見砂直照
表示
見砂 直照(みさご ただあき、1909年8月30日 - 1990年6月20日[1])は日本のジャズミュージシャン、バンドマスター。石川県金沢市出身。自身のバンド「見砂直照と東京キューバン・ボーイズ」を率いた。
父は追分節の名手である見砂東楽[2]、息子は2005年に再結成した東京キューバン・ボーイズのリーダー・見砂和照(みさご かずあき)。また、娘が岩佐徹(フジテレビ・WOWOWの元アナウンサー)と結婚したことから、岩佐にとっては義父に当たる[3]。
略歴
[編集]- 1933年3月 東洋音楽学校(現東京音楽大学)チェロ科卒業。軽音楽の分野で活動を始め次第に中南米音楽に魅せられる。
- 1949年9月 ラテンバンド「東京キューバン・ボーイズ」結成。
- 1976年11月 紫綬褒章受章。軽音楽の分野では初の受章者となった[4]。
- 1980年1月 東京キューバン・ボーイズ解散コンサート。
著書
[編集]- 『ラテン・リズム入門』(東亜音楽社、1967年)
- フェルナンド オルティス『アフロ・キューバ音楽に於ける打楽器の起源と発達―太鼓物語』(音楽之友社、1979年) - 翻訳