コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

須賀晃一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

須賀 晃一(すが こういち、1954年6月 - )は、日本経済学者早稲田大学政治経済学術院教授。早稲田大学政治経済学部長を経て、学校法人早稲田大学副総長。

人物

[編集]

大分県中津市出身。実家は洋服[1][2]。1977年一橋大学経済学部卒業[3]、1982年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学[3]。指導教官は時子山和彦教授(時子山常三郎第9代早稲田大学総長の長男)[4]。その後、鈴村興太郎による助手試験に落ちたが、鈴村ゼミナールに参加し師事した[2]

1984年亜細亜大学経済学部専任講師[5]。同助教授[3]福岡大学経済学部助教授、同教授を経て[5]、2000年から早稲田大学政治経済学部教授[3]

2014年早稲田大学政治経済学術院長・政治経済学部長[6]。2018年学校法人早稲田大学副総長[7]学校法人早稲田大阪学園理事長[8]早稲田大学出版部代表取締役社長。2019年早稲田大学大学総合研究センター所長[9]。2020年早稲田摂陵中学校・高等学校校長、大阪私立学校保健会会長[10]

専門は厚生経済学で、社会選択理論における権利の研究、所有権制度の経済分析等の研究を行う。1998年には論文"Economic Analysis of Justice"により、一橋大学から博士(経済学)の学位を取得[3][11]。審査員は鈴村興太郎武隈慎一蓼沼宏一[12]

著書

[編集]

編著

[編集]

訳書

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 「著者略歴」『ミクロ経済学基礎と演習』
  2. ^ a b 須賀晃一先生わせいろ2020年10月17日
  3. ^ a b c d e 「教授 須賀晃一」早稲田大学
  4. ^ 「昭和57年度 学位授与・単位修得論文一覧」一橋大学
  5. ^ a b 須賀 晃一 すが こういち 早稲田大学・副総長 プログラム責任者早稲田大学
  6. ^ 学術院長、素顔のメッセージ (新学術院体制発足) 早稲田ウィークリー 2014年10月27日
  7. ^ 副総長、常任理事、理事および監事 学校法人早稲田大学 2018年11月9日
  8. ^ 平成 30年度 学園事業報告 ( 第 58 期 ) 学校法人早稲田大阪学園
  9. ^ ひと須賀晃一さん=「早稲田新書」を創刊した早大出版部社長毎日新聞 2021/2/9
  10. ^ 「大阪私立学校保健会の歩み」大阪私立学校保健会
  11. ^ 一橋大学 , 博士 (経済学) , 乙第190号 , 1998-01-21
  12. ^ 「学位授与者(須賀晃一・近見正彦・清水啓典)」一橋論叢
先代
永田良
早稲田大学大学院経済学研究科長
2010年 - 2014年
次代
船木由喜彦
先代
佐藤正志
早稲田大学政治経済学術院長
2014年 - 2018年
次代
川岸令和
先代
奥島孝康
早稲田大阪学園理事長
2018年 -
次代
(現職)