西教寺 (文京区)
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西教寺 | |
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所在地 | 東京都文京区向丘2丁目1-10 |
位置 | 北緯35度43分02.7秒 東経139度45分32.3秒 / 北緯35.717417度 東経139.758972度座標: 北緯35度43分02.7秒 東経139度45分32.3秒 / 北緯35.717417度 東経139.758972度 |
山号 | 涅槃山 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | (伝)慈専坊と号し、一宇を建立。 |
開基 | (伝)村松左衛行武 |
正式名 | 涅槃山究竟院西教寺 |
文化財 | 表門(朱殿門)(昭和55年11月1日文京区指定文化財) |
法人番号 | 4010005000362 |
西教寺(さいきょうじ)は、東京都文京区向丘にある浄土真宗本願寺派の寺院である。山号は、「涅槃山」(ねはんざん)、本尊は阿弥陀如来。
東京大学農学部キャンパスの隣にあり、旧中山道本郷追分のすぐそばに位置する。付近には根津神社などがある。
沿革
[編集]- 西教寺は常州那珂郡村松(現在の茨城県東海村)在の村松左衛行武、親鸞の門人となり、慈専坊と号し、一宇を建立する。
- 寛永7年(1630年)、江戸開基釈了賢(十世)が湯島三組町に一寺を建立する[1]。
- 明暦3年(1657年)、現在地に移転する。
- 境内地は、関東大震災、戦災による焼失被害から免れており、江戸時代の建築である鐘楼、表門を始め、本堂(明治4年再建)、書院(明治28年再建)など貴重な寺院木造建築を今に伝える。
境内
[編集]書院玄関前には、文京区保護樹木指定のスダジイが葉を茂らせ、その脇に、大谷光真(即如)門主お手植えの白木蓮がある。また大谷光照(勝如)が、東京大学在学中、勉強会にしばしば参加された縁から、ゆかりの品々も多く伝わる。
文化財
[編集]文京区指定有形文化財(建造物の部)
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ 西教寺(さいきょうじ)文京区役所
- ^ 11代将軍徳川家斉の25女で12代将軍徳川家慶の異母妹、喜代姫が、江戸時代後期、5代姫路藩主・酒井忠学にお輿入れの際に酒井家上屋敷中庭に面して建てられた門を、明治時代初期に酒井家から譲られて移築したものという。