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金成姉歯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 宮城県 > 栗原市 > 金成姉歯
金成姉歯
金成姉歯の位置(宮城県内)
金成姉歯
金成姉歯
金成姉歯の位置
座標 (姉歯下集会所):北緯38度46分57秒 東経141度4分2秒 / 北緯38.78250度 東経141.06722度 / 38.78250; 141.06722 (金成姉歯)座標: 北緯38度46分57秒 東経141度4分2秒 / 北緯38.78250度 東経141.06722度 / 38.78250; 141.06722 (金成姉歯)
日本の旗 日本
都道府県 宮城県
市町村 栗原市
人口
(2020年10月1日現在)[1]
 • 合計 403人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
989-5172[2]
市外局番 0228[3]
ナンバープレート 宮城

金成姉歯(かんなりあねは)は、栗原市大字

近世の栗原郡姉歯村域を区域とする。

歌枕で知られる姉歯の松が梨崎との境界付近にある[4]

歴史

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藤原氏の家臣姉歯氏の支配していた土地である。姉歯氏の平山城である姉歯城が存在した[5]

1875年明治8年)、姉歯村は梨崎村と合併して姉歯村となった[6]。その後、明治の大合併により沢辺村、昭和の大合併により金成町、平成の大合併により栗原市の所属となっている。

また、『平泉雑記』(相原友直1751年/寛延四年)によれば「鷹羽清水、同郡姉歯村ニアリ、姉歯松ヲ隔ツコト十九町餘、道ノ傍ノ岩ノ畔ニアリ、義経此地ヲ過シ時、此水ヲ飲シト云」とあり、源義経の訪れた伝説が残っている。

行政区画の変遷

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  • 1875年(明治8年) - 姉歯村と梨崎村が合併して姉歯村となる[6]
  • 1881年(明治14年) - 姉歯村と沢辺村が連合して戸長役場を沢辺村に設ける[6]
  • 1884年(明治17年) - 姉歯村が沢辺村、大堤村、栗原村、大岡村と連合して戸長役場を設ける[6]
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 姉歯村、沢辺村と大堤村のうち小堤が合併して沢辺村となる[6]。1875年までの姉歯村域は沢辺村大字姉歯となる。
  • 1955年(昭和30年)1月1日 - 沢辺村、金成村、津久毛村と萩野村が合併して金成町となる[7]。沢辺村大字姉歯は金成町姉歯となる[8]
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 金成町、一迫町、鶯沢町、栗駒町、志波姫町、瀬峰町、高清水町、築館町、若柳町と花山村が合併して栗原市となる。金成町姉歯は栗原市金成姉歯となる。

脚注

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  1. ^ 令和2年国勢調査
  2. ^ 宮城県 栗原市 金成姉歯の郵便番号”. 日本郵便. 2023年3月20日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年3月20日閲覧。
  4. ^ 金成町史編纂委員会 1973, p. 468.
  5. ^ 金成町史編纂委員会 1973, pp. 75–76.
  6. ^ a b c d e 金成町史編纂委員会 1973, p. 268.
  7. ^ 金成町史編纂委員会 1973, pp. 258–260, 603.
  8. ^ 金成町史編纂委員会 1973, p. 262.

参考文献

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  • 金成町史編纂委員会 編『金成町史』金成町役場総務課、1973年9月20日。NDLJP:9569277