阿部俊子 (国文学者)
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人物情報 | |
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生誕 |
1912年 日本 |
死没 | 1993年 |
出身校 | 東京文理科大学国語学国文学科 |
配偶者 | 阿部秋生 |
学問 | |
時代 | 20世紀 |
研究分野 | 国文学 |
研究機関 |
学習院大学 大正大学 |
学位 | 文学博士 |
主な業績 | 『伊勢物語』、『大和物語』 |
阿部 俊子(あべ としこ、1912年 - 1993年)は日本の国文学者。元大正大学教授。『伊勢物語』の研究で著名。
人物
[編集]1934年(昭和9年)、東京女子高等師範学校卒業。1937年(昭和12年)、東京文理科大学国語学国文学科卒業。国文学(古代)専攻。1964年(昭和39年)、「大和物語を中心とした歌物語の研究」で文学博士(東京教育大学)。 のちに学習院名誉教授、大正大学教授等を歴任。夫は文学者の阿部秋生。
著書
[編集]- 『校本 大和物語とその研究』三省堂出版、1954年。
- 『校本 大和物語とその研究 増補版』三省堂出版、1974年。
- 『歌物語とその周辺』風間書房、1949年。
- 『伊勢物語』(上巻・下巻)講談社学術文庫、1979年9月10日。
- 『大和物語』『日本古典文学大系9;竹取物語・伊勢物語・大和物語』岩波書店、1957年。(今井源衛と共著)
- 『大和物語の伝本に就いて』東京教育大学『国語』第三巻第一号、1938年。