1891年(明治24年)7月4日 ― 大字西岳が庄内村より分離し、西岳村が発足[2]。大字は西岳のみ。分村の理由は、庄内村役場から遠く不便であったからという。
  • 1956年(昭和31年)7月15日 ― 庄内町と合併し荘内町を新設し[2]、村制時の1大字は同町の大字に継承。
  • 1965年(昭和40年) ― 都城市西岳町となる
  • 1976年(昭和51年) ― 美川町・高野町・吉之元町・夏尾町・御池町に分割し消滅。以降、都城市荘内地区となる。

交通

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施設

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  • 都城市立西岳小学校
  • 都城市立夏尾小学校
  • 都城市立吉之元小学校
  • 都城市立西岳中学校
  • 都城市立夏尾中学校
  • 西岳郵便局
  • 夏尾簡易郵便局
  • 都城市警察署西岳駐在所

観光・スポット

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  • 御池神社
  • 荒武神社
  • 皇子港
  • 青少年自然の家

地域

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荘内(西岳)地区美川町

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  • 大倉田
  • 小椎山
  • 竹山
  • 幣次
  • 宮島
  • 郷ヶ原
  • 白谷
  • 今ヶ倉
  • 渡司
  • 宮前
  • 中村

荘内(西岳)地区高野町

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  • 高野
  • 胡麻ヶ野
  • 上大塚
  • 下大塚
  • 荒川内
  • 板川内

荘内(西岳)地区吉之元町

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  • 東折田代
  • 西折田代
  • 折田代
  • 東田野
  • 西田野
  • 荒襲
  • 武床
  • 猪子石

荘内(西岳)地区御池町

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  • 戸ノ口
  • 有明
  • 札立原
  • 横尾
  • 中山
  • 望原
  • 市の久保
  • 折ヶ久保

荘内(西岳)地区夏尾町

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  • 夏尾
  • 竹の元
  • 山中
  • 伊保尻
  • 尾首山
  • 馬渡
  • 芹川内
  • 東牛ノ脛
  • 西牛ノ脛
  • 上牛ノ脛
  • 方添
  • 宮前

関連項目

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脚注

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  1. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年9月12日閲覧。
  2. ^ a b 『市町村名変遷辞典』593頁。

参考文献

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