谷端長
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生誕 | 1919年8月31日 |
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死没 | 2001年1月21日(81歳没) |
研究分野 | 会計学、経済哲学 |
影響を 受けた人物 | 山下勝治 |
影響を 与えた人物 | 土方久 |
実績 | シュマーレンバッハを初めとするディナミッシュ・ビランツの会計構造の発展についての研究 |
谷端 長(たにはた ひさし、1919年8月31日[1] - 2001年1月21日 )は、日本の会計学者。神戸大学名誉教授。経営学博士。
来歴・業績
[編集]和歌山県古座町出身[1]。1941年彦根高等商業学校(現滋賀大学経済学部)卒業[1]。彦根高商時代は文芸部に所属し、経済哲学に関心を持つ。1943年東京商科大学(現一橋大学)卒業[1]。松下電器産業、徴兵、古座造船所等を経て、1951年に神戸大学経営学部助手となる[1]。1959年、著書『動的会計論の構造』(森山書店)にて日本会計研究学会賞・太田賞を受賞[1]。1964年神戸大学経営学部教授[1]。翌1965年、『動的会計論』(森山書店)を出版。この年より甲南大学や香川大学でも教鞭を執る[1]。1984年に神戸大学停年退職[1]、同大学名誉教授[1]、大阪商業大学教授に着任[1]。2001年1月21日没。
ゼミの指導学生に東誠一郎元有限責任監査法人トーマツ経営会議議長など[2]。
年譜
[編集]- 1919年 - 和歌山県古座町にて出生[1]
- 1938年 - 和歌山県立串本商業学校卒業[1]
- 1941年 - 彦根高等商業学校卒業[1]
- 1943年 - 東京商科大学卒業[1]、松下電器産業入社[1]
- 1944年 - 臨時召集により応召[1]
- 1947年 - 古座造船所入社[1]
- 1951年 - 神戸大学経営学部助手[1]
- 1953年 - 神戸大学経営学部講師[1]
- 1955年 - 神戸大学経営学部助教授[1]
- 1959年 - 日本会計研究学会賞・太田賞受賞[1]
- 1964年 - 神戸大学経営学部教授[1]
- 1968年 - 学術審議会専門委員[1]
- 1976年 - 日本会計研究学会理事[1]
- 1984年 - 神戸大学名誉教授[1]
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 神戸大学 略歴・著作目録
- 両頭正明「滋賀大学における会計学(1):彦根高商時代の会計学(第300号発刊記念)」『彦根論叢』第301巻、滋賀大学経済学会、1996年5月、87-96頁、hdl:10441/1569、ISSN 0387-5989、CRID 1050282677747175552。