野元菊雄
表示
野元菊雄(のもと きくお、1922年9月10日 - 2006年7月31日[1])は、日本の言語学者。
来歴
[編集]神奈川県出身。父は海軍少将野元為輝。1948年東京帝国大学文学部言語学科卒。1950年同大学院(旧制)修了、国立国語研究所入所。ロンドン大学アジアアフリカ言語学院講師、サンパウロ大学客員教授、ハワイ大学客員教授、1974年国立国語研究所言語行動研究部長、日本語教育センター長、1982年所長。1990年退任、名誉所員、1995年日本語教育学会会長、勲三等旭日中綬章受勲、松蔭女子学院大学教授。方言の言語地理学的研究、外国人向けの「簡約日本語」作りに業績があった。
著書
[編集]- 『美しい敬語』芸術生活社 1972
- 『日本人と日本語』筑摩書房 言語生活叢書 1978
- 『文章・あいさつ表現辞典 故事ことわざの活用法』編、ぎょうせい 1981
- 『敬語を使いこなす』 講談社現代新書 1987
- 『文章・会話辞典 いい文章の書き方、会話と敬語の心得、電子メール活用術、著作権への対応』編著、ぎょうせい 2002
参考
[編集]- 野元菊雄(のもと きくお)とは? 意味や使い方 - コトバンク
- 『人事興信録』1995年
脚注
[編集]- ^ “野元菊雄氏死去/元国立国語研究所長”. 四国新聞社. (2006年7月31日). オリジナルの2023年5月3日時点におけるアーカイブ。
|
|
|
|
|
|