都まんじゅう
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(金萬から転送)
都まんじゅう(みやこまんじゅう)とは、白あん等をカステラ風の生地で包んだ焼き饅頭。
日本中に次のような共通点を持つ異名同種の饅頭が存在する。
元々は製造機械のメーカーでもある福岡県の城野鉄工所が、昭和10年頃に地元で菓子店を出店した後、東京に進出したことから「都まんじゅう」と名付けられ、製造機械の販売に伴い日本中に広まった。現在は愛知県の森川フードマシン株式会社が製造機械を販売している。
各地方での呼称、販売店等
[編集]- 「都まんじゅう」 - かるた屋(上野)、つるや製菓(平塚市、八王子市、沼津市)、すずや(茅ヶ崎市)、みやまん(富士市、静岡市清水区、富士宮市)
- 「とうまん」 - 札幌市の丸井今井
- 「金萬」 - 秋田市の金萬本舗
- 「そごう饅頭」 - 千葉県のそごう千葉店(廃業済)※参考
- 「福まんじゅう」 - 杉並区の福家 2009年6月閉店
- 「みやこまん」 - 横浜市の味里家
- 「鎌倉焼」 - 鎌倉市のアルブルノワール
- 「さいか屋まんじゅう」 - 横須賀市のさいか屋 ※焼印に小泉元首相バージョンあり
- 「河野太郎まんじゅう」 - 平塚市のつるや製菓 ※焼印が河野太郎バージョン
- 「箱根まんじゅう」 - 箱根湯本の菊川商店
- 「甲州都まんじゅう」 - 山梨県笛吹市の石わ しらと屋
- 「都まんじゅう」 - 沼津市のつるや製菓
- 「カステラ饅頭」(松菱饅頭) - 浜松市の秋芳堂
- 「フランス饅頭」(カステラ饅頭) - 豊橋市のまつばら製菓 ※豊橋丸物百貨店時代は「丸物まんじゅう」→西武百貨店豊橋店に商号変更後は「西武まんじゅう」の名でも親しまれた。豊橋西武閉店後の現在は豊橋市を中心に東海地方の催事出店で移動販売を行う。
- 「豊橋ええじゃないか饅頭」 - 豊橋市のかぶき屋 ※豊橋西武閉店後に新たに地元企業が参入した新商品。
- 「文化饅頭」 - 名古屋三越栄本店(廃業済)※参考
- 「ミルク饅頭」 - 岐阜市の新岐阜百貨店(廃業済)※参考
- 「いせ丸饅頭」 - 伊勢市のいせ丸(おかげ横丁)、たいふく
- 「鹿まんじゅう」 - 兵庫県豊岡市の一柳堂
- 「ロンドン焼」 - 京都市新京極ロンドンヤ
- 「清水焼き」 - 清水寺付近
- 「大丸饅頭」 - 大阪市の大丸梅田店、福岡市博多大丸福岡天神店
- 「大阪都まんじゅう」 - 大阪市の夢操庵
- 「童子焼まんじゅう」 - 大阪府茨木市
- 「都まん(登録商標)」 - 高松市、高知市の都まん本舗
- 「秋穂まんじゅう」 - 山口市秋穂の道の駅あいお
- 「川棚まんじゅう」 - 下関市豊浦町川棚温泉
- 「井筒屋饅頭」 - 北九州市の小倉井筒屋 ※以前は都饅頭と称していた
- 「かねやす饅頭」 - 小倉市のかねやす百貨店(廃業済)※参考
- 「たろちゃん饅頭」 - 飯塚市の飯塚井筒屋(閉店)※参考 ※井筒屋饅頭の焼印違い(麻生太郎バージョン)
- 「回転玉屋まんじゅう」 - 佐世保市の佐世保玉屋
- 「鶴屋饅頭」 - 熊本市の鶴屋百貨店 ※以前は千両饅頭と称していた。もともと銀丁百貨店(1976年閉業)で店頭販売していた「銀丁饅頭」が鶴屋百貨店に移転
- 「いちょう小町饅頭」 - 熊本市の県民百貨店(廃業済)※参考 ※くまモンバージョンあり
- 「橘文化饅頭」 - 宮崎市の橘百貨店(閉店)※参考
- 「金生饅頭(まるいわ饅頭)」 - 鹿児島市の山形屋は金生饅頭、宮崎市の宮崎山形屋ではまるいわ饅頭