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髑髏砦の血闘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
髑髏砦の血闘
Il figlio del corsaro rosso
監督 プリモ・ツェリオ英語版
脚本 フェデ・アルノー
アルベルト・リベラティ
プリモ・ツェリオ
製作 ルイジ・カルペンティエリ英語版
エルマンノ・ドナーティ英語版
出演者 レックス・バーカー
シルビア・ロペス英語版
ビラ・シレンティ英語版
音楽 ロマン・ヴラド
撮影 カルロ・カルリーニ
編集 ロバート・チンクイニ英語版
製作会社 アテナ・シネマトグラフィカ
ドナーティ・フィルム
公開 イタリアの旗 1959年6月25日
上映時間 96分
製作国 イタリアの旗
言語 イタリア語
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髑髏砦の血闘』 (どくろとりでのけっとう、イタリア語: Il figlio del corsaro rosso) は、1959年に公開されたイタリアの歴史アドベンチャー映画。脚本、監督プリモ・ツェリオ英語版。出演レックス・バーカーシルビア・ロペス英語版ビラ・シレンティ英語版。映画はエミリオ・サルガーリの小説『髑髏砦の血闘英語版』を原作としている[1][2]。この小説を原作とした映画は1943年にもある[3]

映画のセットは美術監督マリオ・キアーリ英語版アルフレッド・モントーリ英語版がデザインした。

あらすじ

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イタリアの海賊“海賊赤衣”は、かつてヴァン・ハイスという人物によってパナマ総督モンテリマル侯爵に売られ、死に追いやられる。海賊赤衣の遺児エンリコは、自らが指揮する稲妻号でスペイン大帆船に搭乗していたヴァン・ハイスをとらえる。その際、エンリコらはほかの乗客を丁重に扱った上で解放しており、乗客の一人であるカルメンはエンリコに惚れていた。

ヴァン・ハイスは助命を嘆願する際、海賊赤衣がインディアンの王女との間に女児をもうけていることを告げる。それを知ったエンリコはヴァン・ハイスの案内でマラカイボに行き、異母妹ネアラが侯爵に仕えていることを知る。そこでエンリコは偽名を使って侯爵夫人の主宰する舞踏会に行き、侯爵夫人の義妹がカルメンであることを知る。 一方、侯爵はネアラがダリエン王朝の財宝継承者であることを知るや否や、それを目当てに彼女を誘拐する。 そして、エンリコは部下たちとともに侯爵の本拠地である髑髏砦に殴り込み、ネアラとカルメンを助ける。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
東京12ch
エンリコ レックス・バーカー 小林修
カルメン シルビア・ロペス英語版 此島愛子
メンドーサ サロ・ウルツィ英語版 藤本譲
総督 ルイジ・ヴィスコンティ 滝口順平
バレジョ ロベルト・パオレッティ 北村弘一
ネアラ ビラ・シレンティ英語版  麻上洋子
ミゲル ルチアーノ・マリン英語版 納谷六朗
イザベラ ニエッタ・ゾッチ 島美弥子
サセボ アントニオ・クラスト 加茂喜久
パキータ ヴィッキー・ラゴス英語版 若松雅子
アルフォンソ ティツィアノ・コルティーニ 徳丸完
ガレー船長 ジャンニ・ソラロ 加藤修
ヴァンヘイス ジョルジオ・コンスタンティニ 立壁和也
ジュアン ジィエゴ・ミケロッティ 村松康雄
ヴェラ 広瀬正志
ルシン 上田敏也
チェスレスティナ尼 中島喜美栄
院長   鈴木れい子
青木明子
黒人娘 落合美穂
パンチョ 国坂伸
演出 高桑慎一郎
翻訳 大野隆一
効果 南部満治/大橋勝次
調整 遠矢征男
制作 ニュージャパンフィルム
解説 南俊子
初回放送 1973年8月4日
木曜洋画劇場
21:00-23:00

脚注

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  1. ^ Roberto Chiti; Roberto Poppi; Enrico Lancia. Dizionario del cinema italiano: I film. Gremese, 1991. ISBN 8876055487 
  2. ^ Vito Attolini (1993). Immagini del Medioevo nel cinema. Dedalo, 1993. ISBN 8822050282 
  3. ^ Goble p.405