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酒瓶神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
酒瓶神社
所在地 静岡県静岡市清水区小島町1273
位置 北緯35度05分10.4秒 東経138度30分43.0秒 / 北緯35.086222度 東経138.511944度 / 35.086222; 138.511944 (酒瓶神社)座標: 北緯35度05分10.4秒 東経138度30分43.0秒 / 北緯35.086222度 東経138.511944度 / 35.086222; 138.511944 (酒瓶神社)
主祭神 大酒解命(大山祇命)、小酒解命(木花咲耶姫命
社格 旧郷社
創建 不詳
別名 天神社
地図
酒瓶神社の位置(静岡県内)
酒瓶神社
酒瓶神社
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酒瓶神社(さかべじんじゃ)は、静岡県静岡市清水区にある神社。旧駿河国「五宮」の内の五之宮。

五宮とは延喜式神名帳に記述がある富士浅間神社(一之宮)、豊積神社(ニ之宮)、御穂神社(三之宮)、伊河麻神社(四之宮)、酒瓶神社(五之宮)のこと。十二代景行天皇時代に官幣を奉ったとされる[1]江戸時代には小島藩の守護社となる。

社域に天神社も奉っており、地域では酒瓶神社のことを天神社とも呼んでいる[2]

祭神

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歴史

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創建

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不明。小島の産土神として祀られている古社[3]

概史

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  • 十二代景行天皇時代に官幣を奉ったとされる[1]
  • 永禄の頃、戦乱にて社殿が炎上。社は高領頂上にあったがその際、宇元天神へ遷す[2]
  • 宝暦元年(1751年)、小島藩主・松平信孝が社殿を現在の宇雄島に造営して社領三石を寄進し、小島藩の守護社となる[4][2]
  • 文政9年(1826年)、小島藩主・松平信友が本殿拝殿を改修[5]
  • 明治8年(1875年)2月に郷社に列する[5]
  • 明治9年(1876年)、元字雄島を宇大久保と改めた[2]
  • 明治40年(1907年)6月21日、神饌幣帛料供進社に指定された[2]
  • 大正4年(1915年)4月、炎上[2]
  • 大正5年(1916年)10月18日、改築[2]

境内

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  • 社域の相殿に天神社(祭神:菅原道真
  • 他に境内社4社[3](神明社、津島神社、金山神社、稲荷神社)[6]

祭事

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例祭

小島藩主・松平丹後守信友矢玉除の行事があり、矢玉除の錦守札が有名[5]

酒瓶神社内の石碑に「祭日・例祭」として下記の日付が記載されている

  • 祭 10月18日
  • 春祭 2月25日
  • 大祓 7月30日
  • 秋祭 11月25日

文化財

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境内に小島藩主寄贈の石鳥居、石段、扁額など[3]

脚注

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  1. ^ a b 『小島村誌』p.176
  2. ^ a b c d e f g h i 『小島村誌』p.179
  3. ^ a b c 小島町文化財を守る会『小島の史跡、文化財所在図』
  4. ^ 小島陣屋御殿書院(小島町文化財資料館)展示物
  5. ^ a b c 『小島村誌』p.178
  6. ^ 酒瓶神社石碑より

参考文献

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  • 静岡県神社庁HP-酒瓶神社
  • 『小島村誌』(1961年(昭和36年))
  • 小島町文化財を守る会『小島の史跡、文化財所在図』(2007年(平成19年))