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飛山城跡停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
飛山城跡停留場
南側から見た停留場全景(2023年11月)
とびやまじょうあと
Tobiyama Castle Site
(アキモ前)
08 平石中央小学校前 (1.9 km)
(1.3 km) 清陵高校前 10
地図
所在地 栃木県宇都宮市竹下町
北緯36度32分54.16秒 東経139度57分48.44秒 / 北緯36.5483778度 東経139.9634556度 / 36.5483778; 139.9634556座標: 北緯36度32分54.16秒 東経139度57分48.44秒 / 北緯36.5483778度 東経139.9634556度 / 36.5483778; 139.9634556
駅番号 09
所属事業者 宇都宮ライトレール
所属路線 宇都宮芳賀ライトレール線
キロ程 6.1[1] km(宇都宮駅東口起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線[2]
開業年月日 2023年令和5年)8月26日[3][4]
備考 無人駅
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飛山城跡停留場(とびやまじょうあとていりゅうじょう[5])は、栃木県宇都宮市竹下町にある宇都宮ライトレール宇都宮芳賀ライトレール線の停留場。

概要

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路面電車では珍しい高架駅で、鬼怒川橋梁 - 清陵高校前停留場間の「竹下高架橋」の上にある。仮称は「下竹下」であった[6]

石井町に本社を置く漬物製造会社の株式会社アキモ[7]が副停留場名称の命名権を購入し、「アキモ前」の副停留場名称を付与している[8]

毎年8月に開催される「うつのみや花火大会」のメイン会場である柳田緑地(約2km北、徒歩30分)の最寄り駅であり、多くの花火客の利用がある。通常は当駅始発の列車設定はないが、花火大会開催時には当駅始発の臨時列車が設定される[9]。なお、当停留場には折り返し設備がないため、始発列車運転時は折り返し設備を有するグリーンスタジアム前停留場もしくは平石停留場から当停留場まで回送されて運転される[10]

歴史

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停留場構造

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相対式ホーム2面2線で、芳賀・高根沢工業団地方面のプラットホームと宇都宮駅東口方面のプラットホームを向かい合わせで配置している[2]。プラットホームは地上からおよそ4メートルほど高い場所にあり、階段またはスロープを登る必要がある[14]

停留場前には交通広場とロータリー、多目的トイレ、利用者用の無料駐車場37台分と送迎車用駐車場8台分が整備されている[11]。駅前広場に地域内交通「清南スマイル号」が乗り入れる[14]


のりば

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プラットホーム(2023年11月、電車の往来のない時間に構内踏切上より撮影)
番線 路線 方向 行先
1 ライトライン[15] 下り 芳賀・高根沢工業団地方面
2 上り 宇都宮駅東口方面

利用状況

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  • 2024年2月時点での1日平均乗降人員は平日約300人・休日約400人である[16]
  • 2024年(令和6年)11月第2週の1日平均乗降人員は平日約400人・休日約410人である[17]

停留場周辺

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田畑が広がるが、民家が点在する。少し離れた西側を鬼怒川が流れており、LRT専用の鉄道橋が架けられている。城跡公園・特別養護老人ホームやぶどう園は北側、保育園・自動車学校は南側にある。国道は停留場から少し離れた東側と南側を通る。

開業前の様子

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隣の停留場

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宇都宮ライトレール
宇都宮芳賀ライトレール線
快速(平日朝下りのみ運転)
通過
各停
平石中央小学校前停留場 (08) - 飛山城跡停留場 (09) - 清陵高校前停留場 (10)

脚注

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  1. ^ 普通旅客運賃三角表”. 宇都宮ライトレール株式会社 (2023年8月25日). 2023年8月30日閲覧。
  2. ^ a b 優先整備区間平面図”. 宇都宮市公式webサイト (2022年1月19日). 2022年1月21日閲覧。
  3. ^ a b 芳賀・宇都宮LRTの開業日が決定しました”. 宇都宮市 (2023年6月2日). 2023年6月2日閲覧。
  4. ^ a b “LRT8月26日開業 宇都宮市と芳賀町、近く運輸開始認可手続きへ”. 下野新聞. (2023年5月31日). https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/744780 2023年5月31日閲覧。 
  5. ^ 名称決定に関する取り組みについて 参考資料” (PDF). 宇都宮市. 2022年11月28日閲覧。「清原地区」の投票告知ビラ(10ページ目)に「とびやまじょうあと」のふりがなが振られている。
  6. ^ a b 芳賀・宇都宮LRT停留場名称の決定について” (PDF). 宇都宮市. 2021年9月18日閲覧。
  7. ^ 株式会社アキモ
  8. ^ LRT副停留場名称ネーミングライツ”. 宇都宮市 (2023年2月21日). 2023年2月21日閲覧。
  9. ^ 系統別時刻表-24年8月10日-一日限定-臨時ダイヤ.pdf”. 2024年8月2日閲覧。
  10. ^ “宇都宮LRT、花火大会で臨時電車 『激レア』快速も”. 日本経済新聞朝刊. (2024年8月10日) 
  11. ^ a b ライトライン沿線に駐車場を増設しました!” (PDF). MOVENEXT うつのみや (2023年11月24日). 2024年8月16日閲覧。
  12. ^ “LRTの2停留場にトイレ新設 宇都宮市『24年度上半期の供用開始目指す』”. 下野新聞. (2024年3月7日). https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/865199 2023年4月27日閲覧。 
  13. ^ ライトライン沿線に多目的トイレを設置し、供用開始しました!” (PDF). MOVENEXT うつのみや (2023年7月29日). 2024年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 宇都宮市のLRT事業について(清原地区説明会資料)”. 宇都宮市. 宇都宮市建設部LRT推進室 (2016年8月5日). 2016年10月5日閲覧。
  15. ^ “LRTの愛称「ライトライン」に統一へ 車両、路線、運行会社で呼称ばらばら 宇都宮市、芳賀町などと協議意向” (日本語). 下野新聞. (2023年9月14日). https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/790091 2023年9月15日閲覧。 
  16. ^ 開業半年間のご利用状況について | 宇都宮ライトレール”. www.miyarail.co.jp. 2024年3月23日閲覧。
  17. ^ 停留場ごとの乗降客数の推移を公表します (対1月比)”. 宇都宮ライトレール (2024年12月6日). 2024年12月16日閲覧。
  18. ^ アクセス”. とびやま歴史体験館. 2023年10月12日閲覧。
  19. ^ [https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/886147 国史跡の飛山城跡がアクセス向上へ LRT停留場から無料送迎を宇都宮市が実証実験] 下野新聞SOON(2024年4月24日、2024年4月27日閲覧)
  20. ^ 栃木県教育委員会: “十九夜様(じゅうくやさま)” (PDF). とちぎの慣習・ことば集 〜のこしていきたい つたえていきたい慣習 とちぎ人の想い〜. 栃木県. p. 17. 2023年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月11日閲覧。
  21. ^ 岡田ぶどう園 岡田貴志さん”. 農産直売所 みんなの【あぜみち】オフィシャルサイト. TSUNA-GARU-TOCHIGI vol.74. 農産直売所あぜみち. 2022年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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