金築誠志
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金築 誠志(かねつき せいし、1945年(昭和20年)4月1日 - )は、日本の裁判官。大阪高等裁判所長官を経て2009年1月26日より2015年3月31日まで最高裁判所判事を務め、退官後日本法律家協会会長及びJR東日本監査役に就任[1]。
略歴
[編集]- 1945年4月1日 - 現在の島根県出雲市に生まれ、中学2年の夏まで父の転勤に従って県内各地で過ごした後、家族と共に上京し、東京都立新宿高等学校卒業
- 1967年
- 1979年4月 - 判事任官
- 1990年 - 東京地方裁判所部総括判事
- 1998年8月 - 最高裁判所人事局長
- 2002年9月 - 司法研修所長
- 2005年2月 - 東京地方裁判所長
- 2006年10月 - 大阪高等裁判所長官
- 2009年
- 1月 - 最高裁判所判事
- 8月 - 第45回総選挙と同時に行われた第21回最高裁判所裁判官国民審査の投票の結果、罷免を可としない(無印)が62,627,434票、罷免を可とする(×印)が4,311,693票となり、信任された。
主な担当審理
[編集]- 2009年4月:御殿場事件(陪席裁判官)
- 2010年1月:砂川政教分離訴訟(陪席裁判官)
- 2012年2月:光市母子殺害事件(裁判長裁判官)
- 2013年9月:非嫡出子法定相続分違憲決定(補足意見を執筆)
脚注
[編集]- ^ https://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/index.html
- ^ 人事、東日本旅客鉄道 日本経済新聞 2016年5月17日
- ^ 秋の叙勲4055人 江田元参院議長に桐花大綬章 日本経済新聞 2016年11月3日