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輪舞曲 (テレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
輪舞曲 -ロンド-
ジャンル テレビドラマ
脚本 渡邉睦月
演出 平野俊一
生野慈朗
山室大輔
出演者 竹野内豊
チェ・ジウ
木村佳乃
速水もこみち
市川由衣
シン・ヒョンジュン
イ・ジョンヒョン
風吹ジュン
石橋凌
塩見三省
岡本麗
佐藤隆太
橋爪功
杉浦直樹
音楽 菅野祐悟
KREVA
オープニング 絢香 ayakaI believe
エンディング RUI(イ・スンチョル
「さよなら³」
国・地域 日本の旗 日本
大韓民国の旗 韓国
言語 日本語
韓国語
製作
プロデューサー 植田博樹
吉野有子
制作プロデューサー 志田博英(音楽)
制作 Yedang Entertainment Company(協力)
イェダン ジャパン(協力)
TBSテレビ
製作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2006年1月15日 - 3月26日
放送時間日曜 21:00 - 21:54
放送枠日曜劇場
放送分54分
回数11

特記事項:
初回54分拡大・2時間スペシャル(21:00 - 22:48)。
最終回15分拡大(21:00 - 22:09)。
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輪舞曲』(ロンド)は、TBS開局50年記念事業の一環として日曜劇場枠で放送された日韓共同製作のドラマの題名であり2006年1月15日から同年3月26日にかけてTBS系にて放送された。全11回。初回は2時間スペシャル、最終回は15分拡大。平均視聴率15.5%。また、韓国を代表する女優・チェ・ジウが日本製作のドラマに初出演・初主演することで話題を集めた。

輪舞曲
各種表記
ハングル 윤무곡
漢字 輪舞曲
発音 ユンムゴク
日本語読み: ろんど
ローマ字 Yunmugog
題: Rondo
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あらすじ

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物語は、ある事件の捜査に立ち会う日本の刑事・ショウ(竹野内豊)と、日本で朝鮮料理店を営んでいるユナ(チェ・ジウ)の純愛模様を中心に、事件を取り巻く人間模様をサスペンスタッチで描いていくものである。いわゆる韓流テイストではなく、純日本風のラブストーリーの展開を目指していく。

