雜賀雄二
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雜賀雄二(さいが ゆうじ、1951年9月14日 - )は日本の写真家。兵庫県出身。愛知県立芸術大学卒。
軍艦島の別名で知られる長崎県端島の撮影を長期間行っている。また、北部九州のカトリック教会、天主堂などの写真でも知られる。
東京綜合写真専門学校講師。
経歴
[編集]- 1971年 愛知県立芸術大学入学、デザインを専攻するが、在学中に写真を独学で始める
- 1973年 長崎県内の教会建造物に興味を持つ
- 1974年 長崎県高島町(当時)端島を訪れ、島の持つ魅力に圧倒される。1月15日の閉山から無人島化する4月20日まで滞在。
- 1975年 - 1977年 個展「閉山・軍艦島」(長崎県立美術博物館、銀座ニコンサロン、オークランド市美術館など)
- 1985年 個展「軍艦島 - 棄てられた島の風景」(長崎新聞文化ホール、銀座ニコンサロンなど)
- 1986年 写真集『軍艦島 - 棄てられた島の風景』で芸術選奨新人賞
- 1989年 愛知県立芸術大学非常勤講師
- 2002年 東京綜合写真専門学校講師
写真集
[編集]- 『軍艦島 - 棄てられた島の風景』(新潮社、1986年)
- 『天主堂』(新潮社、1990年)
- 『天主堂物語』 (新潮社、1990年)
- 『月の道 - Borderland』(新潮社、1993年)
- 『ランド・オブ・パラドックス』(淡交社、1997年、共著)
- 『ルナ・コルネア』(セントロ・デ・ラ・イマジン(メキシコ)、2000年)
- 『軍艦島 - 眠りのなかの覚醒』(淡交社、2003年)
- 『天主堂 - 光の建築』(淡交社、2004年)