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西濃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西濃地域から転送)
地図上紫色の地域が西濃(濃色が市部、淡色が郡部)

西濃(せいのう)は、岐阜県南西部(美濃国西部)の総称である。

地理

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人口

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西濃地区全体で、人口342,949人、面積1,432.97km²、人口密度239人/km²。(2024年10月1日、推計人口)。

市町村別人口

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市町村 人口(2018年) 在留外国人(2017年)
大垣市 159,090 4947
海津市 33,462 654
養老町
27,552 542
垂井町 27,020 805
池田町 23,742 364
大野町 22,813 254
揖斐川町 20,303 169
神戸町 18,953 374
安八町 14,600 215
輪之内町 9,777 333
関ケ原町 6,911 141

気候

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内陸性気候を示し、それに併せて山間部は日本海側気候で一部地域豪雪地帯・特別豪雪地帯、それ以外の地域は太平洋側気候。関ケ原町は、東海道新幹線が雪の為、徐行や運休をする事が毎年ニュースとなる、これが岐阜=豪雪地帯というイメージがつきまとう原因となり、積雪が年に数回しか無い岐阜市各務原市等の濃尾平野の地区も雪が多いという勘違いの原因である。例えば東海道本線の除雪車が大垣に常備されていることからも分かるように、雪が深いのはあくまでも山間部である。 冬場は伊吹おろしという季節風が吹く。この影響で大垣市等の平野部でも、年に数回、まとまった雪が降る。

産業

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特産品[1]

大垣市には、イビデン太平洋工業大垣共立銀行セイノーホールディングスセリア丸順大光サンメッセといった上場企業の本社がある。また、大垣市以外の上場企業としては、未来工業輪之内町)がある。

交通

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道路

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バス

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鉄道

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かつては名古屋鉄道揖斐線谷汲線が存在した。

備考

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平成の大合併の際、西濃地区全域で合併し40万都市を目指す西濃市が計画されたが、広すぎる等の問題があり実現しなかった。その後、大垣市を中心とする西濃中部の10市町が合併協議会を結成し、対等合併で「大垣市」とすることまで決まっていたが、調印寸前で安八町の離脱をきっかけに破綻した。結局、実際に合併が成立したのは、大垣市(大垣市+墨俣町+上石津町)、揖斐川町(揖斐川町+藤橋村+春日村+久瀬村+坂内村)、海津市海津町+南濃町+平田町)の2市1町である。

また、揖斐郡の3町4村での合併計画も進行していたが、池田町が大垣市等との合併協議会に参加(後に離脱)、大野町は旧揖斐川町との対立で離脱したため人口が3万人を下回り、市としての合併は出来なかった。

西濃地区における市町村合併構想の詳細は「西濃圏域合併協議会」を参照されたい。

西濃西部(滋賀県寄り)や南部(三重県寄り)で話される方言は、京阪式アクセント(いわゆる関西訛り)から名古屋弁などと同じ内輪(ないりん)東京式アクセントに移行する過程のアクセントである垂井式アクセントが用いられる。

参考として

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岐阜県は大きく分けて美濃国と飛騨国にわかれるが、美濃国は一般的には大きく4分割される。 しかし、他の分割方法もあるので、以下に記載する。

  • 5分割(その2)
    • 岐阜地区 - 岐阜市、羽島市、各務原市、山県市、本巣市、瑞穂市、羽島郡、本巣郡
    • 西濃地区 - 大垣市、海津市、安八郡、揖斐郡、不破郡、養老郡
    • 中濃地区 - 関市、美濃市、郡上市
    • 可茂地区 - 可児市、美濃加茂市、可児郡、加茂郡
    • 東濃地区 - 多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市

4分割の場合、可児市と可児郡を東濃にいれる場合もある。 5分割(その2)では、中濃地区を美濃地区とする場合もある。

脚注

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  1. ^ 西美濃の特産品”. 西美濃広域観光推進協議会. 2018年3月16日閲覧。

外部リンク

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