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週刊まるわかりニュース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
週刊まるわかりニュース
ジャンル ニュース解説
出演者 #出演者を参照
オープニング 岩崎太整(comp.)
エンディング 一十三十一(vo.)
製作
制作 NHK
放送
放送チャンネルNHK総合・BS4K(同時放送)
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2018年4月7日 - 2023年3月19日
回数215
放送開始 - 2022年3月
放送期間2018年4月7日 - 2022年3月12日
放送時間土曜日 9:00 - 9:30
放送分30分
回数172[1]
2022年4月 - 放送終了
放送期間2022年4月3日 - 2023年3月19日
放送時間日曜日 8:25 - 8:57
放送分32分
回数43[2]

特記事項:
放送回数は、NHK総合におけるもの。高校野球オリンピックなどのスポーツ中継時および特別番組[注 1]編成時は休止。
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週刊まるわかりニュース』(しゅうかんまるわかりニュース)は、2018年4月7日[3]から2023年3月19日[4]までNHK総合BS4K[注 2]で放送されたニュース解説番組である。

なお、ミガケ、好奇心!時事もんドリルのコーナーは、当番組終了後は『ニュースLIVE! ゆう5時』に放送枠を移し、引き続き不定期で放送が行われた[注 3]

概要

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2011年4月9日[5]から2018年3月24日[6]まで放送された『週刊ニュース深読み』の後継番組として放送を開始した。略称・愛称は「まるわか」[7]

1週間の出来事を徹底的に分かりやすく噛み砕き、その週に関心の強かったニュースの意味・背景に迫る。「今週はどんなニュースにみんなが注目したのだろう」「あのニュースをもう少し詳しく知りたい」など視聴者の関心や疑問に応えるニュース番組であり、放送中に入った災害報道・緊急報道も当番組内で対応した。

注目されたニュースをランキング形式で紹介し、疑問は高精細な4K映像で徹底取材。新たな視点を提示しながら伝えた。土曜日[注 4]の朝を見ればニュースの疑問はすっきり解決、そして新しい1週間に向けて元気が出るような番組、などとしている[8][9][10]

総合とBS4Kで同時に放送するニュース番組であった。同時放送は4K試験放送時(番組開始 - 2018年7月)から行い[11]、本放送開始に合わせて4K一体制作とする(取材での撮影・編集・スタジオ・中継とも)。

2018年12月8日より、同年12月1日10時開局のBS4Kでも同時放送ならびに4Kでの番組制作を開始したのに合わせ『週刊まるわかりニュース 4K』とも表示するようになり、スタジオセットも拡大して気象情報で演奏のピアノもアップライトからスタインウェイのコンサートグランドピアノに変更した。

また、4K(スーパーハイビジョン、SHV)本放送開始に合わせ、2K-4Kのサイマル放送(BS4K同時放送)にリニューアルとなった主要番組。若い世代にも「新しさ」「納得感」を感じてもらえる“4K時代の新たなニュース番組”を開発した。

なお、他の主な番組[注 5]も4K一体制作を推進する[12]

4K撮影を活用し、2Kにダウンコンバートして放送する総合でも4Kの高精細で見てほしいところが伝わるよう、要所で画面をクローズアップする「4K映像解析」を取り入れた。

なお、この番組はSDRで制作したが、HDR撮影した映像素材ではクローズアップに加え、その部分の映像の色を強調することで、疑似的にHDRのように見せるパターンもあった。

スタジオとこの番組のために収録する映像素材は4K映像であるが、通常のニュース映像素材の大半は2K映像であり、気象情報のフリップも2K制作のアップコンバートとなっていた。

放送回によっては視聴率が時間帯トップになるケースがあり、2018年7月28日は12.8%の視聴率を獲得し、時間帯1位となった[注 6]

また、2019年10月12日令和元年東日本台風(台風19号)関連のニュースで19.0%を記録し[13]、2019年の年間視聴率ランキングで37位にランクインした[注 7][14]

2018年8月4日以降、冒頭で井上二郎が前座番組『チコちゃんに叱られる!(再放送)』のエンディングの内容に関連したコメントを述べることがあった。

放送時間

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週刊ニュース深読み』では土曜日8時15分 - 9時28分であったが、当番組は『週刊ニュース深読み』の前身番組である『NHK週刊ニュース』の看板を引き継いだため[15]、土曜日9時 - 9時30分[注 8]となった[16]

異時放送・一部地域での放送休止

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週刊ニュースシリーズの終焉

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2023年3月19日を最後に終了。1999年4月3日の『NHK週刊ニュース』開始から『週刊ニュース深読み』を経て24年間続いた『週刊ニュースシリーズ』にピリオドを打った[注 9][22]

なお『週刊ニュース深読み』は1994年4月10日から2010年12月19日まで放送された『週刊こどもニュース』の後継番組として放送を開始した点を踏まえると、実質29年間に渡って放送された『週刊ニュースシリーズ』の最終作ともいえた。

構成

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  • 今週のランキング - 「NHKのニュースサイトへのアクセス数」を基に順位付け。
  • 今週のコレ! - 「気になるニュース」を深掘りし、新たな視点を提示しながら伝える。
  • ミガケ、好奇心!時事もんドリル - 入学試験で出された時事問題などを題材にニュースを掘り下げる。

