駱恵寧
駱恵寧 骆惠宁 | |
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駱恵寧、2012年。 | |
生年月日 | 1954年10月(70歳) |
出生地 | 中国 安徽省当塗県 |
出身校 |
中国人民大学 中国科学技術大学 安徽大学 |
所属政党 | 中国共産党 |
在任期間 | 2020年2月13日 - 2023年1月14日 |
在任期間 | 2020年1月4日 - 2023年1月14日 |
在任期間 | 2020年1月4日 - 2023年1月 |
第13回全国人民代表大会財政経済委員会副主任委員 | |
在任期間 | 2019年12月28日 - |
在任期間 | 2017年1月 - 2020年1月 |
その他の職歴 | |
中国共産党山西省委員会書記 (2016年6月30日 - 2019年11月30日) | |
青海省人民代表大会常務委員会主任 (2013年4月28日 - 2017年1月20日) | |
中国共産党青海省委員会書記 (2013年3月19日 - 2016年6月29日) | |
青海省人民政府省長 (2010年1月30日 - 2013年3月28日) | |
中国共産党青海省委員会専職副書記 (2003年4月 - 2010年1月) |
駱惠寧 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 駱惠寧 |
簡体字: | 骆惠宁 |
拼音: | Luò Huìníng |
和名表記: | らく けいねい |
駱 恵寧(らく けいねい、1954年10月5日 - )は、中華人民共和国の官僚、政治家。安徽省当塗県出身。中央政府駐香港連絡弁公室主任、国務院香港マカオ事務弁公室副主任、中国共産党中央香港工作委員会書記、全国人民代表大会財政経済委員会副主任委員、香港特別行政区政府国家安全事務顧問を務めた。
経歴
[編集]1954年10月、安徽省当塗県で生まれる。文化大革命中期の1970年9月より安徽省馬鞍山市の慈湖公社で知識青年として労働に従事。1971年10月に安徽省馬鞍山鋼鉄公司の第二製鉄所に入って労働者になった。1982年に安徽大学経済系政治経済学科を卒業後、同年、安徽省人民政府弁公庁に入庁。以後、安徽省対外経済貿易委員会引進処副処長、技術輸出入処副処長、処長、安徽省対外経済貿易委員会副主任、安徽省対外経済貿易庁副庁長、党組副書記、安徽省人民政府副秘書長、安徽省人民政府弁公庁主任を歴任した。1999年10月、駱恵寧は中国共産党安徽省委員会宣伝部部長となり、同年12月に中国共産党安徽省委員会常務委員に昇進し、副部級を昇格させた。
2003年4月、党務に転じて青海省に赴任し、青海省党委副書記に就任した。翌年12月には同省党校校長を兼任。次いで2004年12月、遼寧省党委書記に転じた。2010年1月12日、青海省第11期人民代表大会常務委員会第13回会議で、駱恵寧を青海省副省長、代理省長に任命することを決定しました[1]。2013年3月19日、青海省党委書記に昇格。青海省第12回人民代表大会第2回会議で、駱恵寧は青海省人民代表大会常務委員会主任で、郝鵬は青海省省長に選ばれました[2]。
2016年6月29日、王儒林の後任として、山西省党委書記に任命された。翌年1月、同省人大常委会主任を兼務[3]。2017年10月、第19回党大会で党中央委員に選出される。2019年11月30日、駱恵寧は年齢問題で山西省党委書記を退任した。12月28日、第13回全国人民代表大会常務委員会第15回会議は、駱恵寧を第13回全国人民代表大会財政経済委員会副主任委員に任命した。
2020年1月4日、王志民の後任として、中央政府駐香港連絡弁公室主任に任命された[4]。翌月13日、国務院香港マカオ事務弁公室副主任を兼務。同年7月3日より、中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法の成立に伴い香港特別行政区政府の国家安全事務顧問を兼務[5]。8月7日、香港国家安全維持法の施行に関与する人物として、アメリカ財務省による「米国内資産凍結、米国人との取引禁止」の制裁対象に指定された[6]。2023年1月14日、後任の駐香港連絡弁公室主任に鄭雁雄を起用することが発表された[7]。
著書
[編集]- 「総合の制度革新 農村税金改革の道」、駱惠寧著、北京、人民出版社、2004年7月、ISBN 7010042977
- 「安徽両個転換決策縦論」、駱恵寧編、合肥、安徽人民出版社、1997年7月、ISBN 7-212-01431-1
- 「皖台往来史略」、駱恵寧編、福州、海風出版社、2002年9月、ISBN 7-80597-410-1
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ 郅振璞; 陳沸宇 (2010年1月12日). “骆惠宁任青海省代理省长 宋秀岩因工作调动辞去青海省省长职务” (中国語). 人民網 2020年6月8日閲覧。
- ^ 石蘭蘭 (2013年10月28日). “骆惠宁任青海省人大主任 郝鹏任省长(图简历)” (中国語). ce.cn 2020年6月8日閲覧。
- ^ “骆惠宁当选山西省人大常委会主任,楼阳生当选山西省省长” (中国語). 搜狐. (2018年1月31日) 2020年6月8日閲覧。
- ^ “重磅!骆惠宁任香港中联办主任,免去王志民职务” (中国語). 新浪. (2020年1月4日) 2020年6月8日閲覧。
- ^ 「中国、香港の国家安全機関トップに鄭氏 広東省で農民デモ対応も」『産経新聞』2020年7月3日。2020年8月7日閲覧。
- ^ “米財務省、香港の林鄭月娥行政長官ら11人に制裁 自治侵害などで”. Newsweek日本版 (2020年8月8日). 2020年8月9日閲覧。
- ^ “香港出先トップに鄭氏”. 産経新聞. (2023年1月14日) 2023年1月15日閲覧。
官職 | ||
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先代 張平 |
安徽省人民政府秘書長 1997年1月-1998年2月 |
次代 田維謙 |
先代 宋秀岩 |
青海省人民政府省長 2010年1月-2013年3月 |
次代 郝鵬 |
先代 王志民 |
中央政府駐香港連絡弁公室主任 2020年1月-2023年1月 |
次代 駱恵寧 |
党職 | ||
先代 胡継鐸 |
中国共産党安徽省巣湖地区委員会書記 1998年12月-1999年10月 |
次代 周光全 |
先代 王明方 |
中国共産党安徽省委員会宣伝部部長 1999年10月-2003年4月 |
次代 臧世凱 |
先代 劉偉平 |
中国共産党青海省委員会専職副書記 2003年4月-2010年1月 |
次代 王建軍 |
先代 強衛 |
中国共産党青海省委員会書記 2013年3月-2016年6月 |
次代 王国生 |
先代 王儒林 |
中国共産党山西省委員会副書記 2016年6月-2019年11月 |
次代 婁陽生 |
先代 王志民 |
中国共産党中央香港工作委員会書記 2020年1月- |
現職 |
議会 | ||
先代 王儒林 |
山西省人民代表大会常務委員会主任 2017年1月-2020年1月 |
次代 楼陽生 |
先代 強衛 |
青海省人民代表大会常務委員会主任 2013年4月-2017年1月 |
次代 王国生 |