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西灘村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
都賀荘から転送)
にしなだむら
西灘村
廃止日 1929年4月1日
廃止理由 編入合併
神戸市、西郷町西灘村六甲村(一部) → 神戸市
現在の自治体 神戸市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
武庫郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 21,926
国勢調査1920年
隣接自治体 神戸市、武庫郡西郷町、六甲村山田村
西灘村役場
所在地 兵庫県武庫郡西灘村大字森
座標 北緯34度42分41秒 東経135度12分46秒 / 北緯34.71131度 東経135.21275度 / 34.71131; 135.21275座標: 北緯34度42分41秒 東経135度12分46秒 / 北緯34.71131度 東経135.21275度 / 34.71131; 135.21275
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西灘村(にしなだむら)は、兵庫県武庫郡にあった。現在の神戸市灘区の西部にあたる。本項では発足時の名称である都賀野村(とがのむら)についても述べる。

地理

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本村は、神戸市の東境に接し、郡の中部西端にあり、東は六甲村、東南は西郷町に接し、西は神戸市に連り、北は山脈を隔てて山田村に境する[1]

歴史

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行政

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村長

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  • 吉坂邦二[1]
  • 安国幸右衛門[1]
  • 松本與一郎[1]
  • 西岡安左衛門[1]
  • 若林與兵衛[1]
  • 西岡卯之吉(安左衛門と改名)[1]
  • 西岡安左衛門[1]

経済

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産業

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農業

農業はを産し、蔬菜類を出す[1]。農業を営む人物は「安国学之助、河原の安国憲一、安国幸右衛門」などがいた[2]。『大日本篤農家名鑑』によれば、西灘村の篤農家は「若林與兵衛、磯清三郎、松居辰雄、長谷基一、奥村鹿太郎、鷲山宗観、吉坂原蔵」などがいた[3]

商工業

酒造業元禄の頃開けた[1]。酒造業者は「菅野安治郎、若井卯三郎、若井源左衛門、都賀儀兵衛、平岡種吉、北村合名会社、片桐治七郎」などがいた[1]。工業は、ゴム、竹製品、酒樽などを出す[1]。河原の安国徳松は米穀商を営んだ[2]

企業

交通

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鉄道路線

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現在は旧村域に阪急神戸本線王子公園駅(開業時は西灘駅)、摩耶ロープウェーの虹の駅・星の駅が所在し、山陽新幹線が通過するが、いずれも当時は未開業。

道路

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出身・ゆかりのある人物

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『伝家之宝典 自治団体之沿革 兵庫県之部』249-250頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年8月5日閲覧。
  2. ^ a b 『日本紳士録 第26版』神戸や之部73頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月23日閲覧。
  3. ^ 『大日本篤農家名鑑』124頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年8月5日閲覧。
  4. ^ a b c 『銀行会社要録 附・役員録 第23版』兵庫県 会社ニ28頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月5日閲覧。
  5. ^ a b c 『日本全国諸会社役員録 第44回』兵庫県 上編962頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年11月11日閲覧。
  6. ^ a b c 『人事興信録 第8版』イ92、ハ50頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年1月8日閲覧。
  7. ^ a b 『日本紳士録 第28版』神戸ナの部91頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年8月6日閲覧。

参考文献

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  • 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
  • 東京興信所 編『銀行会社要録 附・役員録 第23版』東京興信所、1919年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第26版』交詢社、1921年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第28版』交詢社、1924年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 篠田皇民『伝家之宝典 自治団体之沿革 兵庫県之部』東京都民新聞社地方自治調査会、1932年。
  • 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第44回』商業興信所、1936年。
  • 角川日本地名大辞典 28 兵庫県』。

関連項目

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