西鉄博多駅
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千鳥橋駅[注釈 1] | |
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ちどりばし | |
(0.8 km) 馬出三丁目► | |
所在地 | 福岡県福岡市博多区 |
所属事業者 | 西日本鉄道 |
所属路線 | 西鉄福岡市内線(宮地岳線) |
キロ程 | 0.0 km(千鳥橋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1924年(大正13年)5月13日[1] |
廃止年月日 | 1979年(昭和54年)2月11日[2] |
備考 |
1924年 - 1942年 新博多駅 1942年 - 1954年 西鉄博多駅 1954年 - 1963年 新博多駅 1963年 - 1979年 千鳥橋駅 |
西鉄博多駅(にしてつはかたえき)は、かつて西日本鉄道(西鉄)宮地岳線(現・貝塚線)に存在したターミナル駅。福岡市の博多地域の東端(現在の博多区千代町千鳥橋)に存在した。
概要
[編集]宮地岳線が博多湾鉄道汽船によって建設された際、まさに博多側の起点ということで、既に国鉄博多駅が存在したことから新博多駅(しんはかたえき)の名で開業した。1942年(昭和17年)に、同社が西日本鉄道へ統合された際、西鉄博多駅に改称した。
作家の夢野久作は、昭和初期に福博電車(後の西鉄福岡市内線)から、よくこの駅で博多湾鉄道に乗り換えたという。
だが1954年(昭和29年)、当駅 - 貝塚駅間は宮地岳線名義のまま電圧600 V・1435 mm 軌間・複線に改良され[2]、事実上福岡市内線に編入、同時に新博多駅に名称が戻された。その際、駅舎も撤去された[3]。その後1963年(昭和38年)に千鳥橋駅に改称され、1964年(昭和39年)には福岡市内線循環線の新博多駅前電停も千鳥橋電停に改称された。1979年(昭和54年)の福岡市内線全廃の際に千鳥橋 - 貝塚間も廃止され、それにより廃駅となった。
歴史
[編集]- 1924年(大正13年)5月13日:新博多駅として開業[1]。
- 1942年(昭和17年)9月22日:西鉄博多駅に改称。
- 1954年(昭和29年)3月5日:福岡市内線への編入に伴い新博多駅に改称。
- 1963年(昭和38年)12月1日:千鳥橋駅に改称。
- 1979年(昭和54年)2月11日:廃止[2]。
駅跡
[編集]西日本鉄道千代自動車営業所(後に西鉄バス千代自動車営業所)の構内ならびに駐車場となったが、2010年(平成22年)に廃止[4]、施設はそのまま西鉄観光バス千代支社に転用されていたが、2015年(平成27年)8月1日に閉鎖され、2019年(令和元年)時点は、セブン-イレブン博多千代5丁目店やはま寿司博多千代店等数店の店舗が所在していた。
隣の駅
[編集]- 西日本鉄道
- 宮地岳線(※福岡市内線編入前)
- 西鉄博多駅 - 箱崎宮前駅
- 福岡市内線(※福岡市内線廃止直前)
- 千鳥橋 - 馬出三丁目
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 廃止時(1979年2月11日)の駅名。
出典
[編集]- ^ a b 鉄道省 編「宮地岳・新博多間」『鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在』(初版)川口印刷所出版部、東京府東京市芝区、1937年12月28日、430頁 。2019年3月11日閲覧。
- ^ a b c “宮地岳線1950年代”. 2022年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月31日閲覧。
- ^ “にしてつ福岡市内線の記憶”. 西日本鉄道. 2019年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月31日閲覧。
- ^ “乗合バス事業における営業所統廃合の実施について” (PDF). 西日本鉄道 (2010年6月18日). 2019年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月31日閲覧。