高橋厚子
たかはし あつこ 高橋 厚子 | |
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本名 | 高橋 厚子 |
生年月日 | 1949年11月29日(74歳) |
出生地 | 日本・東京都 |
身長 | 161 cm[1] |
職業 | 女優 |
ジャンル | 映画・テレビドラマ |
主な作品 | |
テレビドラマ 『アテンションプリーズ』 |
人物
[編集]1964年、劇団ひまわりに入団[出典 3]。入団のきっかけは友人に誘われたためであった[8][7]。
1966年、東宝芸能学校に入り、第6期オール東宝ニュータレントとして東宝と契約[出典 4]。同期には、小林夕岐子、宮内恵子、ひし美ゆり子、若原啓子らがいる[8][7]。
東宝入社後は、『あこがれ』(1966年)でデビュー[2]後、『伊豆の踊子』(1967年)、『育ちざかり』(1967年)などの映画に出演する[出典 5]。
1969年、『育ちざかり』で内藤洋子の友人、『日本一の断絶男』でなべおさみの相手役を演じて川崎市民映画コンクールで新人賞を受賞[9]。1970年の紹介記事では、川崎市民映画コンクールで受賞したことについて「嬉しくて励みになる」と語る一方、「正直に言えば活躍不足だったので、今年は映画で主役を演じたい」と述べている[9]。
東宝の1970年のホープとして『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』のヒロイン・星野アヤ子役に抜擢される[10][注釈 1]。
1970年のテレビドラマ『アテンションプリーズ』で、紀比呂子演じる主人公の同期生・広村綾子役でレギュラー出演。当時の紹介記事では、東宝が内藤洋子や酒井和歌子に続いて売り出す方針としていた[5]。
『伊豆の踊子』『育ちざかり』『アテンションプリーズ』のいずれも主人公の友人役であった[1]。
趣味は、スケートや編み物[5]。目標とする女優として、浅丘ルリ子や大空眞弓を挙げている[5]。また、土屋嘉男、久保明、佐原健二らの出演作品でもある映画『マタンゴ』を中学生当時に鑑賞していたことから、後年の『決戦!南海の大怪獣』では土屋らと共演できたことに感激したという[8][7]。
出演
[編集]映画
[編集]- フランケンシュタイン対地底怪獣(1965年、東宝) - 看護婦・テレビの女 [2役][注釈 2][注釈 3]
- あこがれ(1966年、東宝) - 陶光堂店員
- お嫁においで(1966年、東宝) - 弓子
- 伊豆の踊子(1967年、東宝) - 百合子
- 若大将シリーズ(東宝)
- 南太平洋の若大将(1967年) - チアリーダー[注釈 2]
- ニュージーランドの若大将(1969年) - 公園の女性[注釈 4]
- でっかい太陽(1967年、東宝) - 女子生徒[注釈 2]
- 育ちざかり(1967年、東宝) - 松村のぞみ
- 日本一シリーズ(東宝)
- 年ごろ(1968年、東宝) - 鈴木民子
- 怪獣総進撃(1968年、東宝) - 白衣の美女B(キラアク星人B[出典 6])
- 燃えろ!青春(1968年、東宝) - 石井昌代
- ザ・タイガース 世界はボクらを待っている(1968年、東宝) - 京子
- 恋にめざめる頃(1969年、東宝) - 弓子
- 二人の恋人(1969年、東宝)- 受付の少女
- 娘ざかり(1969年、東宝)- 重浦秋子
- ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣(1970年、東宝) - 星野アヤ子[2][6]
- 赤頭巾ちゃん気をつけて(1970年、東宝)
- おくさまは18才 新婚教室 (1971年、東宝) - 水川佐知子
テレビドラマ
[編集]- これが青春だ 第29話「おかしな十七才」(1967年、日本テレビ)
- パパ長生きしてねッ!(1967年、TBS)
- でっかい青春(1968年、日本テレビ)第15話「初恋試験」 - 鶴田久子
- 進め!青春(1968年、日本テレビ) - 女生徒・早苗
- 東京バイパス指令 第40話「殺しの相手は二億円」(1969年、日本テレビ)
- 右門捕物帖 第9話「九番手柄 浮世絵三人娘」(1969年、日本テレビ)
- アテンションプリーズ(1970年 ‐ 1971年、TBS) - 広村綾子
- めぐり逢い 第6回、第7回(1970年、日本テレビ) - 谷恵子
- 人形佐七捕物帳 第25話「怪奇・鬼娘」(1971年、NET) - お仲
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h 東宝特撮女優大全集 2014, p. 123, 文・馬飼野元宏「高橋厚子」
- ^ a b c d e f 東宝特撮映画全史 1983, p. 531, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
- ^ a b ゴジラ大百科 1993, p. 123, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
- ^ 「東宝スター名鑑 高橋厚子」『東宝映画』1969年10月号、30頁。
- ^ a b c d e f g h i 『福島民報』1970年8月9日付朝刊、9面。
- ^ a b c 野村宏平、冬門稔弐「11月29日」『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、338頁。ISBN 978-4-8003-1074-3。
- ^ a b c d e f g 東宝チャンピオンまつりパーフェクション 2014, pp. 68–69, 「東宝チャンピオンまつりキャストインタビュー02 高橋厚子」
- ^ a b c d e 東宝特撮女優大全集 2014, pp. 167–169, 聞き手・構成 編集部「高橋厚子インタビュー」
- ^ a b c d 『福島民報』1970年1月14日付朝刊、8面。
- ^ 「怪獣来る!厚ちゃん危し 有川貞昌・高橋厚子対談」『東宝映画』1970年3月号、8-9頁。
出典(リンク)
[編集]参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。
- 別冊映画秘宝編集部 編『〈保存版〉別冊映画秘宝 東宝特撮女優大全集』洋泉社、2014年9月24日。ISBN 978-4-8003-0495-7。
- 電撃ホビーマガジン編集部 編『ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション』KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年11月29日。ISBN 978-4-04-866999-3。
外部リンク
[編集]- 高橋厚子 - 日本映画データベース
- 高橋厚子 - allcinema
- 高橋厚子 - KINENOTE
- 高橋厚子 - 映画.com
- Atsuko Takahashi - IMDb