鍋島能弘
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鍋島 能弘(なべしま のりひろ、1904年9月21日 - 1979年12月22日[1])は、日本のアメリカ文学者、翻訳家。お茶の水女子大学名誉教授。
佐賀県出身[2]。1927年東京帝国大学英文科卒。第二次世界大戦後、東京大学教養学部教授、お茶の水女子大教授、立正大学教授、昭和女子大学教授を歴任。ウォルト・ホイットマンなどを研究、翻訳した。
著書
[編集]- 『英文学の教養』(創芸社、近代文庫) 1952
- 『アメリカ文学史』(弘文堂、アテネ新書) 1956
- 『ホイットマンの研究』(篠崎書林) 1960
- 『イギリス文学史大系 第4 19世紀』(東京大学出版会) 1961
- 『文体美学 批評の一方法として』(篠崎書林) 1962
翻訳
[編集]- 『文学の技法』(ラスルズ・アバクランビ、研究社、文学論パンフレット) 1934
- 『詩のために』(シェリ、織田正信共訳、東京堂) 1943
- 『美学通史』(バアナアド・ボサンケ、井上政次共訳、雄山閣) 1944
- 『ロビンソン・クルーソー』(デフォー、羽田書店) 1950
- 『草の竪琴』(トルーマン・カポート(カポーティ)、島村力共訳、新鋭社) 1956、のち西崎一郎共訳
- 『黒い地帯から』(ブッカー・T・ワシントン、新鋭社) 1957
- 『常識 コモンセンス』(トマス・ペイン、新鋭社) 1957
- 『白い沈黙 他 短編集』(ジャック・ロンドン、西崎一郎共訳、荒地出版社、現代アメリカ文学全集) 1958
- 『民主主義の予想』(ホイットマン、河出書房新社、世界大思想全集) 1959
- 『マーク・トウェーン短篇全集 第1巻』(マーク・トウェーン、鏡浦書房) 1959
- 『草の葉』全3巻(ホイットマン、杉木喬・酒本雅之共訳、岩波文庫) 1969 - 1971
- 『黄金の杯』(ジョン・E・スタインベック、乾幹雄共訳、和広出版) 1978