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野村精一

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野村 精一(のむら せいいち、1929年5月18日[1]-2017年4月24日)は、日本国文学者。専門は日本文学実践女子大学名誉教授。

略歴

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東京出身。東京大学文学部国文科・同大学院修士課程修了後、地方公務員の教員として都立高校教諭を経て、山梨大学教授の後、1986年[2]実践女子大学教授となる。2000年定年となり、名誉教授。『源氏物語』など中古文芸を研究した。

著書

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単著

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共編著

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  • 『ニュー・メソッド国文対訳シリーズ(7)』評論社編、1959年
  • 枕草子セミナ問題研究』河北騰共著、学生社、1961年
  • 『源氏物語講座(2)』山岸徳平・岡一男監修、有精堂出版、1971年
  • 『平安朝日記(1)』日本文学研究資料刊行会編、有精堂出版、1971年
  • 『中世文学の研究』秋山虔編、東京大学出版会、1972年
  • 『源氏物語の研究』阿部秋生編、東京大学出版会、1974年
  • 『源氏物語入門』伊井春樹・小山利彦共著、桜楓社、1975年
  • 『枕草子講座(1)』有精堂編集部編、有精堂出版、1975年
  • 古今和歌集』日本文学研究資料刊行会編、有精堂出版、1976年
  • 『日本文学研究の方法』日本文学研究資料刊行会編、有精堂出版、1977年
  • 『源氏物語の探究(3)』源氏物語探究会編、風間書房、1977年
  • 『源氏物語古注集成(4)』桜楓社、1980年
  • 『首書源氏物語』和泉書院、1985年
  • 『日本文学講座(1)』日本文学協会編、大修館書店、1987年
  • 『和歌文学の世界(12)』和歌文学会編、笠間書院、1988年
  • 『源氏物語聞書(覚勝院抄第1巻~第10巻)』上野英子編、汲古書院、1989-91年
  • 『源氏物語地名と方法』南波浩・広川勝美編、桜楓社、1990年
  • 『王朝歴史物語の世界』山中裕編、吉川弘文館、1991年
  • 『源氏物語とその前後(4)』王朝物語研究会編、新典社、1993年
  • 『王朝日記の新研究』上村悦子先生頌寿記念論集編集委員会編、笠間書院、1995年
  • 『源氏物語研究集成(5)』増田繁夫・鈴木日出男・伊井春樹編、風間書房、2000年
  • 『鎌倉・室町時代の源氏物語』伊井春樹監修、三角洋一編、おうふう、2007年
  • 『テーマで読む源氏物語論』今西祐一郎室伏信助監修、上原作和・陣野英則編、勉誠出版、2008年

注釈

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脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ 横井孝「源氏物語の「自然」と「表現空間」 ― 野村精一の仕事をめぐって ―」『實踐國文學』第94巻、実践女子大学、2018年10月、1-18頁、ISSN 0389-9756CRID 1050001201682738048