金宝町駅
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金宝町駅 | |
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きんぽうちょう KIMPŌCHŌ | |
◄新岐阜駅前 (0.4 km) (0.2 km) 徹明町► | |
所在地 | 岐阜県岐阜市 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 岐阜市内線 |
キロ程 | 0.7 km(岐阜駅前起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1911年(明治44年)2月11日 |
廃止年月日 | 2005年(平成17年)4月1日 |
金宝町駅(きんぽうちょうえき)は、岐阜県岐阜市神田町7丁目にかつてあった名古屋鉄道岐阜市内線の駅(停留場)。
歴史
[編集]1911年(明治44年)に岐阜市内線が美濃電気軌道の路線として開業した当初から存在した。1944年(昭和19年)から一時期は休止されていた。
- 1911年(明治44年)2月11日 - 美濃電気軌道市内線の岐阜駅前駅 - 今小町駅(のちに泉町駅へ統合)間開通と同時に駅開業[1]。
- 1944年(昭和19年) - 休止[1]。
- 1955年(昭和30年)10月30日 - 再開[1]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 岐阜市内線の廃止と同時に駅廃止[2]。
駅構造
[編集]相対式2面2線の乗り場があった。乗り場は交差点を挟むように配置され、南側が忠節駅方面であった[3]。ただし道路との併用軌道上で安全地帯はなく、「グリーンベルト」と称して路上を緑色に塗装してあるだけだった。
隣の新岐阜駅前駅から400メートルほどしか離れておらず普段の利用者は少なかったが、同駅までは非常に渋滞しやすく電車が遅れることも多々あったため、当駅まで歩いて路面電車に乗り換える乗客もいたといわれる。
配線図
[編集] ← 徹明町方面 |
→ 新岐阜駅前・ 岐阜駅前方面 |
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凡例 出典:[4] |
駅周辺
[編集]- 岐阜ワシントンホテルプラザ
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、218-230頁。ISBN 4-87670-097-4。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、52頁。ISBN 978-4-10-790025-8。
- ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、130頁。ISBN 4-7942-0796-4。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」