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高橋厚子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たかはし あつこ
高橋 厚子
本名 高橋 厚子
生年月日 (1949-11-29) 1949年11月29日(74歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
身長 161 cm[1]
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
主な作品
テレビドラマ
アテンションプリーズ
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高橋 厚子たかはし あつこ[2][3]1949年11月29日[出典 1] - )は、日本の元女優。本名同じ[5]

東京都出身[出典 2]

人物

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1964年劇団ひまわりに入団[出典 3]。入団のきっかけは友人に誘われたためであった[8][7]

1966年、東宝芸能学校に入り、第6期オール東宝ニュータレントとして東宝と契約[出典 4]。同期には、小林夕岐子宮内恵子ひし美ゆり子、若原啓子らがいる[8][7]

東宝入社後は、『あこがれ』(1966年)でデビュー[2]後、『伊豆の踊子』(1967年)、『育ちざかり』(1967年)などの映画に出演する[出典 5]

1969年、『育ちざかり』で内藤洋子の友人、『日本一の断絶男』でなべおさみの相手役を演じて川崎市民映画コンクールで新人賞を受賞[9]。1970年の紹介記事では、川崎市民映画コンクールで受賞したことについて「嬉しくて励みになる」と語る一方、「正直に言えば活躍不足だったので、今年は映画で主役を演じたい」と述べている[9]

東宝の1970年のホープとして『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』のヒロイン・星野アヤ子役に抜擢される[10][注釈 1]

1970年テレビドラマアテンションプリーズ』で、紀比呂子演じる主人公の同期生・広村綾子役でレギュラー出演。当時の紹介記事では、東宝が内藤洋子や酒井和歌子に続いて売り出す方針としていた[5]

『伊豆の踊子』『育ちざかり』『アテンションプリーズ』のいずれも主人公の友人役であった[1]

趣味は、スケート編み物[5]。目標とする女優として、浅丘ルリ子大空眞弓を挙げている[5]。また、土屋嘉男久保明佐原健二らの出演作品でもある映画『マタンゴ』を中学生当時に鑑賞していたことから、後年の『決戦!南海の大怪獣』では土屋らと共演できたことに感激したという[8][7]

その後、結婚を機に引退[8][7]

出演

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映画

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テレビドラマ

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  • これが青春だ 第29話「おかしな十七才」(1967年、日本テレビ)
  • パパ長生きしてねッ!(1967年、TBS)
  • でっかい青春(1968年、日本テレビ)第15話「初恋試験」 - 鶴田久子
  • 進め!青春(1968年、日本テレビ) - 女生徒・早苗
  • 東京バイパス指令 第40話「殺しの相手は二億円」(1969年、日本テレビ)
  • 右門捕物帖 第9話「九番手柄 浮世絵三人娘」(1969年、日本テレビ)
  • アテンションプリーズ(1970年 ‐ 1971年、TBS) - 広村綾子
  • めぐり逢い 第6回、第7回(1970年、日本テレビ) - 谷恵子
  • 人形佐七捕物帳 第25話「怪奇・鬼娘」(1971年、NET) - お仲

脚注

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注釈

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  1. ^ 当初は高橋紀子が演じる予定だった[1]。詳細は高橋紀子の記事を参照。
  2. ^ a b c d ノンクレジット。
  3. ^ 看護婦は出演シーンカット[8]
  4. ^ 出演シーンカット。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 東宝特撮女優大全集 2014, p. 123, 文・馬飼野元宏「高橋厚子」
  2. ^ a b c d e f 東宝特撮映画全史 1983, p. 531, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  3. ^ a b ゴジラ大百科 1993, p. 123, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  4. ^ 「東宝スター名鑑 高橋厚子」『東宝映画』1969年10月号、30頁。
  5. ^ a b c d e f g h i 『福島民報』1970年8月9日付朝刊、9面。
  6. ^ a b c 野村宏平、冬門稔弐「11月29日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、338頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  7. ^ a b c d e f g 東宝チャンピオンまつりパーフェクション 2014, pp. 68–69, 「東宝チャンピオンまつりキャストインタビュー02 高橋厚子」
  8. ^ a b c d e 東宝特撮女優大全集 2014, pp. 167–169, 聞き手・構成 編集部「高橋厚子インタビュー」
  9. ^ a b c d 『福島民報』1970年1月14日付朝刊、8面。
  10. ^ 「怪獣来る!厚ちゃん危し 有川貞昌・高橋厚子対談」『東宝映画』1970年3月号、8-9頁。

出典(リンク)

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参考文献

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外部リンク

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