福島地方検察庁
福島地方検察庁 | |
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検事正 | 石井隆 |
組織 | |
管轄区域 | 福島県 |
支部 | 相馬・郡山・白河・会津若松・いわき |
担当裁判所 | 福島地方裁判所・福島家庭裁判所 |
上位検察庁 | 仙台高等検察庁 |
下位検察庁 |
福島区検察庁・相馬区検察庁 郡山区検察庁・白河区検察庁 棚倉区検察庁・会津若松区検察庁 田島区検察庁・いわき区検察庁 福島富岡区検察庁 |
概要 | |
所在地 |
〒{{{郵便番号}}} 福島県福島市狐塚17 法務合同庁舎 |
法人番号 | 2000012140047 |
設置 | 1947年(昭和22年)5月3日 |
前身 | 福島地方裁判所検事局 |
福島地方検察庁 |
福島地方検察庁(ふくしまちほうけんさつちょう)は、福島県福島市にある日本の地方検察庁の一つで、福島県を管轄している。略称は、福島地検(ふくしまちけん)。相馬・郡山・白河・会津若松・いわきに支部を置いている。
ただし、相馬支部は本庁内で業務を行っている。
所在地
[編集]- 本庁・相馬支部 - 福島市狐塚17 法務合同庁舎 北緯37度45分59秒 東経140度27分55.4秒 / 北緯37.76639度 東経140.465389度
- 郡山支部 - 郡山市麓山2丁目15-14 北緯37度23分47.9秒 東経140度22分13秒 / 北緯37.396639度 東経140.37028度
- 白河支部 - 白河市郭内1-136 白河小峰城合同庁舎 北緯37度7分55.7秒 東経140度12分54.5秒 / 北緯37.132139度 東経140.215139度
- JR東北線 白河駅から徒歩5分
- 会津若松支部 - 会津若松市追手町6-11 会津若松合同庁舎 北緯37度29分26.3秒 東経139度55分44.2秒 / 北緯37.490639度 東経139.928944度
- いわき支部 - いわき市平字八幡小路42 北緯37度3分34.2秒 東経140度53分1.3秒 / 北緯37.059500度 東経140.883694度
管轄
[編集]- 本庁
- 相馬支部
- 郡山支部
- 白河支部
- 会津若松支部
- いわき支部
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白河支部・白河区検察庁が所在する白河小峰城合同庁舎
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会津若松支部・会津若松区検察庁が所在する会津若松合同庁舎
問題とされた事案
[編集]2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の直後、窃盗や強制わいせつなどの容疑で逮捕・送検されていた被疑者十数人を同地検が釈放していたことが判明した。 釈放の理由として小池隆次次席検事は、「震災で警察官が足りなくなり、参考人聴取など容疑の裏付け捜査が困難になるうえ、被疑者への食事の提供も十分できなくなると判断した」と述べている。
「釈放にあたっては治安に影響がないよう配慮した」としているが、被疑者の「人権」擁護のため被災者の人権を犠牲にしたとして、大きな非難をよんだ。 また「市民に不安を与えたくない」と罪名や人数を明らかにしなかったことが人々の疑心暗鬼を生み、無関係者への人権侵害をかき立てた可能性も指摘されている。
同震災では被災地における犯罪が頻出しており、被災者たちは困難な状況下で自警団を結成するなどしている。中野寛成国家公安委員会委員長も検察に対して苦言を呈しているが、福島地検からは何の釈明もない[1]。
その後4月2日、釈放された被疑者の一人が建造物侵入で福島県警に現行犯逮捕された。この件に対し江田五月法相が5日、「釈放の判断が適切だったかどうかに大きな疑問(符)が付く」と述べた。最高検察庁でも、「うやむやなまま捜査が終了してはいけない。治安維持のためにも、適切な処分を早急に出す必要がある」としている[2]。 なおその後の翌5月16日に同地検トップの検事正に対して、事実上の更迭となる人事が行われた。[3]
脚注
[編集]- ^ 同地検のサイトにはこの件に関する言及は皆無。福島地方検察庁
- ^ “震災釈放の容疑者、速やかに処分を…最高検指示”. 読売新聞. (2011年4月6日) 2011年4月8日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “福島地検の検事正、事実上の更迭 震災で容疑者釈放”. 日本経済新聞. (2011年5月16日)