鈴木知太郎
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鈴木 知太郎(すずき ともたろう、1905年10月30日[1] - 1977年12月5日[2])は、日本の国文学者。学位は、文学博士(日本大学・論文博士・1960年)。日本大学名誉教授。
来歴
[編集]愛知県渥美郡高松村(現・田原市)出身[1]。1930年(昭和5年)、日本大学国文科を卒業した。1939年(昭和14年)成城高等学校教授、1943年(昭和18年)日本大学助教授を経て、1949年(昭和24年)日本大学教授に就任[1]。1960年(昭和35年)、「土佐日記の研究」で日本大学より文学博士の学位を取得した。1965年(昭和40年)から1970年(昭和45年)までは日本大学櫻丘高等学校校長を兼任[1]。
1976年(昭和51年)、日本大学教授を定年で退職した。
著書
[編集]単著
[編集]共編著
[編集]校訂など
[編集]- 松尾聰(編)『全訳万葉集 第2』(松尾聰・高藤武馬と共著)開発社、1943年
- 『和泉式部日記』古典文庫、1948年
- 『伊勢物語』武藏野書院、1948年6月
- 『土佐日記 昭和校註』武蔵野書院、1949年 のち岩波文庫
- 『日本古典文学大系 第20 土佐日記』岩波書店、1957年
- 『伊勢物語 付業平集』(田中宗作と共編)桜楓社、1960年4月20日
- 鴨長明『方丈記』武蔵野書院、1959年4月
- 松尾芭蕉『おくのほそ道』(伊坂裕次と共著)笠間書院、1972年
- 『新校頭注土左日記』(山田瑩徹と共編)武蔵野書院、1975年4月
- 『源氏物語 桐壷』桜楓社、1976年
- 『全釈更級日記』(小久保崇明と共著)笠間書院<笠間選書>、1978年12月
記念論集
[編集]- 『国文学論攷 鈴木知太郎博士古稀記念』 桜楓社、1975年