青山英樹
青山 英樹 | |
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BABYMETALのツアーで演奏する青山(2018年) | |
基本情報 | |
出生名 | 青山 英樹(あおやま ひでき) |
別名 | Hideki Aoyama、英樹 |
生誕 | 1986年8月29日(38歳) |
出身地 | 日本・東京都 |
学歴 | 日本芸術高等学園 |
ジャンル | |
職業 | ドラマー |
担当楽器 | ドラムス |
活動期間 | 2006年 - |
共同作業者 |
Straight Flush (2005年 - 2006年) ARMERIA (2006年 - 2008年) DROWNING (2008年) EVER+LAST (2008年 - 活動休止中) SMH (2010年 - 活動休止中) Rockon Social Club(2022年 - ) |
青山 英樹(あおやま ひでき、男性、1986年〈昭和61年〉8月29日[1] - )は、日本のドラマー。スタジオ・ミュージシャン。本名同じ。東京都出身。日本芸術高等学園卒業。既婚。EVER+LASTのドラムスのほか、日本芸術専門学校の講師も務める。2006年にプロドラマーとしてデビュー以降、様々なジャンルのライブやレコーディングで活動している[2]。父は青山純。
来歴
[編集]2005年、葉菜(後のGacharic Spinのメンバー)らとStraight Flushを結成。
2006年、Straight Flushから改名する形でARMERIAを結成。同時期にヤマハ・ドラムスとエンドースメントを行う[3]。
2008年3月、JAM Projectのサポートドラマーとして活動開始。5月、DROWNINGへ加入。12月、YU+KIらとEVER+LASTの活動を開始。
2010年、緒方恵美のライブツアーに初参加[3]。同年に太鼓打ちシンゴ(和太鼓)と井坂茉樹(サックス)とのセッションユニットSMHを結成。
2012年5月、日本芸術専門学校でドラムの講師に就任。
2013年1月、LM.Cサポートとして活動開始[4]。2月、BABYMETALのライブにサポートとして初参加。5月、吉川晃司ライブツアー初参加[5][6]。
2017年5月、スウェーデンのドラムスティックメーカーWincentからシグネイチャーモデルを発売[7]。
2022年 Rockon Social Clubのメンバーとして活動開始。
人物
[編集]主にツーバスのドラムセットを使用しているが、ドラムを始めたきっかけは、父・青山純の存在があり、自宅にドラムがある環境で育ったことが主だった理由であるが、中学生で反抗期だった頃に“父親ができないことをやりたいな”と思い、父親がワンバスなので“じゃあ、ツーバスで行こう”と、親とは異なるプレイスタイルのドラマーを目指した[8][注 1]。
音楽的趣向の一つに洋楽のHR/HMを挙げており、きっかけは中学時代に友人の母がX JAPANのファンで息子も聴かされており、その友人から薦められたことで、そこからツーバスのYOSHIKIに影響を受け、X JAPANを機にMR. BIGなどを聴き始めたとしている[8]。また、海外の好きなドラマーとして、見せ方も含めてニッケルバックのドラマーと、コーンのドラマーを挙げている[8]。
前述通り、父はプロドラマーの青山純(2013年死去)で、弟の青山友樹もドラマー[注 2]。
使用機材
[編集]ドラムセットはYAMAHA製のMaple Custom AbsoluteやBirch Custom Absolute、Recording Custom、Oak customなどを使用している。ペダルもヤマハのFP-720を使用しており、きっかけは過去に使用していたFP-910と同じベルトドライブタイプであったためで、FP-910自体は父が所持していたことや、YOSHIKIが使っていると聞いて使い始めたという[12]。現在は、ツーバスセッティング時ではFP9C、ワンバスセッティング時ではDFP9Cを使用。どちらもチェーンからベルトに変更している。ドラムラックもヤマハのSuper Rack Systemを2013年頃まで使用、その後にカーブパイプを取り入れたHEXRACK IIに切り替える[13]。シンバルはPAiSTe製[14]、ドラムスティックはWincent製のW-5B、シグネイチャーモデルのW-HASを使用[15]。ロックやメタル の現場で使用しているドラムセット構成は、2バス、3タム、2フロアという多点仕様とチャイナシンバルを三枚セッティングしているのが特徴的で、クラッシュシンバル類は若干高めに設定、エフェクトシンバル類は少なめになっている[16][17]。
ライブサポート
[編集]- JAM Project[18]
- LAZY
- ランティス祭り
- きただにひろし[19]
- スムルース
- アニうた KITAKYUSHU
- 緒方恵美[20]
- 森久保祥太郎[21]
- B.G.M Festival
- 遠藤正明[22]
- Prico[23]
- KAT-TUN(バンドーズ)
- チャン・グンソク
- 奥井雅美
- 榊原ゆい
- 飛蘭
- 麻生夏子
- LM.C[4]
- BABYMETAL(神バンド)[24]
- YU+KI
- 吉川晃司[25]
- ももいろクローバーZ(ダウンタウンももクロバンド)[26]
- Fuki
- May'n
- MASAKI
- 鈴華ゆう子
- ANIMAX MUSIX OSAKA
- miwa
- 阪本奨悟
- 2_wEi
- 転校少女*(転校バンド)[27]
- 谷本貴義
- 田口淳之介
- B'z
- Little Black Dress
