酒井大岳
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酒井 大岳(さかい だいがく、1935年 - 2020年2月4日[1])は、日本の禅僧(曹洞宗)。群馬県吾妻郡東吾妻町長徳寺17世住職[1]。本名は酒井哲雄(てつお)。
来歴
[編集]群馬県生まれ。駒澤大学仏教学部禅学科卒業。群馬県立吾妻高等学校で30年余り書道講師を勤めた[2]。南無の会会友。
道元禅師の「愛語」(愛に満ちた言葉)など仏教の教えを分かりやすい言葉で、かみくだいて説き、多くの著作がある[3]。
金子みすゞの詩を愛好し、著書に「酒井大岳と読む金子みすゞの詩」などがある。
受賞
[編集]著作
[編集]- 『さわやかに生きる』あさを社 1982
- 『一本道の春』あさを社 1984
- 『観音経に学ぶ』曹洞宗宗務庁 1984
- 『土に聞く 精進のこころ』文元社 1984 現代辻説法
- 『辻説法 第1集 (草に座れば)』あさを社 1985
- 『酒井大岳辻説法 第2集 (美しく生きる)』あさを社 1987
- 『正法眼蔵の愛語に学ぶ』鈴木出版 1987
- 『ほんのり、ほのぼの、ほとけさま 仏教にまなぶ子育て』朱鷺書房 1988
- 『酒井大岳辻説法 第3集 (野の道は光る)』あさを社 1989
- 『酒井大岳辻説法 第4集 (ゆく道に花あり灯あり)』あさを社 1990
- 『酒井大岳辻説法 第5集 (涼風千里)』あさを社 1992
- 『酒井大岳辻説法 第6集 (山河清風)』あさを社 1993
- 『金子みすゞの詩を生きる』JULA出版局 1994
- 『人生を拓く 正法眼蔵随聞記入門』講談社 1994
- 『神の子ヒマラヤの子 オギノ芳信ネパール写真集』文と書 あさを社 1995
- 『禅のことば』曹洞宗宗務庁 1995
- 『酒井大岳辻説法 第7集 (みんなのこころに雪がふる)』あさを社 1996
- 『禅に学ぶ人生 咲かせよう心の花を』鈴木出版 1996
- 『酒井大岳辻説法 第8集 銀河とともに』あさを社 1997
- 『春風百里 酒井大岳朝日俳壇入選百句集』あさを社 1997
- 『野に語る・般若心経』光雲社 1997
- 『こころを生かす』家の光協会 1998
- 『酒井大岳辻説法 第9集 あるけば咲いている』あさを社 1999
- 『さらさら生きる』家の光協会 1999
- 『ナマステ・ネパール 感動!学校づくりの旅』光雲社 1999
- 『仏教に学ぶ生き方』彌生書房 1999
- 『酒井大岳辻説法 第10集 月見坂』あさを社 2000
- 『りんりんと生きる』家の光協会 2003
- 『あったかい仏教 道元禅師の修証義にきく』大法輪閣 2004
- 『生きぬく力禅のことば 悲風逆風どんとこい』清流出版 2006 『気持ちがホッとする禅のことば』静山社文庫
- 『金子みすゞの詩と仏教』大法輪閣 2006 「金子みすゞの詩とたましい」静山社文庫
- 『酒井大岳と読む金子みすゞの詩』ザ・ブック 2011
- 『たったひとことで人生は変わる 「愛語」のすすめ』マガジンハウス 2011
- 『心があったまる仏教 生きる勇気をもらえる24の話 随筆説法』大法輪閣 2012
メディア
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 2020年2月9日付 上毛新聞(17面おくやみ欄)
- ^ “「やけどで右手を失った少女と園長先生との約束——人生を変える言葉」2021年07月25日”. 致知出版社. 2024年1月8日閲覧。
- ^ “酒井大岳”. honto. 2024年1月8日閲覧。
- ^ “酒井大岳”. 大法輪閣. 2024年1月8日閲覧。
- ^ “『酒井大岳講話集 さらさら生きる』 CD全12巻”. ユーキャン通販ショップ (2023年1月30日). 2024年1月8日閲覧。