出演者

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期 間 キャスター
(編集長)
リポーター 気象情報
男性 女性
2018年4月7日 2020年3月28日 井上二郎 伊藤海彦 えがわさゆり 渡辺蘭
2020年4月4日 2021年3月13日 田所拓也 鎌倉千秋 (不在)
2021年4月3日 2022年3月12日 深川仁志
2022年4月3日 2022年8月28日 小山径 漆原輝
2022年9月4日 2023年3月19日 庭木櫻子

脚注

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注釈

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  1. ^ チコちゃんに叱られる!』の拡大版など。
  2. ^ 2018年12月8日よりサイマル放送
  3. ^ 例えば『ニュースLIVE!ゆう5時』2023年4月19日放送回。
  4. ^ 2022年4月3日以降は日曜日
  5. ^ ドラマ10』『土曜ドラマ』『ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜』『NHKスペシャル』など
  6. ^ ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
  7. ^ 2019年3月3日東京マラソン中継、ならびに同年9月8日の『真相報道 バンキシャ!』(いずれも日本テレビ)と同率タイ。
  8. ^ 2022年4月3日以降は、日曜日8時25分 - 8時57分
  9. ^ 2022年度の土曜日18時5分 - 18時43分に放送された『週刊ワールドニュース』も2023年3月25日を最後に終了。

出典

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  1. ^ 週刊まるわかりニュース”. NHKクロニクル (2018年4月7日 - 2022年3月12日). 2024年9月29日閲覧。
  2. ^ 週刊まるわかりニュース”. NHKクロニクル (2022年4月3日 - 2023年3月19日). 2024年9月29日閲覧。
  3. ^ 週刊まるわかりニュース🈟”. NHKクロニクル (2018年4月7日). 2023年7月23日閲覧。
  4. ^ 週刊まるわかりニュース🈡”. NHKクロニクル (2023年3月19日). 2023年7月23日閲覧。
  5. ^ 週刊 ニュース深読み<新>”. NHKクロニクル (2011年4月9日). 2024年1月21日閲覧。
  6. ^ 週刊 ニュース深読み🈡”. NHKクロニクル (2018年3月24日). 2024年1月21日閲覧。
  7. ^ 週刊まるわかりニュース”. NHKクロニクル (2018年10月27日). 2023年8月28日閲覧。
  8. ^ 2018年度番組 新キャスターが意気込みを語る!【会見動画】
  9. ^ NHKウイークリーステラ2018年3月23日号
  10. ^ 伊藤海彦 アナウンサー仕事の流儀
  11. ^ 2018年度 おもな番組のキャスター資料
  12. ^ 2018年度 国内放送番組 編成計画
  13. ^ “台風報道で12日のNHK全日帯視聴率27.0%、16時台35.8%など驚異的数字”. マイナビニュース. (2019年10月16日). https://news.mynavi.jp/article/20191016-910091/ 2020年1月27日閲覧。 
  14. ^ “年間視聴率トップ40 スポーツとニュース強さ変わらず”. 産経ニュース. (2019年12月31日). https://www.sankei.com/article/20191231-2YELQARAQRNFPCU5YV6HOS2G6E/2/ 2020年1月27日閲覧。 
  15. ^ ニュースウオッチ9 Instagram
  16. ^ 2022年度 国内放送編成計画”. 日本放送協会. 2022年2月9日閲覧。
  17. ^ 週刊まるわかりニュース”. NHKクロニクル (2019年5月4日). 2021年1月13日閲覧。
  18. ^ NHK前田会長「改革」を視聴者に直接説明する番組”. 日刊スポーツ (2021年1月13日). 2021年1月13日閲覧。
  19. ^ 衆議院小選挙区選出議員選挙 政見放送「千葉県」(一部)”. NHKクロニクル (2021年10月23日). 2021年11月6日閲覧。
  20. ^ 常時同時配信・見逃し番組配信サービスの開始について”. 日本放送協会 (2020年1月15日). 2021年11月6日閲覧。
  21. ^ nhk_aomori_prのツイート- X(旧Twitter)
  22. ^ NHKアナウンス室 [@nhk_anaroom] (2023年3月19日). "最終回を迎えました!!". X(旧Twitter)より2023年12月3日閲覧

外部リンク

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NHK総合 土曜日 9:00 - 9:30
前番組 番組名 次番組
週刊ニュース深読み
(2011年4月9日 - 2018年3月24日)
※8:15 - 9:30
週刊まるわかりニュース
(2018年4月7日 - 2022年3月12日)
ドキュメント72時間(再放送)
(2022年4月9日 - 2023年4月1日)
【11:24 - 11:54から移動】
NHK総合 日曜日 8:25 - 8:57
サラメシ(再放送)
(2019年4月7日 - 2022年3月27日)
※8:25 - 8:52
Nスペ 5min
(2021年4月11日 - 2022年3月20日)
※8:52 - 8:57
週刊まるわかりニュース
(2022年4月3日 - 2023年3月19日)
Dear にっぽん
(2023年3月26日 - )
※8:25 - 8:50
【土曜日 10:05 - 10:30から
移動して継続】
にっぽん百名山ミニ 5min
(2023年4月9日 - 2024年1月7日)
※8:50 - 8:57