金原亭馬吉
金原亭 馬吉(きんげんてい うまきち)は、落語家の名跡。
- 金原亭馬吉 - 現:金原亭小馬生
- 金原亭馬吉 - 本項にて記述
金原亭 馬吉 | |
金原亭馬吉の定紋「鬼蔦」 | |
本名 | |
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生年月日 | 1995年8月7日(29歳) |
出身地 | 日本・千葉県成田市 |
師匠 | 十一代目金原亭馬生 |
名跡 | 1. 金原亭駒介 (2020年 - 2024年) 2. 金原亭馬吉 (2024年 - ) |
出囃子 | どんつく(〽︎そ様ェ) |
活動期間 | 2018年 - |
所属 | 落語協会 |
備考 | |
出典[1] | |
出身地 | 日本・千葉県成田市 |
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ジャンル | 端唄 |
担当楽器 | 三味線 |
活動期間 | 2018年 - |
金原亭 馬吉(きんげんてい うまきち、1995年8月7日 - )は、落語家。落語協会所属の二ツ目。本名∶石原 盛夏。 端唄の名取は根岸 禮駒(ねぎし れいこま)[2]。
経歴
[編集]千葉県成田市出身[1]。市川中学校・高等学校卒業、明治大学文学部演劇学専攻を経て[3]、2020年に、同大の大学院文学研究科演劇学専攻修了。明治大学落語研究会に所属し、落語とともに三味線漫談も演じていた。当時の芸名は初代駿河亭悠語楼[4]。
中学・高校時代に寄席通いをする中で邦楽の魅力を知り、三味線を習い始める[2][3]。大学入学後の2014年9月に端唄根岸流に入門[3]。また、早稲田大学長唄研究会にも所属していたほか、清元節も経験している。 大学4年次の2017年12月、根岸流の師範名取「根岸禮駒」の芸名を取得[3]し、翌2018年3月4日の例会「根岸会」でお披露目される。
大学院進学後の2018年9月、十一代目金原亭馬生に入門。2020年2月1日、春風亭貫いち、古今亭松ぼっくり、入船亭辰ぢろと共に前座となる。前座名は兄弟子金原亭小馬生の前座名でもある「駒介」を名乗る。
2024年11月1日、春風亭貫いち、古今亭松ぼっくり改メ 古今亭陽々、入船亭辰ぢろ改メ 入船亭扇兆と共に二ツ目に昇進し「金原亭馬吉」に改名した[5][6]。
人物
[編集]血液型はAB型[1]。高校時代にアンサーアンサーをやりこみ、大学入学後にクイズ研究会で早押しクイズを始める [7]。2015年に開催された千葉新世代クイズ王No.1決定戦で優勝[8]したほか、 abc the13th・14thで連続してペーパー通過を経験[9]。
『東都寄席演芸家名鑑2』の「なにかひとこと」欄においては、歌舞伎、2.5次元ミュージカルといった演劇鑑賞についても趣味として挙げている[1]。
芸歴
[編集]- 2014年9月 - 端唄根岸流に入門。
- 2017年12月 - 神田明神で名取式を行う [10]。
- 2018年
- 3月 - 例会「根岸会」でお披露目される。
- 9月 - 十一代目金原亭馬生に入門。
- 2020年2月 - 前座となる、前座名「駒介」。
- 2024年11月 - 二ツ目に昇進、「馬吉」となる。
出典
[編集]- ^ a b c d 『東都寄席演芸家名鑑2』、2023年8月29日、東京かわら版
- ^ a b 「男子明大生 端唄名取に」、『東京新聞』(17面)、2018年2月16日、中日新聞社東京本社
- ^ a b c d 【活躍する明大生を応援!】伝統芸能「端唄」に懸ける思い -2018年3月2日、明治大学
- ^ 明治大学落語研究会OB会運営費 寄附者御芳名 -明治大学落語研究会 2022年2月2日閲覧。
- ^ “令和6年 秋 二ツ目昇進決定”. 一般社団法人落語協会 (2024年5月21日). 2024年5月21日閲覧。
- ^ “古今亭菊之丞(公式)”. X (formerly Twitter). 2024年9月19日閲覧。
- ^ 「魁!!クイズ塾」♯19- 2016年12月9日.QUIZ JAPAN TV
- ^ 千葉新世代クイズ王No.1決定戦 (2015年12月27日). “chibanewquizno1: 本日参加された方々、本当にありがとうございました!...”. Twitter. 2022年2月2日閲覧。
- ^ abc 全大会記録 - abc/EQIDEN実行委員会. 2022年2月2日閲覧。
- ^ 端唄 根岸流(端唄・俗曲・三味線) (2018年2月25日). “昨年12月9日、神田明神で、明治大学生の石原盛夏くんこと禮駒さんの名取式を行いました。...”. Facebook. 2022年2月2日閲覧。