野間出版文化賞
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野間出版文化賞(のましゅっぱんぶんかしょう)は、2019年(令和元年)に講談社創業110周年記念事業の一環として制定された文化賞である。野間三賞(野間文芸賞、野間文芸新人賞、野間児童文芸賞)と併せて発表されている。
概要
[編集]書籍・雑誌などの従来の出版の枠にとらわれず、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体を顕彰する。正賞は賞牌、副賞は100万円。
候補は実施委員会によって候補を協議し、選考委員会に提出する。
受賞者
[編集]- 第1回(2019年) - 新海誠、東野圭吾、「なかよし」「りぼん」、白石麻衣・生田絵梨花(特別賞)[1]
- 第2回(2020年) - 池井戸潤、吾峠呼世晴、あつまれ どうぶつの森
- 第3回(2021年) - 諫山創、YOASOBI、伊集院静、角川武蔵野ミュージアム(特別賞)[2]
- 第4回(2022年) - 林真理子、YAMAHA VOCALOID開発チーム、江北図書館(特別賞)
- 第5回(2023年) - 芦田愛菜、黒柳徹子、藤井聡太、福澤克雄(特別賞)[3]
- 第6回(2024年) - 新潮文庫・ガルシア=マルケス『百年の孤独』プロジェクトチーム、ナガノ(ちいかわ)、青山剛昌(特別賞)[4]
選考委員
[編集]脚注
[編集]- ^ “野間文芸賞の松浦寿輝さんらあいさつ 乃木坂46・白石麻衣さんも登壇 2019年野間出版4賞贈呈式”. 好書好日. 朝日新聞社 (2019年12月20日). 2023年12月15日閲覧。
- ^ “YOASOBIが野間出版文化賞「若者カルチャー代弁者としても高く評価」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2021年11月4日) 2023年12月15日閲覧。
- ^ “野間文芸賞に川上弘美さん「恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ」”. 産経ニュース (産経デジタル). (2023年11月6日) 2023年11月7日閲覧。
- ^ "野間文芸賞に中村文則さん=出版文化特別賞は青山剛昌さん."時事通信ニュース(時事通信社)2024年11月5日. 2024年11月10日閲覧。