阪口良平
阪口 良平 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1975年2月6日(49歳) |
出身地 | 大阪府羽曳野市 |
SUPER GTでの経歴 | |
デビュー | 2006 |
所属 | PACIFIC RACING TEAM |
車番 | 9 |
過去所属 |
910RACING WITH TEAM ISHIMATSU YOKOYAMA RACING muta Racing INGING |
出走回数 | 65 |
優勝回数 | 1 |
シリーズ最高順位 | 9位 (2020) |
過去参加シリーズ | |
2010-2014 | スーパー耐久シリーズ(ST2クラス) |
阪口 良平(さかぐち りょうへい、1975年2月6日 - )は日本のレーシングドライバー。 大阪府羽曳野市出身。
父の阪口顕は元BSワークスライダーで、現在はカートショップを経営。甥の阪口晴南もレーシングドライバーとして活動中。
プロフィール
[編集]- 身長:178cm
- 体重:64kg
- 血液型:Rh+ O型
- 趣味:レーシングカート・ラジコン・ジム通い・テニス・ゴルフ・釣り・動物と遊ぶこと
- 愛車:エスティマ最終・グランツーリスモ320iMスポーツ・86ZN6・GT・AT・318is Mスポーツ5MT右ハンドル・318is Mスポーツ5MT左ハンドル・CB125R・エリシオン プレステージ・フォーミュラEnjoy
- ライセンス:インターB
来歴
[編集]カート時代より比較的順調なキャリアを重ね、1996年にはフォーミュラ4(F4)のチャンピオンを獲得し、翌年にはフォーミュラ3(F3)に参戦を果たす。その後、スーパー耐久やシビックインターカップ等のツーリングカーのレースを経験。
1999年からは、韓国モータレーシング底上げのために招致ドライバーとして韓国選手権に参戦。日本人としては第一人者として努力し、2000年から2002年まで3年連続シリーズ2位。2003年には念願の日本人初となるKMRC (Korea Motor Racing Championship) 選手権シリーズ F1800(フォーミュラ・コリア)のシリーズチャンピオンを獲得する。 また、2001年に韓国GT選手権にもスポット参戦し、第3戦ではF1800とGTのWポールポジションを獲得して見せた。
一方、国内ではフォーミュラ・ドリームシリーズに2000年に参戦。テストから好タイムで初レースでは連続表彰台。セカンドルーキー賞を獲得した。
歴史の長い鈴鹿1000km耐久レースでは2002年から2005年まで4年連続クラスポールポジションを獲得。そしてSUPER GTのシリーズ戦になる前の最後の年である2005年に優勝を飾る。
SUPER GTでは、2006年にポルシェ996RSRでスポット参戦(初参戦でポイント獲得)。2007年はタレントTEAMでVEMACをドライブ第3戦では7位入賞を果たす。2008年は名門ノバエンジニアリングとTEAM UEMATSUがジョイントした4号車VEMACのエースドライバーとして初のフル参戦をし、第4戦のセパンでは4位フィニッシュ。その他ではスーパーラップに年間5回出場、公式テストでもTOPタイムを記録するなど速さを見せた。2021年のSUPER GTでは、muta Racing INGINGのドライバーとして参戦し、第4戦もてぎで悲願のSUPER GTでの初優勝を飾った。
レース戦績
[編集]- 1990年 - レーシングドライバーとしてカートレースデビュー。初戦4位 次のレースでは優勝
- 1991年 - SストックEXPクラス名阪&宝塚シリーズ Wチャンピオン
- 1992年 - Aストック近畿選手権シリーズ チャンピオン(6戦全勝)
- 1993年 - 全日本FAカート選手権・鈴鹿選手権シリーズ出場(最高位2位)
- 1994年 - ワールドカップin鈴鹿 ICAクラス 10位
- 1995年
- F4 TI選手権シリーズ6位(最高順位3位)WEST936トヨタ
- F4 鈴鹿選手権シリーズ7位(最高順位2位)WEST936トヨタ
- 1996年
- F4 TI選手権シリーズチャンピオン(3勝) WEST936マツダ
- F4 美祢選手権シリーズチャンピオン(2勝) WEST936マツダ
- F4 鈴鹿選手権シリーズ4位(最高順位2位)WEST936マツダ
- 1997年
- 1998年
- ホンダシビックインターカップシリーズ 10位(最高順位7位)EK4シビック
- スーパーN1耐久シリーズ 6位(最高順位2位)EK4シビック
- 1999年
- 韓国チャンウォンスーパープリ公道レース F1800クラス2位 JK96&KIA
- 鈴鹿クラブマン300Km耐久レース 優勝 EK9シビック
- 韓国MBC選手権シリーズ F1800クラス(最高順位3位)JK96&KIA
- 2000年
- フォーミュラ・ドリームシリーズ 4位(セカンドルーキー賞獲得)
- 韓国MBC選手権シリーズ F1800 クラス2位(1勝)JK96ヒュンダイ
- 鈴鹿クラブマン300Km耐久レース 2位 EG6シビック
- スーパーN1耐久シリーズ スポット参戦(最高順位3位)DC2インテグラ
- 2001年
- 韓国チャンウォンスーパープリ公道レース F1800クラス3位 JK02ヒュンダイ
