長崎税関
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長崎税関 Nagasaki Customs | |
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長崎税関本関 | |
種別 | 税関 |
管轄区域 |
福岡県のうち 大牟田市、久留米市、柳川市、八女市 筑後市、大川市、小郡市、うきは市 三井郡、三潴郡、八女郡、みやま市 佐賀県(門司税関の管轄区域を除く) 長崎県(門司税関の管轄区域を除く) 熊本県 鹿児島県 |
所在地 |
〒850-0862 長崎県長崎市出島町1-36 |
リンク | 公式サイト |
位置 | 北緯32度44分34.1秒 東経129度52分17.6秒 / 北緯32.742806度 東経129.871556度座標: 北緯32度44分34.1秒 東経129度52分17.6秒 / 北緯32.742806度 東経129.871556度 |
長崎税関(ながさきぜいかん)は、日本の税関。九州の西側を管轄し、長崎市に主たる事務所を置く。
歴史
[編集]- 1698年 - 長崎会所設置
- 1859年 - 長崎・神奈川・箱館(函館)の3港を開港、長崎会所の一部に湊会所を設置する
- 1863年 - 長崎運上所設置(湊会所を運上所と改称)
- 1867年 - 長崎会所廃止
- 1872年 - 運上所を税関という呼称に統一
- 1878年 - 長崎税関口之津支庁開設
- 1891年 - 長崎税関梅ヶ崎庁舎竣工
- 1898年 - 長崎税関下り松派出所開設(現存・重要文化財)
- 1909年 - 長崎税関門司税関支署が長崎税関から独立して、門司税関となる
- 1923年 - 長崎港に日華連絡船就航
- 1928年 - 現在地に長崎税関庁舎竣工
- 1942年 - 神戸丸遭難により職員殉職
- 1943年 - 税関閉鎖(第二次世界大戦により税関官制廃止、海運局に併合)
- 1945年 - 原爆投下、旧長崎税関庁舎甚大な被害を受ける。アメリカ第8海兵師団司令部が税関庁舎を接収。
- 1946年 - 税関再開(門司税関の管轄として長崎・佐世保・三池・三角・鹿児島に支署を設置)
- 1953年 - 長崎税関として門司税関から独立(支署:佐世保、三池、三角、鹿児島)
- 1969年 - 現長崎税関庁舎竣工
- 1985年 - 八代支署設置(三角支署を出張所に改称)
長崎税関長
[編集]氏名 | 出身校 | 在任期間 | 前職 | 後職 |
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江口 博行 | 東京大学法学部 | 2019年7月‐ | 環境省大臣官房審議官 併任 内閣府大臣官房審議官 | |
奥田 直久 | 東京大学農学部 | 2020年7月‐ | 環境省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官 |
管内支署・出張所
[編集]- 長崎税関本関
- 長崎空港出張所
- 五島監視署
- 三池税関支署
- 久留米出張所
- 久留米出張所佐賀空港事務所
- 佐世保税関支署
- 八代税関支署
- 熊本出張所
- 水俣出張所
- 三角出張所
- 熊本空港出張所
- 鹿児島税関支署
- 枕崎出張所
- 川内出張所
- 鹿児島空港出張所
- 志布志出張所
- 名瀬監視署
監視艇
[編集]- なんせい(大型監視艇)
- 2018年(平成30年)三菱重工業下関造船所建造[1]
- 全長38.4m 141総トン
- さいかい(中型監視艇)
- ありあけ(小型監視艇)
出典
[編集]- ^ 先代は1998年(平成10年)三菱重工業下関造船所建造、130総トン、全長37.4m、全幅6.7m(『世界の艦船』1998年8月号(No.541)p.68)
- ^ 鈴木造船株式会社公式サイト掲載「建造例 - 官公庁船」(2021年9月4日閲覧)
- ^ 熊本ドック株式会社公式サイト掲載「建造実績 - 軽合金船」(2021年9月4日閲覧)