- 成田商事
- 男闘呼組
- 中川翔子
- など
レコーディング
[編集]- 「彼方のdelight」
- 「メズマライズ」
- JAM Project シングル『LIMIT BREAK』(2012年)
- 「LIMIT BREAK」
- 「Fight! Fight! Fighting!」
- 「シロイカラス」
- GRANRODEO シングル『DARK SHAME』(2012年)
- 「DARK SHAME」
- 「純愛レッスン」
- クリス・ハート アルバム『Song for You』(2014年)
- 「最後のラブレター」
- 「たったひとつの贈り物」
- 「会いたいよ...会いたいよ!」
- IKUO アルバム『R.E.D.ZONE』(2014年)
- 「その光へ」
- 「LONG WAY」
- 水樹奈々 アルバム『SUPERNAL LIBERTY』(2014年)
- 「アパッショナート」
- ピエール中野(凛として時雨) ミニアルバム『Chaotic Vibes Orchestra』(2014年)
- 「Animus」
- ももいろクローバーZ シングル『『Z』の誓い』(2015年)
- 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」
- 「ポンパラ ペコルナ パピヨッタ」(五五七二三二〇名義)[28]
- ももいろクローバーZ アルバム『AMARANTHUS』(2016年)
- 「WE ARE BORN」[29]
- 「S」
- 「START!!」
- Fuki Commune アルバム『Welcome!』(2016年)
- 「月が満ちる前に」
- 「輝く夜へようこそ!」
- 「I'll never let you down!」
- 「僕が生きる世界」
- 「青い季節に」
- 「未来」
- 「Sail on my love」
- AKINO with bless4 シングル『cross the line』(2016年)
- 「cross the line」[30]
- ※MVに出演
- 鈴華ゆう子 アルバム『CRADLE OF ETERNITY』(2016年)
- 「永世のクレイドル」[31]
- ※MVに出演
- 水樹奈々 アルバム『NEOGENE CREATION』(2016年)
- 「UNLIMITED BEAT」
- 遠藤正明 アルバム『V6遠神』(2017年)
- 「エンジン」
- 緒方恵美 アルバム『real/dummy』(2017年)
- 「断鎖-brak-」
- ベイビーレイズJAPAN シングル『バキバキ』(2017年)
- 「よきよき」
- Q-pitch アルバム『Q-pitchでGO!!』(2017年)
- 「Q-pitchでGO!! ~自己紹介の歌~」[32]
- Acid Black Cherry アルバム『Acid BLOOD Cherry』(2017年)
- 「Guilty Cry」
- Fo'xTails シングル『RULER GAME』(2017年)
- 「最低で最愛なヒカリ」
- 「curtain」
- ゲームアプリ「ディバインゲート零」テーマソング(2017年)[33]
- 東方神起 アルバム『FINE COLLECTION 〜Begin Again〜』(2017年)
- 「Bolero <Re-recording version>」
- D-LITE アルバム『でぃらいと2』(2017年)
- 「Dear Friends」
- CR花の慶次 アルバム『花の慶次10周年記念アルバム』(2017年)
- 「漢の喧嘩美しく」
- FEST VAINQUEUR アルバム『GENERATION 2 ~7Colors~』(2018年)
- 「SHADOW」[34]
- ※MVに出演
- 「HOWLING SWORD」(喜多修平)
- 西川貴教 シングル『Bright Burning Shout』(2018年)
- 「Bright Burning Shout」
- 中村月子 配信シングル「むし」(2018年)
- JAM Project シングル『鋼のWarriors』(2018年)
- 「鋼のWarriors」
- QUARTET NIGHT(劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム) シングル『FLY TO THE FUTURE』(2018年)
- 「FLY TO THE FUTURE」
- 「THE WORLD IS MINE」
- 崎山つばさ シングル『Crescent Moon』(2018年)
- 「Crescent Moon」
- 「プレシャスサマー!」
- 2_wEi(8 beat Story) アルバム『Throne of Despair』(2018年)
- 「basement」
- 「Pain - pain」
- つばきファクトリー アルバム『first bloom』(2018年)
- 「可能性のコンチェルト」[35]
- ※メイキング動画に出演
- RAISE A SUILEN(BanG Dream!) シングル『A DECLARATION OF ×××』(2019年)
- 「A DECLARATION OF ×××」
- 「EXPOSE ‘Burn out!!!’」
- Afterglow(BanG Dream!) シングル『Y.O.L.O!!!!!』(2019年)
- 「COMIC PANIC!!!」
- Kane Roberts アルバム『The New Normal』(2019年)
- 「Beginning Of The End」[36]
- Little Black Dress 配信シングル「双六/優しさが刺となる前に」(2019年)[37]
