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高山登

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高山 登
生誕 (1944-06-29) 1944年6月29日
日本の旗 日本東京都豊島区
死没 2023年1月8日(2023-01-08)(78歳没)
日本の旗 日本宮城県仙台市
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京藝術大学美術学部絵画科
著名な実績 前衛美術
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高山 登(たかやま のぼる、1944年6月29日 - 2023年1月8日)は、日本前衛美術現代美術家

人物

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1944年6月29日東京都豊島区長崎に生まれた。

1960年4月、都立北園高校入学。美術部に入る。

1963年3月、都立北園高校卒業。

1963年4月、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻入学。

1968年3月、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業(山口薫教室)。

1970年3月、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(野見山暁治研究室)。

1972年、日本国へ帰化

1973年1980年創形美術専門学校講師。

1975年1980年東海大学教養部非常勤講師。

1978年1979年、東京藝術大学美術学部非常勤講師。

1981年1991年宮城教育大学教育学部美術教育科助教授。

1985年3月、宮城県芸術選奨(1984年度)。

1990年9月‐1991年7月、文部科学省在外研究員として、ニューヨークに滞在。

1991年2006年、宮城教育大学教育学部美術教育科教授。

1995年3月、宮城県本吉町町制40周年記念式典にて、特別功労の表彰を受ける。

2001年11月、杜の文化会議第6回芸術選奨。

2003年2005年、東京藝術大学美術学部先端藝術表現科の非常勤講師も務める。

2006年5月‐2011年、東京藝術東京藝術大学美術学部先端藝術表現科教授。

2001年円空賞

東京、仙台を中心に活動[1]

2023年1月8日、肺がんのため、死去[2]。78歳没。死没日付で正四位に叙され、瑞宝中綬章を追贈された[3]

略歴

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  • 1944 6月29日池袋に生まれる
  • 1963 東京藝術大学入学
  • 1970 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了
  • 1981-1991 宮城教育大学教育学部美術教育科助教授
  • 1990-1991 6月文部科学省在外研究員(P.S1Museum,international Stujio Artist,N.Y.C)
  • 1991-2006 宮城教育大学教育学部美術教育科教授
  • 2006-2011 東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授

主な展覧会

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  • 1969 個展:椿近代画廊(東京)
  • 1970 個展:田村画廊(東京)

    Space Totsuka ’70 (木、壁、草、土、家、石、空、地、火、空気、水・・・・):戸塚スペース(横浜市戸塚の高山宅=司命堂アパート内)

  • 1971 第10回現代日本美術展「人間と自然」:東京都美術館ほか
  • 1973 第8回パリ国際青年ビエンナーレ:パリ市近代美術館
  • 1979 第15回今日の作家’79展Spacial Identities:横浜市民ギャラリー
  • 1983 第1回「みやぎの5人」展:宮城県美術館
  • 1985 新館開館10周年記念「現代美術の40年」:東京都美術館
  • 1986 モノ派 Part III:鎌倉画廊[4]
  • 1988 白州・夏・フェスティバル’88:山梨県北巨摩郡白州町横手・大坊地区
  • 1989 国営みちのく杜の湖畔公園開園記念「地球讃歌アース・パフォーマンス」地球と演じるアース・アーク:国営みちのく杜の湖畔公園(宮城)
  • 1994 モノ派 Part I:鎌倉画廊[5]
  • 1995 1970年-物質と知覚 もの派と根源を問う作家たち:岐阜県美術館ほか
  • 1997 第2回光州ビエンナーレ「Hybrid & Wood」:光州美術館(韓国)
  • 2000 光州ビエンナーレ2000「人+間 特別展 日韓現代美術の断面」:光州美術館(韓国)

    個展:リアスアーク美術館(宮城)

  • 2001 みちのくアートフェステイバル2001:国営みちのく杜の湖畔公園(宮城県川崎町)
  • 2005 もの派-再考:国立国際美術館(大阪)
  • 2010 高山登展―300本の枕木 呼吸する空間―:宮城県美術館
  • 2011 高山登退官記念「枕木ー白い闇×黒い闇」:東京藝術大学大学美術館
  • 2012 Requiem for the Sun: The Art of Mono-ha:Blum & Poe, Los Angeles; traveled to Gladstone Gallery(ニューヨーク)

    個展:ねずみとり + 地下動物園 + 3.11 -1968年から2012年へ-:鎌倉画廊[6]

  • 2015 MONO-HA:MUDIMA財団本部ビル(ミラノ)、MUDIMA財団主催(ミラノ万博関連行事)
  • 2017 ジャパノラマ:1970年以降の日本のアート:ポンピドー・センター・メッス(パリ)
  • 2018 ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代:国立国際美術館(大阪)
  • 2019 JINGART:GALLERY KOGUREブース(北京)

    ART021:GALLERY KOGUREブース(上海)

  • 2020 個展:GALLERY KOGURE(東京)

    Art Basel Online Viewing Rooms:GALLERY KOGUREブース[7]

脚注

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  1. ^ [1]
  2. ^ 高山登さん死去 現代美術家 - 東京新聞 TOKYO Web 2023年1月11日
  3. ^ 『官報』第916号10・11頁 令和5年2月13日
  4. ^ モノ派 Part III 1986年10月6日–18日
  5. ^ モノ派 Part I 1994年9月12日–26日
  6. ^ ねずみとり + 地下動物園 + 3.11 -1968年から2012年へ- 2012年10月27日–12月22日
  7. ^ [2]

外部リンク

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