銀河丸 (2代)
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銀河丸 (2代) | |
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基本情報 | |
船種 | 航海練習船 |
船籍 |
日本 パナマ |
所有者 | 運輸省 |
運用者 | 航海訓練所 |
建造所 | 日本鋼管清水造船所 |
母港 | 東京港 |
航行区域 | 遠洋区域(国際航海) |
IMO番号 | 7229992 |
改名 |
銀河丸(1972-2004) 銀河II(2004-2007) Spirit of MOL(2007-2013) |
経歴 | |
起工 | 1972年3月3日[1] |
進水 | 1972年9月30日[1] |
竣工 | 1972年12月23日[1] |
就航 | 1973年 |
引退 | 2013年3月23日 |
最後 | 2013年、中国で解体 |
要目 | |
総トン数 | 5,027.98 トン[1] |
載貨重量 | 2,993.0 重量トン[1] |
排水量 | 5,822.6 重量トン[1] |
全長 | 114.62 m[1] |
垂線間長 | 105.00 m[1] |
型幅 | 16.00 m[1] |
型深さ | 10.50 m[1] |
満載喫水 | 5.80 m[1] |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 三菱 6UEC 52/105D 1基 |
推進器 | 5翼1軸 |
最大出力 | 6,200 PS |
定格出力 | 5,270 PS |
最大速力 | 19.377 ノット[1] |
航海速力 | 17.5 ノット[1] |
航続距離 | 約24.700浬[1] |
搭載人員 | 244名(士官34名、部員42名、実習生168名)[2] |
銀河丸は、航海訓練所が保有していた航海練習船。本項目では、1972年に竣工した2代目を取り扱う。
概要
[編集]銀河丸 (初代)の代船として日本鋼管清水造船所で建造され、1972年12月23日に竣工した。
銀河丸 (3代)の就航により、2004年6月に引退したが、同年10月に海王丸 (2代)が平成16年台風第23号の避泊中に走錨して座礁、長期離脱を余儀なくされたため、代船として同年12月より銀河IIと改名して再就航した。その後、海王丸の復帰により、2005年12月17日で訓練航海を終了した。
本船は商船三井に売却され、同社の航海練習船として運用するため常石造船で改装を受け、2007年7月1日にSpirit of MOLとして命名式を行い、訓練航海を開始した。 その後、約5年間で2,200名以上の職員候補生の乗船訓練を行うなど活躍したが、2013年3月23日、マニラ港で退役式典を開催、引退した。同年、中国で解体された。
設計
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先に建造された青雲丸 (初代)を母体として設計されたが、船型を初めとして各所に改良が加えられた。
- 船型の大型化と速力の増大
- 将来的な実習生の増加に備えた拡大可能な収容施設
- 訓練甲板・演習室・教室などの訓練用施設の充実と配置の合理化
- 長期の訓練航海を考慮した空調設備、色彩設計、居室・教室の騒音低減
- 糧食用倉庫と運搬設備を含む調理室設備の改善
船体の主要構造は横置肋骨方式で、船体中央部に配置された主機械室・主発電機室は二重底、それ以外の部分は一重底となっている。