長全寺
表示
長全寺 | |
---|---|
山門より長全寺本堂を望む | |
所在地 | 広島県尾道市瀬戸田町高根611 |
位置 | 北緯34度18分50.2秒 東経133度04分57.4秒 / 北緯34.313944度 東経133.082611度座標: 北緯34度18分50.2秒 東経133度04分57.4秒 / 北緯34.313944度 東経133.082611度 |
山号 | 福壽山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 不詳 |
開山 | 不詳 |
開基 | 不詳 |
中興年 | 寛永5年 |
中興 | 燈海別流(曹洞宗長全寺開山) |
公式サイト | 長全寺 - 曹洞禅ナビ |
法人番号 | 5240005011336 |
長全寺(ちょうぜんじ)は、広島県尾道市にある曹洞宗の寺院。山号は福壽山(ふくじゅざん)。本尊は阿弥陀如来。法常寺末寺。
歴史
[編集]この寺は、芸藩通志によると大永年間(1521年ー1527年)、燈海和尚により建立された。[1] 永和年間(1375年ー1379年)の経典[2]には、「香根島長善寺」として残る[3]。 1628年(寛永5年)広島県三原市西宮町、曹洞宗法常寺の燈海別流により再興。 時期は不明ながら江戸時代後期、住職が他寺の晋山結制一夏安居で留守中に本堂・庫裡を全焼し、一切の文物を失った。
一堂(阿弥陀堂)を維持していたが、1867年(慶応3年)に現在の本堂、1868年(明治元年)に現在の庫裡を再建。1876年(明治9年)に宝暦年間(1751年ー1764年)再建の山門を大規模修繕。
阿弥陀薬師堂を新築。1891年(明治24年)に金比羅堂を再建している。
- 阿弥陀薬師堂。阿弥陀如来(伝旧本尊)・薬師如来・観世音菩薩(伝千手菩薩)・弘法大師が祀られている。
- 山門
- 鐘楼堂
- 地蔵堂
- 金毘羅堂
- 稲荷堂
- 境内隣接の旧農地は高根島柑橘栽培発祥地。