長征1号
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長征1号(簡体字中国語: 长征一号、英語: Long March 1)は、中国の衛星打ち上げロケット。長征シリーズの最初のロケットで、長征1号とその改良型の長征1号Dの2タイプが存在する。
タイプ
[編集]長征1号
[編集]1965年に研究が始まった。東風4号型IRBMをベースにし、第3段用の固体ロケットモータを新しく開発した。1970年4月24日、中国初の人工衛星、東方紅1号を打ち上げた。1971年に2度目の打ち上げを行い、以後使用されていない。
- 段数: 3
- 全長: 29.86 m
- 第1段: 17.835 m
- 第2段: 7.486 m
- 第3段: 4.565 m
- 直径: 2.250 m
- 重量(発射時): 81,570 kg
- 第1段: 65,250 kg
- 燃料: 61,070 kg
- 第2段: 13,550 kg
- 燃料: 11,210 kg
- 第3段: 2,200 kg
- 燃料: 1,800 kg
- 第1段: 65,250 kg
- 推力: 1,020,000 N
- ペイロード(LEO): 300 kg
長征1号D
[編集]長征1号Dは長征1号のステージ改良型であり、中国の宇宙機関の宇宙機のために使われる。主として第一段エンジンを1020 kNから1101.2 kNにし、第2段と第3段もパフォーマンスを改善したもの。この改良した長征1号Dは様々な低軌道の衛星を打ち上げることができ、衛星の指向性を回転または非回転にできる。1995年5月に初打ち上げが成功した。1997年に2度目の打ち上げに成功、2002年の3度目の打ち上げは失敗し[1]、以後使用されていない。
- 技術仕様
ロケット全体 | 第1段 | 第2段 | 第3段 |
*Stages: 3
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