- ※双六のMVに出演
- Little Black Dress
- 配信シングル「野良ニンゲン」(2019年)
- 配信シングル「Mirror/ちょーかわいい」(2020年)
- 1st アルバム「浮世歌」(2021年)
- など
その他、Rey、スムルース、所ジョージ、吉川晃司の作品にも一部の楽曲で参加している。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “【大阪校】 9/15(火)「BOH・青山英樹・藤岡幹大・大村孝佳」同時来校決定!”. MI JAPAN. 2015年8月6日閲覧。
- ^ “青山英樹 meets YAMAHA FP9│特集”. デジマート・マガジン. 株式会社リットーミュージック. 2019年9月14日閲覧。
- ^ a b c “【青山英樹プロフィール】”. オンキヨー株式会社(Facebook). Facebook, Inc. (2016年2月22日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ a b “【ライブレポート】LM.C、新年東名阪ツアーで「今年も俺たちと一緒に笑ってくれる?」”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2013年1月11日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “絶賛、リハーサル中。 ドラマーは青山英樹。”. Yamaha ART "BACKSTAGE". ヤマハ株式会社 (2013年4月30日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ “吉川晃司 (2013.5月号掲載 DI:GA interview)”. DISK GARAGE. 株式会社ディスクガレージ (2013年5月8日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ “スウェーデン発!話題のスティックメーカー“wincent”(ウィンセント)・青山英樹 (BABYMETAL、JAM project、etc.) シグネチャー・スティック”. こちらイケベ新製品情報局. 株式会社池部楽器店 (2017年5月19日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ a b c “【対談】FEST VAINQUEUR×青山英樹、同世代サウンドを語る「対バン当時の記憶が蘇った」”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2018年2月14日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “関ジャム 完全燃SHOW 音楽業界は二世ミュージシャンがなぜ多い?”. TVでた蔵. 株式会社ワイヤーアクション (2017年11月19日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ “青山友樹”. Guitar☆Man. 株式会社スイートルーム. 2019年9月14日閲覧。
- ^ “nano.RIPEの元ドラマー青山友樹が死去、ドラマー青山純の息子”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2018年9月3日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “P720 - ハードウェア・ラック - 使用アーティスト”. YAMAHA. 株式会社ヤマハ. 2019年9月14日閲覧。
- ^ “絶賛、リハーサル中。 ドラマーは青山英樹。”. Yamaha ART "BACKSTAGE". ヤマハ株式会社 (2013年4月30日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ “青山英樹”. モリダイラ楽器. 株式会社モリダイラ楽器. 2019年9月14日閲覧。
- ^ “【スティック】Wincent (ウィンセント) が 青山英樹 さん ( BABYMETAL 、JAM project) のシグネチャーモデルを発表! 特集記事”. MyDRUMS. 島村楽器株式会社 (2017年6月18日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ “SAMURAI ROCK! ドラマーは青山英樹。”. Yamaha ART "BACKSTAGE". ヤマハ株式会社 (2013年5月13日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ 宮崎政樹 (2019年9月9日). “世界のメタルから ~いまこそBABYMETALを聴いてほしい!神バンド編~”. サウンドハウス STAFF BLOG. 株式会社サウンドハウス. 2019年9月14日閲覧。
- ^ “JAM Project 15th Anniversary Premium LIVE THE STRONGER'S PARTY”. Web Rock Magazine BEEAST. 株式会社ビーストミュージック (2016年3月18日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ “大盛りレポ!ロック増量 Vol.16 HIROSHI KITADANI 20th Anniversary Live “SCORE” ~Sing my soul~”. Web Rock Magazine BEEAST. 株式会社ビーストミュージック (2014年12月24日). 2015年7月15日閲覧。
