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駐日欧州連合代表部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
駐日欧州連合代表部
Delegation of the European Union to Japan
「ヨーロッパハウス」(欧州の家)
所在地日本の旗 日本東京都
住所東京都港区南麻布4-6-28
座標座標: 北緯35度38分59.6秒 東経139度43分37.6秒 / 北緯35.649889度 東経139.727111度 / 35.649889; 139.727111
開設1974年(EC代表部)
2009年(EU代表部)
移転2011年
大使ジャン=エリック・パケドイツ語版
ウェブサイトeeas.europa.eu/delegations/japan_ja
日・オーストリア両国にルーツを持つヨーロッパ統合の先駆者リヒャルト "栄次郎" クーデンホーフ=カレルギー伯爵。彼の甥で画家のミヒャエルの油絵が館内の大広間に展示され、「クーデンホーフ=カレルギーの間」と命名された[1]

駐日欧州連合代表部(ちゅうにちおうしゅうれんごうだいひょうぶ、フランス語: Délégation de l'Union européenne au Japon, 英語: Delegation of the European Union to Japan)は、日本における欧州連合(EU)の大使館。この機関はEU代表の外交使節団として、EUと日本の包括的な協力関係を深化しEUの意義を高めることを任務とする。

沿革

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1974年7月、前身機関の「駐日欧州共同体委員会代表部」(駐日EC委員会代表部)が東京都千代田区に設立される[2]

1990年7月、「駐日EC委員会代表部」の第5代代表の新任にあたって信任状捧呈式が執り行われ、以後、日本政府は駐日EC委員会の代表者を「大使」として遇することとなる[2]

1993年マーストリヒト条約により名称を「駐日欧州委員会代表部」に変更する[2]

2009年リスボン条約による欧州共同体(EC)消滅と欧州連合(EU)への移行とともに代表部の権限は拡大し、名称を「駐日欧州連合代表部」(駐日EU代表部)に変更[2]欧州対外行動局(欧州対外行動庁)管轄機関となる[2]

2011年8月、駐日欧州連合代表部は、港区南麻布に建築された「ヨーロッパハウス」と呼ばれる建物に、千代田区より移転した[2]

署名
発効
条約
1948年
1948年
ブリュッセル
1951年
1952年
パリ
1954年
1955年
パリ協定
1957年
1958年
ローマ
1965年
1967年
統合
1986年
1987年
単一議定書
1992年
1993年
マーストリヒト
1997年
1999年
アムステルダム
2001年
2003年
ニース
2007年
2009年
リスボン
                   
欧州諸共同体 (EC) 欧州連合 (EU) 3つの柱構造
欧州原子力共同体
I

I
欧州石炭鉄鋼共同体 (ECSC) 2002年に失効・共同体消滅 欧州連合
(EU)
    欧州経済共同体 (EEC) 欧州共同体 (EC)
     
III
司法・内務
協力
  警察・刑事司法協力
欧州政治協力 共通外交・安全保障政策
II
(組織未設立) 西欧同盟    
(2010年に条約の効力停止)
                   

組織

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  • 大使室
  • 政治部
  • 広報部
  • 科学・イノベーション・デジタル・その他EU政策部
  • 通商部
  • 総務部

代表

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著名な在勤者

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脚注

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  1. ^ ヨーロッパハウスを彩るアートたち - 駐日EU代表部公式ウェブマガジン『EU MAG』
  2. ^ a b c d e f 駐日EU代表部開設40周年 - 駐日EU代表部公式ウェブマガジン『EU MAG』
  3. ^ 駐日各国大使リスト | 外務省

関連項目

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外部リンク

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