- スーパーN1耐久シリーズ スポット参戦(最高順位5位)ランサーエボリューション
- 韓国KMRC選手権シリーズ F1800クラス2位(2勝)JK02ヒュンダイ
- フォーミュラ・ドリームシリーズ スポット参戦(最高順位2位)韓国とバッティングの為断念
- 韓国KMRC選手権シリーズ GTスポット参戦(最高順位2位)ヒュンダイ タービュランス
- 2002年
- インターナショナルポッカ1000km耐久レース クラスPP オスカーSK5.2トヨタ
- 韓国チャンウォンスーパープリ公道レース F1800 クラスPP&優勝 JK02ヒュンダイ
- ホンダインテグラインターカップシリーズ スポット参戦 DC5インテグラ
- 韓国KMRC選手権シリーズ F1800クラス2位(3勝)JK02ヒュンダイ
- 2003年
- インターナショナルポッカ1000km耐久レース クラスPP オスカーSK5.2トヨタ
- 鈴鹿クラブマン300Km耐久レース 総合PP&決勝2位 オスカーSK93マツダ
- スーパー耐久シリーズ 1クラスシリーズ7位 R34スカイラインGT-R
- 韓国チャンウォンスーパープリ公道レース GT-1クラス2位 ヒュンダイ トスカーニ
- 韓国KMRC選手権シリーズ F1800 クラスチャンピオン(1勝) JK02ヒュンダイ
- 韓国F1800 チャンピオン(日本人初)
- 2004年
- インターナショナルポッカ1000km耐久レース クラスPP&決勝2位 オスカーSK5.2トヨタ
- 鈴鹿クラブマン300Km耐久レース FinalRound RSクラスPP&優勝 オスカーSK5.2トヨタ
- スーパー耐久シリーズ 4クラスシリーズ4位 DC5インテグラ
- 2005年
- インターナショナルポッカ1000km耐久レース クラスPP&優勝 オスカーSK5.2トヨタ
- 韓国KMRC選手権シリーズ GT-1クラス参戦(第1戦3位獲得)
- スーパー耐久シリーズ 2クラス シリーズ7位 CT9Aランサーエボリューション
- 鈴鹿クラブマン300Km耐久レース 総合ポールポジション オスカーSK93マツダ
- 2006年
- SUPER GT・GT300クラス シリーズ33位
- スーパー耐久シリーズ ST2クラス シリーズ3位(1勝)CT9Aランサーエボリューション
- Japan Le Mans Challenge LMP2シリーズ5位(第3戦コースレコードPP獲得)
- 2007年
- SUPER GT・GT300クラス シリーズ25位
- スーパー耐久シリーズ ST2クラス シリーズ5位 CT9Aランサーエボリューション
- Taebaek International Super300 ST2クラス 2位 CT9Aランサーエボリューション
- 2008年
- SUPER GT・GT300クラス シリーズ17位
- スーパー耐久シリーズ ST2クラス シリーズ2位(1勝)CT9Aランサーエボリューション
- 2009年
- スーパー耐久シリーズ ST2クラス 第1戦、第4戦、第5戦優勝 シリーズ2位(3勝)
- 2009 O CJ superrace(韓国のSUPER GT)第2戦より参戦 2000クラス第5戦 PP&優勝
- 2010年
- スーパー耐久シリーズ ST2クラス
- インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル
- 2021年
- SUPER GT・GT300クラス 第4戦優勝
全日本フォーミュラ3選手権
[編集]年 | チーム | シャシー | エンジン | クラス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 順位 | ポイント |
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1997年 | アキランドレーシング | ダラーラF395 | トヨタ・3S-GE | SUZ 9 |
TSU 13 |
MIN Ret |
FSW | SUZ Ret |
SUG | SEN | TRM | FSW | SUZ 15 |
NC | 0 | ||||||
2012年 | シーエムエスモータースポーツプロジェクト | ダラーラF306 | N | SUZ1 8 |
SUZ2 12 |
TRM1 | TRM1 | FSW1 | FSW2 | TRM1 | TRM2 | OKA1 | OKA2 | SUG1 | SUG2 | SUG3 | FSW1 | FSW2 | 8位 | 6 |
SUPER GT
[編集]主なタイトル戦績
[編集]- 1996年 フォーミュラ4 Wシリーズチャンピオン
- 2000年 フォーミュラ・ドリーム セカンドルーキー賞獲得
- 2003年 韓国F1800シリーズ チャンピオン(日本人初)
- 2005年 インターナショナルポッカ1000km耐久レース RSクラス優勝
主なレコード
[編集]- 鈴鹿サーキット RSクラスコースレコード
- 岡山国際サーキット ワーゲンルポクラスコースレコード
- 岡山国際サーキット LMP-2コースレコード
- 十勝インターナショナルスピードウェイ ST2クラスコースレコード
関連人物
[編集]- 阪口晴南 - 甥のレーシングドライバー