- ^ “緒方恵美2年ぶりライブハウスツアー「ダンガン☆スマイル☆ツアー」”. あにまっぷ. 株式会社サイドランチ (2010年12月7日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ “森久保祥太郎 LIVE TOUR 2014 心・裸・晩・唱 〜PHASE4〜”. Marshall Blog (2014年7月22日). 2015年7月15日閲覧。
- ^ “遠藤正明、8月に生誕祭<ENSON祭> 開催決定”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2016年4月7日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “【PHOTOレポ】Prico with DEARDROPS LivesVer02~『Grim Courage』リリース記念ライブ東京公演~”. Web Rock Magazine BEEAST. 株式会社ビーストミュージック (2015年2月14日). 2015年7月15日閲覧。
- ^ 高橋智樹 (2014年9月14日). “BABYMETAL@幕張メッセ イベントホール│邦楽ライヴレポート”. rockin'on.com. 株式会社ロッキング・オン. 2019年9月14日閲覧。
- ^ 小池宏和 (2013年8月17日). “吉川晃司 @ 日本武道館2013.08.18 邦楽ライブレポート”. rockin'on.com. 株式会社ロッキング・オン. 2019年9月14日閲覧。
- ^ “GIRLS' FACTORY 15 (2015.08.04) SCRIPT”. フジテレビNEXT. 株式会社フジテレビジョン. 2019年9月14日閲覧。
- ^ “転校少女*、本日のBLITZ赤坂ワンマンで渚まお卒業+令和初の全国ツアー開催を発表”. Pop'n'Roll (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2019年4月30日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “五五七二三二〇 菅野よう子/KenKen/青山英樹ら迎えた第2弾MV100万再生突破”. Billboard JAPAN (株式会社阪神コンテンツリンク). (2015年10月16日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “ももクロ 3rd & 4thアルバムに三柴理&青山英樹がミュージシャン参加”. ドワンゴジェイピーnews (株式会社ドワンゴ). (2016年1月16日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “AKINO with bless4、新曲MVに豪華演奏陣も”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年9月15日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “和楽器バンド・鈴華ゆう子、ソロ初MV公開 Leda・青山英樹ら演奏参加”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2016年11月4日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “7人組アイドルQ-pitch、全曲たむらぱん提供の1stアルバム発売”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年6月13日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “「ディバインゲート零」テーマ曲で豪華コラボ「バンドメンバーすごいですねw」”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年10月11日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “FEST VAINQUEUR、2/14リリースの『GENERATION 2 ~7Colors~』よりPABLO(Pay money To my Pain)プロデュース「SHADOW」MVスポット公開!”. 激ロック (激ロックエンタテインメント株式会社). (2018年1月5日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “つばきファクトリー「可能性のコンチェルト」楽器レコーディング”. アプカミ公式YouTubeチャンネル. 株式会社アップフロントプロモーション (2018年11月21日). 2019年9月14日閲覧。
- ^ “Former ALICE COOPER Guitarist KANE ROBERTS: Listen To New Solo Song 'Forever Out Of Place'” (英語). Blabbermouth.net. (2018年11月8日) 2019年9月14日閲覧。
- ^ “Little Black Dress、ミュージックビデオ「双六」公開”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2019年5月1日) 2019年9月14日閲覧。