三国駅 (福井県)
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(電車三国駅から転送)
三国駅 | |
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駅舎(2018年4月1日撮影) | |
みくに Mikuni | |
◄E42 三国神社 (0.8 km) (1.0 km) 三国港 E44► | |
所在地 | 福井県坂井市三国町北本町2丁目1-20 |
駅番号 | ○E43 |
所属事業者 | えちぜん鉄道 |
所属路線 | ■三国芦原線 |
キロ程 |
24.2km(福井口起点) 福井から25.7 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
357人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)12月15日[1] * |
備考 |
有人駅 * 三国線三国駅の開業日 |
三国駅(みくにえき)は、福井県坂井市三国町北本町にある、えちぜん鉄道三国芦原線の駅である。駅番号はE43。
歴史
[編集]- 1911年(明治44年)12月15日:鉄道院三国線の三国駅が開業[1]。一般駅。
- 1913年(大正2年)1月1日:三国駅の構内扱いとして、三国線を海岸へ延伸の上で三国港荷扱所が開設される[2]。
- 1914年(大正3年)7月1日:三国駅から三国港荷扱所を分離、(貨)三国港駅に変更[2]。貨物駅で、旅客営業は臨時で行われていた。
- 1927年(昭和2年)12月15日:三国 - 三国港間の通年旅客営業開始、一般駅となる。
- 1929年(昭和4年)
- 1932年(昭和7年)5月28日:三国芦原電鉄が海岸線として電車三国 - 東尋坊口間を延伸開業。
- 1942年(昭和17年)9月1日:三国芦原電鉄が京福電気鉄道に合併、路線は同社の三国芦原線となる。
- 1944年(昭和19年)
- 1946年(昭和21年)8月15日:国鉄が三国線の金津(現在の芦原温泉駅)- 芦原間営業再開[4]。三国線の列車が京福芦原 - 三国港間へ乗り入れ(一部列車による片乗り入れ)。
- 1968年(昭和43年)3月21日:休止中の三国芦原線 電車三国 - 東尋坊口間廃止許可。
- 1970年(昭和45年)4月1日:列車交換設備および貨物取扱を廃止[1]。
- 1972年(昭和47年)3月1日:国鉄三国線廃止[2][4]。三国線廃止に伴い休止中の日本国有鉄道の三国駅廃止。
- 1982年(昭和57年)7月1日:京福三国ビル(駅ビル)完成と同時に同ビル内へ駅舎を移転。現在の駅よりやや東寄りにあった。
- 2001年(平成13年)6月24日:越前本線での事故のため営業休止[4]。
- 2003年(平成15年)8月10日:えちぜん鉄道の駅として営業再開[4]。
- 2015年(平成27年):三国駅周辺地区都市再生整備計画事業の一環として駅舎建て替え・新駅舎建設を決定。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)3月27日:新駅舎の供用を開始[6][7]。
-
旧駅舎(2008年11月)
-
仮駅舎(2017年7月)
駅構造
[編集]1面1線の単式ホームを有する地上駅。駅舎は木造平屋建て一部鉄筋コンクリート造り、約484平方メートル[6]。駅事務室・待合所のほか、観光案内所・観光地域情報発信室がある。またテナントとして店舗が入居している[7]。
利用状況
[編集]1日平均の乗車人員は以下のとおりである。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2007年(平成19年) | [市統計 1]441 |
2008年(平成20年) | [市統計 1]456 |
2009年(平成21年) | [市統計 1]458 |
2010年(平成22年) | [市統計 1]471 |
2011年(平成23年) | [市統計 1]459 |
2012年(平成24年) | [市統計 1]438 |
2014年(平成25年) | [市統計 2]419 |
2014年(平成26年) | [市統計 3]398 |
2015年(平成27年) | [市統計 4]415 |
2016年(平成28年) | [市統計 4]370 |
2017年(平成29年) | [市統計 5]366 |
2018年(平成30年) | [市統計 6]357 |
2019年(令和元年) | [市統計 7]362 |
2020年(令和 2年) | 261 |
2021年(令和 3年) | 294 |
2022年(令和 4年) | 312 |
駅周辺
[編集]駅裏には急な坂が迫り、駅前から裏側には歩道橋が連絡する。旧市街地が広がり、神社仏閣も多数建つ。
- 瀧谷寺
- 坂井市龍翔博物館
- みくに文化未来館
- 坂井市立三国北小学校
- 福井県立三国高等学校
- 三国郵便局
- 三国図書館
バス路線
[編集]ロータリー内。駅舎に近い順に1番から3番となっている。
- 高速バス 三国駅停留所
- 京福バス 三国駅停留所
番号 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 84・96 東尋坊線 | 芦原温泉駅(あわら市) |
91 金津・本荘線 | 芦原温泉駅(あわら市) 平日1往復を除きケイカン交通が運行(タクシー車両使用)。 | |
2 | 48 丸岡・三国線 | 霞の郷(坂井市丸岡町) ※休日・年末年始運休 |
85・97 東尋坊線 | 龍翔博物館前 | |
3 | 16 川西・三国線 | 福井駅(福井市) ※休日運休 |
80 鶉三国線 | 福井総合病院(福井市) ※休日運休 | |
98 海岸線 | 和布(福井市)※土曜・休日運休 |
隣の駅
[編集]- えちぜん鉄道
- ■三国芦原線
かつて存在した路線
[編集]- 京福電気鉄道
- 三国芦原線(旧線)
- 電車三国駅 - 宿駅
脚注
[編集]- ^ a b c 寺田 2010, p. 266.
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、150頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 川島 2010, p. 86.
- ^ a b c d e 朝日 2011, p. 9.
- ^ “広報さかい 平成29年4月号 No.133「29年度予算の概要・美しい自然と共生するまちづくり」えちぜん鉄道三国駅舎・駅前広場整備事業”. 坂井市. 2017年6月28日閲覧。
- ^ a b c “福井)えちぜん鉄道の新しい三国駅舎が完成”. 朝日新聞デジタル. (2018年3月27日). オリジナルの2018年6月19日時点におけるアーカイブ。 2021年6月15日閲覧。
- ^ a b “誘客拠点に新駅舎 えち鉄三国駅、案内所やカフェも”. 中日新聞 (2018年3月27日). 2018年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月15日閲覧。
- 坂井市統計年報
- ^ a b c d e f 坂井市総務部企画情報課『平成25年版 坂井市統計年報(第8号)』(pdf)(レポート)April 2015、104頁 。2022年5月14日閲覧。
- ^ 坂井市総務部企画情報課『平成26年版 坂井市統計年報(第9号)』(pdf)(レポート)April 2016、104頁 。2022年5月14日閲覧。
- ^ 坂井市『平成27年版 坂井市統計年報 15.交通・通信』(pdf)(レポート)、104頁 。2022年5月14日閲覧。
- ^ a b 坂井市『平成28年版 坂井市統計年報 15.交通・通信』(pdf)(レポート)、105頁 。2022年5月14日閲覧。
- ^ 坂井市『平成30年版 坂井市統計年報 15.交通・通信』(pdf)(レポート)、105頁 。2022年5月14日閲覧。
- ^ 坂井市『令和元年版 坂井市統計年報 15.交通・通信』(pdf)(レポート)、105頁 。2022年5月14日閲覧。
- ^ 坂井市『令和2年版 坂井市統計年報 15.交通・通信』(pdf)(レポート)、105頁 。2022年5月14日閲覧。
参考文献
[編集]- 寺田裕一『日本のローカル私鉄2000』ネコ・パブリッシング、2000年8月1日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8。
- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 三国駅 - えちぜん鉄道