賀茂神社 (一宮市)
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賀茂神社 | |
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所在地 | 愛知県一宮市木曽川町玉ノ井穴太部4 |
位置 | 北緯35度20分11.6秒 東経136度45分36.4秒 / 北緯35.336556度 東経136.760111度座標: 北緯35度20分11.6秒 東経136度45分36.4秒 / 北緯35.336556度 東経136.760111度 |
主祭神 | 玉依姫命 賀茂別雷命 |
社格等 | 元郷社 |
創建 | 6世紀 |
例祭 | 10月22日 |
地図 |
賀茂神社(かもじんじゃ)は、愛知県一宮市木曽川町(旧・葉栗郡木曽川町)にある神社。
式内社の尾張国葉栗郡の穴太部神社である(穴太部神社は岐阜県岐阜市の天神神社の説もある)。
祭神
[編集]歴史
[編集]創建時期は定かでないが、6世紀の欽明天皇の代(539年~571年)と伝えられる。
1090年(寛治4年)、賀茂別雷命を合祀し賀茂神社と改称する。1184年(寿永3年)、源頼朝により武士の狼藉に対する禁令が出され、庇護されている[1]。江戸時代には、歴代尾張藩主により社領の寄進などがあり、神門保護の覆い屋も作られた[1]。
1586年(天正14年)6月に発生した木曽川の大洪水により木曽川の本流は大きく流路を変え、葉栗郡は木曽川によって2分される。木曽川の右岸となった地域は美濃国羽栗郡となる。これにより美濃国羽栗郡の氏子のために、1599年(慶長4年)、美濃国羽栗郡南及村(現・岐阜県羽島市正木町南及)に分社する。
1946年(昭和21年)1月に県社に昇格の予定であったが、戦後の神道指令の影響で県社に列されることはなかった。
境内
[編集]境内に湧出する清水は「玉ノ井霊泉」(玉ノ井清水、玉井清水)といい、この周辺の地名「玉ノ井」の由来となっている。この清水は光明皇后の目の病気を平癒させたといわれている。現在も眼病平癒の信仰がある。
文化財
[編集]愛知県指定有形文化財
[編集]- 鬼神面(工芸)
一宮市指定有形文化財
[編集]- 古神門(建造物)
- 能面(彫刻)
- 刀剣(工芸)
- 古鏡(工芸)
- 玉ノ井の清水(史跡)
※ その他複数あり。