主な登場人物

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主人公。本名、金山琢己。神狗の構成員で、琴美の運転手を務めているが、実は神狗に殺された父親の仇をとるために、神狗に潜り込んだ日本警察の命をうけた潜入捜査官(いわゆるモグラ)。パソコンのハッカー技術に優れ、ふとしたきっかけで、ユナと出会い、お互いひかれあう。実は韓国人という設定である。
ヒロイン。行方不明の父親を探すために妹のユニとともに来日し、朝鮮料理店「チャメ」を開店している。実は神狗の幹部・宋の血縁のない娘であり、神狗のハッカーである。プログラミングが得意で、音楽の才能にも恵まれており、来日当初はバイオリン演奏のアルバイトをしていた。本名は佐倉愛であり、実は日本人という設定である[1]
ショウの幼なじみで婦人警官。危険な任務に就いているショウのことを絶えず心配している。中盤以降、危険な状況に陥ったショウを助けたりと陰ながらショウを支えている。
  • 神狗(シェンクー)
    アジアン・マフィア「神狗」のリーダー。カリスマ性に優れるも、長男・龍吾とは確執が絶えなかったようである。そのためか、偽札製造容疑で逮捕された時に全ての罪をかぶせられた。
    龍一郎の長男。龍一郎の逮捕後、神狗のリーダーとなる。自分のことを息子ではなく組織の操り人形としか見ていない龍一郎に憎悪に近い感情を抱いている。冷酷な性格で、裏切りものには容赦しない。確実に敵を冷徹に追い詰めていく。
    龍一郎の娘であり、龍吾の妹。専属運転手であったショウに思いを寄せている。物語序盤はユナにちょっかいを出していたりしていたが、龍一郎の逮捕後はスーパーでのアルバイトをはじめ、家族で幸せに暮らしたいと願っている。
    神狗の構成員で、常にショウの弟分として行動を共にしていた。だが、ある事件をきっかけにショウに助けられ、神狗から足を洗った。「一生ついていく」というぐらい、ショウを慕っている。男のくせにショウを「オッパ(오빠)」と呼ぶ。
  • チェ・ユニ - イ・ジョンヒョン
ユナの妹。ユナとともに来日した。心臓の病気のために中盤から入院。純粋な性格で、家族の幸せを願っているのだが、避けられない運命に翻弄される。本名は佐倉唯であり、実は日本人と言う設定である[1]
警察官で、ショウと同様、打倒神狗に全てをかけている。ショウの任務を知っていた唯一の人物。勝手な行動を続けたショウと仲たがいすることになるが、結局、神狗との銃撃戦で殉職。
  • ソン・ギュファン(宋圭煥) - 橋爪功
龍一郎の秘書。非常に有能で、与えられた任務を確実に遂行していく。ユナとユニの義理父であり、ユナとユニの実父を殺した張本人である。それを隠してユナとユニを育ててきた。日本語と朝鮮語両方堪能という設定。
神狗の構成員。地位も高く、多数の部下を従えている。龍吾をライバル視しており、またユナの店も襲ったり、ショウをおびき出してワナにはめようとしていたのだが、実はショウと同様、韓国警察の潜入捜査官である。後にユナをかばい殉職する。
ショウの母親。ショウの行方を追っている。
ショウの父親。警察官。神狗による爆破テロで殉職。
ユナの店「チャメ」の隣の、「八百まつ」の店主。
鉄平の妻。朝鮮語が分かり、ショウとユナの通訳のような役回りを務める。
ジャスティスが通うペットショップスタッフ。
薬物中毒で2話でシェンクーに殺される。
キム・ヨンジェと常に一緒に行動している人物。日本語と朝鮮語が堪能である。
シェンクーのモグラ。
小林印刷の亭主。シェンクーの手先となり偽札を造幣していた。後にシェンクーに射殺される。
小林印刷の息子。障害を抱えている。
シェンクーに殺された警官の一人。佐倉愛(ユナ)の実父。
※注 チェ・ジウと木村は、2005年に行われた「日韓共同訪問年」でそれぞれの国の観光親善大使も担当した。

スタッフ

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サブタイトル

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各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2006年1月15日 めぐりあい…愛と哀しみと宿命の二人 20.0%
第2話 2006年1月22日 心の言葉 15.2%
第3話 2006年1月29日 哀しい約束~はじめての涙… 15.1%
第4話 2006年2月05日 つかの間のデート~揺れる思い 15.8%
第5話 2006年2月12日 母の愛!! 14.8%
第6話 2006年2月19日 キスの朝 14.6%
第7話 2006年2月26日 新章突入 15.5%
第8話 2006年3月05日 愛するが故の悲劇 13.2%
第9話 2006年3月12日 運命の地、ソウルへ 14.1%
第10話 2006年3月19日 償うべき罪守るべき愛 14.6%
最終話 2006年3月26日 さよなら愛しき人 17.7%
平均視聴率 15.9%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

主な撮影現場

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第1話の薬局の場面は京急本線新馬場駅商店街のトモ薬局前、第2話のチェ・ジウが手紙を読む場面は新馬場駅近くの目黒川沿いの城南信用金庫品川支店付近で撮影が行われていた。第9話でチェ・ジウが韓国の地で通り過ぎた学校韓国中央高等学校であり、これは「冬のソナタ」でチェ・ジウがチョン・ユジン役として通っていた高校と同じロケ地を使用している。

補足

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脚注

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  1. ^ a b 日曜劇場『輪舞曲』 - ロンド - | SPECIAL”. web.archive.org (2006年4月12日). 2006年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月14日閲覧。

外部リンク

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TBS 日曜劇場
前番組 番組名 次番組
恋の時間
(2005年10月23日 - 12月25日)
輪舞曲
(2006年1月15日 - 3月26日)
おいしいプロポーズ
(2006年4月23日 - 6月25日)