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阿毘縁村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あびれそん
阿毘縁村
廃止日 1955年6月30日
廃止理由 新設合併
大宮村阿毘縁村高宮村
現在の自治体 日野郡日南町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
日野郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,176
国勢調査、1950年)
隣接自治体 大宮村、伯南町
島根県仁多郡鳥上村能義郡広瀬町
阿毘縁村役場
所在地 鳥取県日野郡阿毘縁村
座標 北緯35度12分41秒 東経133度12分05秒 / 北緯35.21131度 東経133.20147度 / 35.21131; 133.20147座標: 北緯35度12分41秒 東経133度12分05秒 / 北緯35.21131度 東経133.20147度 / 35.21131; 133.20147
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阿毘縁村(あびれそん[1])は、鳥取県日野郡にあった。現在の日野郡日南町の一部にあたる。

地理

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  • 河川:印賀川[2]、阿毘縁川[3]、砥波川[3]
  • 山岳:猿隠山[3]、解脱寺山[2]

歴史

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  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、日野郡下阿毘縁村、阿毘縁村が合併して村制施行し、阿毘縁村が発足[1][3]。旧村名を継承した下阿毘縁、阿毘縁の2大字を編成[3]
  • 1955年(昭和30年)6月30日、日野郡大宮村と合併し高宮村を新設して廃止された[1][3]。合併後、高宮村大字下阿毘縁・阿毘縁となる[3]

地名の由来

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次の諸説あり[2]

  1. 出雲国風土記』に記載の「伯耆国日野郡堺阿志〔田+比〕縁山」の「志」を略したもの。
  2. 鈩(たたら)作業に関係した「足しびれ」「足冷え」などが語源。

産業

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  • 農業、林業[3]
  • 産物:米、木炭[3]
  • 大字下阿毘縁は古代から有数な砂鉄採取地であったが、洋鉄の普及に伴い明治中期以降から衰退し、1917年(大正6年)頃から次第に閉山していった[2]

出身人物

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脚注

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  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』30頁。
  2. ^ a b c d 「下阿毘縁〈日南町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』394-395頁。
  3. ^ a b c d e f g h i 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』79頁。
  4. ^ 『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』68頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年3月19日閲覧。

参考文献

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  • 衆議院事務局編『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』衆議院事務局、1936年。
  • 角川日本地名大辞典 31 鳥取県』。
  • 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。

関連項目

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