贄田直樹
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来歴
[編集]東武ワールドスクウェアの造型作業に従事した縁で、東宝映像美術に契約スタッフとして参加[1]。
映画『ゴジラvsメカゴジラ』(1993年)から『モスラ3 キングギドラ来襲』(1998年)まで東宝特撮映画の怪獣造型でメカニカルや電飾などを制作した[1][2]。『vsメカゴジラ』では、ゴジラ頭部のラジコン操作を担当したが、メカの動きにタイムラグがあったためNGを連発してしまい[1]、翌年の『ゴジラvsスペースゴジラ』では自ら頭部ギミックを一新し、上下の可動のみだったゴジラ頭部の左右への首振りも実現した[1][2]。
テーマパーク建築にも携わったのち、東宝映像美術から工房U-ARTへ移籍し、テーマパークのキャラクター造形や店舗装飾などを手掛ける[1][2]。
代表作
[編集]映画
[編集]公開年月日 | 作品名 | 制作(配給) | 役職 | 担当怪獣 | |
---|---|---|---|---|---|
1989年 | 7月22日 | ガンヘッド | サンライズ バンダイ 角川書店 IMAGICA 東宝映画 (東宝) |
造形助手(メカニック担当) | ガンヘッド |
1993年 | 12月11日 | ゴジラvsメカゴジラ | 東宝映画 (東宝) |
ゴジラ[1] | |
1994年 | 7月9日 | ヤマトタケル | ヤマタノオロチ | ||
12月10日 | ゴジラvsスペースゴジラ | ゴジラ[1] | |||
1995年 | 12月9日 | ゴジラvsデストロイア | |||
1996年 | 12月14日 | モスラ | モスラ成虫 | ||
1997年 | 12月13日 | モスラ2 海底の大決戦 | レインボーモスラ 水中モードモスラ | ||
1998年 | 12月12日 | モスラ3 キングギドラ来襲 | 原始モスラ幼虫 |
テーマパーク
[編集]期間 | テーマパーク名 | 会社 | 担当施設 | 製作会社、スポンサー | 役職 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1990年4月22日 | スペースワールド | 全エリア | 東宝映像美術 | 造形助手 | ||
1993年4月24日 | 東武ワールドスクウェア | アメリカゾーン ニューヨーク地域 | ||||
1994年3月19日 | 1998年3月 | サンリオピューロランド | サンリオエンターテイメント | 怪獣プラネットゴジラ | バンダイ 東宝映像美術 | |
ハーモニーランド |
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 監修:川北紘一『ゴジラVSメカゴジラ SUPER DATA BOOK』講談社、1993年。ISBN 4-06-103289-5。
- ヤマダマサミ『大ゴジラ図鑑・1巻』ホビージャパン、1995年。ISBN 4-89-425059-4。
- コンプリーションシリーズ(ホビージャパン)
- 『ゴジラVSデストロイア コンプリーション』ホビージャパン、2017年12月9日。ISBN 978-4-7986-1581-3。
- 『ゴジラVSスペースゴジラ コンプリーション』ホビージャパン、2021年3月31日。ISBN 978-4-7986-2463-1。