見市雅俊
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見市 雅俊(みいち まさとし、1946年10月 - )は、日本の歴史学者。中央大学名誉教授。専門はイギリス史。
来歴
[編集]- 1969年(昭和44年)東京教育大学文学部史学科西洋史専攻卒業
- 1973年(昭和48年)一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、指導教官都築忠七[1]
- 1974年(昭和49年)同博士課程中退
- 同年 京都大学人文科学研究所助手(~1981年)
- 1981年(昭和56年)和歌山大学経済学部講師(~1983年)
- 同年 サセックス大学ブリティッシュ・カウンシル給費生(~1982年)
- 1983年(昭和58年)和歌山大学経済学部助教授(~1985年)
- 1985年(昭和60年)中央大学文学部助教授(~1989年)
- 1989年(平成元年)中央大学文学部教授
- 2009年(平成21年)中央大学図書館長
- 2017年(平成29年)中央大学定年退職、中央大学名誉教授[2]
著書
[編集]単著
[編集]- 『コレラの世界史』(晶文社、1994年、新版2020年)ISBN 9784794971791
- 『ロンドン=炎が生んだ世界都市――大火・ペスト・反カソリック』(講談社選書メチエ、1999年)
- 『近代イギリスを読む』(法政大学出版局、2011年)
共著
[編集]共編著
[編集]- (阿部安成・小関隆・光永雅明・森村敏己)『記憶のかたち――コメモレイションの文化史』(柏書房, 1999年)
- (斎藤修・脇村孝平・飯島渉)『疾病・開発・帝国医療――アジアにおける病気と医療の歴史学』(東京大学出版会, 2001年)
訳書
[編集]- D・E・アプター、J・ジョル編『現代のアナキズム』大沢正道・江川允通共訳(河出書房新社, 1973年)
- ジョン・コルヴィル『ダウニング街日記――首相チャーチルのかたわらで(上・下)』都築忠七・光永雅明共訳(平凡社「20世紀メモリアル」, 1990-91年)
- ジョルジュ・ヴィガレロ『清潔になる<私>――身体管理の文化誌』監訳(同文舘出版, 1994年)
- スティーヴン・ハウ『帝国 1冊でわかる』(岩波書店, 2003年)
- ロイ・ポーター『啓蒙主義 ヨーロッパ史入門』(岩波書店, 2004年)
- デイヴィッド・アーノルド『身体の植民地化 19世紀インドの国家医療と流行病』(みすず書房, 2019年)
脚注
[編集]- ^ 「昭和47年度 学位授与・単位修得論文」
- ^ [1] 中央大学