高村ゆかり
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日本学術会議より公開された肖像写真 | |
人物情報 | |
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生誕 |
1964年11月27日(60歳) 日本 島根県能義郡広瀬町(現:安来市) |
国籍 | 日本 |
出身校 |
京都大学法学部卒業 一橋大学大学院法学研究科修士課程修了 |
学問 | |
学派 | 法学 |
研究分野 | 地球温暖化 |
研究機関 | 東京大学未来ビジョン研究センター |
学会 | 日本学術会議(副会長) |
高村 ゆかり(たかむら ゆかり、1964年〈昭和39年〉11月27日 - )は、日本の法学者。
専門は、国際法・環境法。学位は、修士(法学)(一橋大学)[1]。東京大学未来ビジョン研究センター教授。女性初の環境省中央環境審議会会長、第25期日本学術会議副会長。
人物
[編集]島根県安来市(旧:能義郡広瀬町)出身。大谷良雄ゼミ出身[2][3]。環境大臣表彰受賞。研究分野は、地球温暖化に関する国際法・政策、環境リスクと予防原則、環境条約の遵守手続・制度など国際環境法に関する諸問題。
経歴
[編集]略歴は以下の通り[4]。
- 1983年島根県立松江北高等学校卒業 3月 -
- 1989年京都大学法学部卒業 3月 -
- 1992年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了 3月 -
- 1993年 - 1995年 パリ第2大学第三(大学院)課程及び国際高等問題研究所留学[5]
- 1997年博士課程単位修得退学 3月 - 一橋大学大学院法学研究科
- 1998年静岡大学人文学部法学科助教授 4月 -
- 2000年 - 2001年 ロンドン大学客員研究員[5]
- 2004年龍谷大学法学部助教授 4月 -
- 2006年教授 4月 - 龍谷大学法学部
- 2011年名古屋大学大学院環境学研究科教授 4月 -
- 2018年 6月 - 環境保全功労者表彰(環境大臣表彰)
- 2018年10月 - 東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構教授
- 2019年東京大学未来ビジョン研究センター教授 4月 -
- 2020年10月 - 第25期日本学術会議副会長[6]
- 2021年環境省中央環境審議会会長(女性初)[7] 2月 -
社会的活動
[編集]- 環境省中央環境審議会委員
- 国土交通省国土審議会委員[8]
- 経済産業省調達価格等算定委員会委員
- 資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会新エネルギー分科会新エネルギー小委員会委員
- 国土交通省社会資本整備審議会環境部会委員
- 大阪市環境審議会委員
- 国立研究開発法人森林総合研究所REDD研究開発センター運営委員会メンバー
- 国立研究開発法人科学技術振興機構環境・エネルギー分野(環境領域)研究主幹・審査委員
- 文部科学省科学技術・学術審議会環境エネルギー科学技術委員会主査[5]
- 電力広域的運営推進機関評議員
- パリ協定長期成長戦略懇談会構成員[5]
- 気候変動対策推進のための有識者会議構成員[9]
- アジア開発銀行気候変動と持続可能な発展に関する諮問グループ委員[5]
学会活動
[編集]著作
[編集]編書
[編集]- (亀山康子と共編)『京都議定書の国際制度』(信山社出版、2002年)
- (亀山康子と共編)『地球温暖化交渉の行方 - 京都議定書第1約束期間後の国際制度設計を展望して』(大学図書、2005年)
- (竹内恒夫・溝口常俊・川田稔と共編)『社会環境学の世界』(日本評論社、2010年)
- (亀山康子と共編)『気候変動と国際協調 - 京都議定書と多国間協調の行方』(慈学社、2011年)
- (新澤秀則と共編)『気候変動政策のダイナミズム』(岩波書店、2015年)
訳書
[編集]脚注
[編集]- ^ 高村ゆかり 東京大学 2022年4月閲覧
- ^ 中西優美子 「法学叢書 EU法」一橋大学
- ^ [1]EUSI - EU Studies Institute in Tokyo
- ^ 大学院教員紹介 名古屋大学大学院環境学研究科
- ^ a b c d e 高村 ゆかり (たかむら ゆかり) 東京大学 未来ビジョン研究センター 教授日本気候リーダーズ・パートナーシップ
- ^ 日本学術会議第25期副会長が選出されました。(令和2年10月2日)日本学術会議
- ^ 【時の人】高村ゆかりさん~中央環境審議会初の女性会長 山梨日日新聞
- ^ [2]国土交通省委員(2023/6/14 時点)
- ^ 気候変動対策推進のための有識者会議の設置について内閣官房
- ^ 第24期日本学術会議会員日本学術会議
外部リンク
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